自分の才能が怖い！

そーなんです・・・才能が怖いんであります！　どう怖いのか？
まっ、怖いと言うよりは呆れると言うのが正しいかも知れませぬが、まっ、ナンであれ、才能は無い・・・早い話しが、才能が無いのが怖いと言えば良いのでありましょうか？

畑仕事も無くなる冬場・・・スキー場に行ければ問題ないんですがそうじゃない日の暇潰しにと木工に手を出した訳であります。
が、得意分野だと思っていた木工が早くも行き詰まりまして何一つ完成品が生まれないのであります。

道具はあります・・・電気鋸（丸鋸と固定台）・電気鉋・ベルトサンダー・糸鋸台・トリマー・ジグソー・・・その他、インパクトやドリルや手鋸やノミや鉋など一式。

まっ、全部シロート用の安物ですが一通りの道具を揃えたんでナンでも作れると思ったんですが、それは間違いでありました。
大きな勘違いの元は技術と言うよりも発想の貧困でありました。

作るべき物が浮かばない！　作りたい物が無い！
これは大きな誤算でありました。
ナンでも作れる筈だったのに作りたい物が無いなんて・・・ナンてこったい

いや、壁掛けや置き時計を作って一儲けする目論見も有ったんですが試作品を作った段階でそれは辞めました。
このような物をネットで売った暁にはドンだけ叩かれるか分かったモンじゃ無い、と察したからであります・・・まっ、それだけ完成度が低いと自分で認めちまう代物と言う事ですね。

と言う事で、才能の無さに打ち拉がれつつも他にやる事が無いので本日も朝からホームセンターに板を買いに行き、木工と言いますか大工と言いますか、まっ、ナンであれ工作員になった訳であります。

アレです・・・1×4の板を買おうと思って行ったんですが品切れでして困っちまいました。
仕方が無いので野地板（荒材）の182センチ×12センチ×1センチを一束（6枚）980円税抜きを買った次第であります。
序でに182センチ×4×3センチの角材（荒材）6本1200円税抜きも買いました。

荒材と言うのは製材したままの板や角材でして安いんですがそのままでは見栄えは最悪であります。
しかも近頃の荒材は乾燥する前に製材しちまうのか、乾くと曲がったり反ったりとろくなもんじゃ無いのであります・・・が、文句言いつつも安いのでコレばかり使ってますけど。

で、上記の木材は昨日アマゾン様から届いた窓用換気扇を取り付けるための材料な訳であります。
いや、パッと見簡単な作業だと思ったんですが、やってみると結構面倒でしてナンだカンだで3時間も掛かっちまいました。

最大の味噌は・・・窓を完全に開閉できる状態で、しかもポン付けに見えないようにする事でありました。
まっ、換気扇に木枠をつけ窓のサッシに角材をネジ止めし、化粧の板を張っただけなんで文字にするとナンて事も無い訳であります・・・が、まっ、随所に工夫が隠れているんですけどね。

で、その後は換気扇の能力を試さんがために細かい粉塵の出る糸鋸で無駄に材木を切って見たり、同じく粉の様な切りくずが舞い上がるトリマーやリューターで木を削った訳であります。

いや、クヌギの輪切りで壁掛け時計を作ろうとトリマーでムーブメントの収まる凹みを削ったんですが2ミリまで削り込もうとすると必ず割れちまう訳であります。
これ、ドーにもならないんですかねぇ～？
丸太状だと割れないんだけれども薄切りにして加工しようとすると割れる・・・木工屋に聴きに行きたい気分で有ります。

手ノミで削るともの凄く時間が掛かるけれども2ミリまで削れる訳ですが・・・でもこの木は割れるのかなぁ～？

集成材ならあんまし高価でもなく反らないし割れないし・・・って、それは植木屋仕事で伐採した樹木の再利用の精神に反するんだな。

まっ、こんな話し、大多数の人には興味も無く面白くも無いですね。

明日は造園屋の仕事であります・・・元気の無いツツジを掘り出し根巻きして条件の良い場所に移植する予定です。
根鉢が大きいんですよね・・・推定で300キロ？
コレを掘り出して麻の布で巻いて麻のロープで締め上げる訳であります。
クレーンは4段しか無いんでギリギリ届くかもしれないけれど300キロは吊れないかもなぁ～・・・と、こんな話しもドーでも良いですよね。


まず、　明日稼げばまたお休み・・・あっ、私しゃ土曜日は植木屋だったか。

と、言う事で　皆様　おやすみなさい