晴れた

お昼頃の雷雨は凄かったですね・・・思わず昔のグラマンの機銃掃射を思い出しちまいました・・・って、私しゃ戦後10年も経って生まれてますんでグラマンは嘘ですが。

いや、終戦から10年を経た昭和30年に生まれたんですねぇ・・・もはや戦後では無い、と経企庁が宣ったのが昭和31年でしたか？
もはや戦後では無いと言う発言はGNPが戦前を越えたから、ナンて理由であったかと思いますが・・・昔はGDPじゃ無かったんですよね・・・まっ、どうでも良い事ですけど。

いや、昼頃、雨が止んだと思い苺摘みなど始めた途端に機銃掃射が始まった訳でして、私しゃ頭を抱えて防空壕に逃げ込みました。


雨樋を滝のように伝い落ちる雨


グラマンの機銃掃射　たぶん似てるはず！

で、苺なんですけれども、昨日も雨だったために一部痛んじまいまして・・・いや、ちゃんと保護すると言いますか土に触れないようにしないと雑菌で腐っちまうんですね。
そんな訳で本日の収穫は少なかったのであります。


不揃い過ぎる苺たち

いや、豆粒の様な苺は意外と美味いんであります。
で、大きくて立派なのは薄味と言いますか、良く言えば瑞々しい、けど、甘味も酸味も薄い感じであります。
同じ株で育て続けると実は小さく、そして数も減るって言われてるんでランナー伸ばして世代交代しないとダメなんですけど・・・まっ、趣味ですからぁ～と言う事でズボラしてます。


立てば芍薬　座れば牡丹

さて、これはドッチでありましょうか？　まっ、時期からしても芍薬で決まりなんですけれども、今年は咲かせてみました。
いや、昨年までは芽を出して伸びたら切り捨てていた訳です。
その心は・・・近くに植えたサクランボの木の邪魔になるから、でありました。
しかし今年はサクランボの木が伸びて芍薬が邪魔にならなくなったんで咲いてもらった訳です。
美しいなぁ～、と、思いますが、しかし、もうこの手の派手さは遠い存在であります・・・いや、他意は有りませぬ、ょ。

来週は月曜日から出番であります・・・まっ、そうしないと日当が纏まりませんからね。
で、月曜日は土方、で、火曜と水曜は業務命令で九州に出張であります。
社長のお供で九重山（久住山？）へ、荷物担ぎの役目で行く訳であります。
いや、山の話しの時に荷物ならナンボでも背負える、ナンて言っちまったもんですから、社長を背負う羽目になったらドーしましょう？

爪が薄汚れていて風呂に入っても落ちない。
タワシでこすっても爪の隅っこと深い指紋に染み込んだ汚れは抜けない。
関節が太くなったと思う。
とくに右手の中指が凄い。
初めて出逢った手であるが、無骨と言うよりは不格好だ。
つくづく、そしてしみじみと、我は労働者になったんだなとおもふ。

未だ寝ない・・・明日は土曜日、お休みですから、って、昨日も今日も休みでしたが。

宇多田ヒカル イイなっ

本日も雨模様でして仕事は休みであります・・・日雇いなので年俸制のサラリーマン諸氏のようにお休みしても安泰な訳ではなく、休んだら収入は無くなるのが痛いのですが、まっ、騒いだ所で現状は変らず・・・お休みの１日を楽しみましょう。

朝から二杯目のコーヒーに手を出し、ヨーツベで音楽など聴いておりました。
で、偶然出できた宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」などを聴いたら、ナンだか好きになっちまいました。
で、フト思い出したのがお母さんの藤圭子・・・私の中ではちあきなおみ、か、藤圭子か、と言う感じで日本語のブルースの歌い手としてナニな訳ですが、娘の宇多田ヒカルは、ヤッパしその血筋なのかな？　ナンて事を思ったりして・・・まっ、ナンでアレ気に入りました。
「花束を君に」も良いですね。

で、この手の音楽を聴く時には3年前にカンボジアで15000円で買い求めたノキアのスマホを使っているんですが、これ、新しい新品のSONYのスマホと遜色の無い音だと思う訳です。
で、シムフリーのスマホなんですが日本の認可は受けていない機種のためか格安シムを入れても認識しないのとするのがある訳です。
なので家でワイハイ専用機になっているんですが・・・まっ、ドーでも良い事ですね。

いや、メドレーで宇多田ヒカルを聴いてますけど、暗い空の色と相まって重い感じで響きます・・・静かにケツを落ち着けていたい気分に成りました。

才能の有る人って凄いね・・・たまに歌を唄ったら喰って行けるって。

さて、日雇いの土方は雨で仕事にならず・・・暇しております。
しかも、明日は土曜日で次が日曜・・・昨日も休んだんで意図せずに四連休！　収入がぁ・・・。

こんな日は脳味噌も前向き思考にはなり難く、固よりの臍曲りが余計に傾く訳です。
なので脳内妄想的な事は書かない方が良いんですけれども、こんな日に限って意識は妄想を申そうと強く働いちまうのであります。

私しゃ子供の頃貧乏でありました。
どのくらいの貧乏かと言うと、死なない程度に飯が喰えていた、比較的程度の良い貧乏でありましたが、まっ、周囲の子供と比較したら確実に貧しいと子供心に納得していたのは事実であります・・・それって、やっぱし持ち物とか小使いのアレで感じるんですね、ガキの気持ちでも。

で、貧乏の原因はいろいろ有るのかもしれませんが、自分が思うには「火事」でありましょうか？
父ちゃんが栃木の田舎から仙台に出て来てひと勝負しようとしていた矢先に商売道具やら在庫まで全て失った・・・まっ、家に火を着けたのは自分なんですが、火遊びとかでは無く、手の届かない電灯のスイッチに代わって明かりを採ろうとしたロウソクの火が原因でありました・・・まっ、警察の事情聴取の時にはしっかりと白を切って嘘を言いましたけど、もう55年も前の事ですし、父ちゃんも母ちゃんも逝ってしまったんで白状しても良いでしょ。
火事の前日、父ちゃんがクリスマスプレゼントに補助車の付いた自転車を買って来てくれまして、翌日、それが鉄の骨だけになって広くなった庭に佇んでいたのが印象的でありました。
まっ、そこから暫く、そーですねぇ・・・父ちゃんの頑張りが功を奏してそんなに貧しくも無かった少年期だとは思うんですが、しかし、幼少期の貧しかった思いが払拭されずに斜に構えて暮らす癖が身に付いていた訳です。

斜に構えて暮らすと言うのは、裕福と思える人々と相容れない、と言いますか、要するに敵愾心を持つ訳であります。
早い話しが妬ましいので何かでギャフンと言わせてみたい・・・勝てるとすれば喧嘩くらいしか思いつかない訳でして、いわゆる難癖など付けてやっちまう訳であります。
いや、強そうな奴は勘で判るんで勝てそうも無い相手には手を出さない・・・まっ、ナンチャって不良少年なんてのはそんなモンであります。
しかし、根が聖人と言いますか、人を殴るナンて酷い事をすると殴った拳よりも心が痛む事にやがて気が付く訳です。
ナンと申しましょうか、読みが外れて反撃を喰らい3発のヒットに対し5発貰った感じの負け戦の時の方が後味が良いと言いますか、清々しく、やったなぁ～的になると言う不思議に気付いたのであります。
その辺から戦いをスポーツの場に移す事に目覚めてアレコレ始めるんですけれども、まっ、半端者ですから何一つモノには成らず今日に至る訳です。

で、ここから話しは飛躍します、が・・・「暴力的手段」なんですが、自分のガキの頃の思いを突き詰めると、やってる側にも理屈はある訳です。
簡単に言うと・・・ナンで同じ年頃の奴で同じ街にこんなに楽しそうに暮らしてる奴が居るんだ？と思うと、憂さを晴らしたい思いに駆られるんであります。
ナンカ俺、損してる気がすんなぁ～・・・タマンネェなぁ～と、考えるんではなく湧いて来るんであります。
そしてそれは鬱積して行くのであります。
で、溜まれば出る、訳でありまして、バカなガキは精々が街で喧嘩などする程度の事ですが、少し育って世の中の理不尽など考えつくようになると方向性が変わる訳でして、自分は左に傾いた時期が有った訳です。
騙されたと言えばそうなんですが、労働者とか民衆の側と言う・・・要するに巨大な国家権力に立ち向かう姿そのものが格好良く見えただけなんでありまして、ホントの勘違い、一時の気触れであります。
で、その手の思想的な活動も言葉や穏健な行動では屁の突っ張りにもならない事は明白だからか、相手に一泡吹かせたいと思うと暴力に訴えざるを得なくなり、やる訳です。
が、真っ向勝負ではドーにもならないのも確かなんで昔はゲリラ戦、で、今はテロ行為、ですか？
そうやってピンポイントで暴れる事になるんだろうと思う訳です。

と、言う事で、長くなると支離滅裂なのが私の個性なので適当に端折らないとダメなんですが・・・今、自分の暮らし向きには不満が無い訳であります。
アレです・・・仏様の言葉に触れてから他人様と比較して良いとか悪いとかを思い煩ったり羨んだりする気持ちが薄くなったからとも言えますが、年齢的にも欲が無くなり上の高嶺の花を睨むより足下のタンポポなど眺めて気楽に生きる事に目覚めたから・・・だと思うんですが。

で、自分の言葉で今の立場を表現すると、私は「こっち側」の生活者でして、早い話しが「持っている側」な訳であります。
では、反対側はと言いますと「あっち側」と私は評するんですが「持たざる側」な訳であります。
何を持っているのかと言うのは同じ国の国民でも感覚は大きく違うと思うんですが、まずは「自由」でありましょうか？
パスポート一冊で世界中好きに出入り出来る「権利」を有する・・・自由な国の側の日本国民として恩恵を切に感じます。
そして「言論の自由」であります。
私が安倍政権を罵倒しようが、マスコミが偏向報道しようが、こっそりとネットの日陰で、麻生の口曲りは財務省の手先だから・・・ナンて罵詈雑言を私が吐いても日本国ではナンの問題も起きませんので「言論の自由」は有ると確信しています。

で、テロと言うのは持っている側の言葉でありまして、仕掛けている、持っていない側から言えば「闘争」でありましょうか？
経済的な事まで踏み込むと余りに複雑で話しが深くなり過ぎるんで無視するしか無いんですが、世界の経済も色んな意味での自由を享受している側が舵取りをしている訳でして、詳細を言わなくても、ナントなく雰囲気は判りますよね？　と、なる訳です。

と、言う事で、持っている側は今の枠を守りたい・・・握った物は放したく無いのは道理であります。
で、持っていない側は当然欲しいのが当たり前でありましょう。

まっ、だったらコッチ側に来いよと言うのは簡単なんですけれども・・・コレも詳しく書くと深くて暗い川になるので止めますが、端折って言えば、まずは宗教が壁を作り、政治体制も壁を作り、そして何よりもコッチ側の内部でも椅子取りゲームはある訳で、言う程簡単ではない訳です。

と、なると、持っていない側は相手を潰すしか手が無い訳です。
潰せるかどうかは定かでは無い・・・と、言うよりも政治体制をひっくり返せる程の戦いだとテロでは無くて戦争な訳で、だからテロなんですが。

ドーでしょうか？　取り留めも無く書いちまったので支離滅裂ですが、言いたい事は簡単でして、持っている側は持たざる側とは相容れないのが当たり前、で、持っている側は握りしめた手を離したく無いし、持たざる側はこの手に何かを握りたいと欲する・・・これ、個人でも国家でも同じ理屈だと思う訳です。

で、最後に余談、と言いつつコレも核心的な話しなんですが・・・力関係は「こっち側」が圧倒的な訳であります。
経済力は確実に・・・まっ、だからこその「持っている側」ナンですが、戦うための暴力としては、核爆弾や弾頭と言うお手軽な物で対抗出来ちまう訳です。

と、言う事で無限に回る話になりますが・・・持たざる物は欲し、持てる者は握りしめる訳で、だから、北朝鮮の核は悪い核でアメリカの核は良い核なんであります。

最後に・・・貴方が絶望的な国に生まれていたら、座して餓えを嘆きますか？　それとも、少しでも楽になると思う方向で戦いますか？
私は現状が苦しいなら夢を見て戦います。
なので、生まれた場所が違っていたらまず間違いなくテロリストになっていたと、妄想しますが、なんと言っても「こっち側」でコーヒー飲みながら書いてるんじゃ話になりませんけどね。