じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

叩いても埃は出ない

2017-12-03 21:30:59 | 日記的雑談
ふふふ・・・ふふふふふふっ、ふふふふふふぅ~・・・であります。

私、とうとう叩いても埃の出ない身体になりました・・・身辺がキレイに、と。

まっ、持って回った話しはヤメましょう・・・と、言いつつまた木工の話しで素直に話したとしても全然面白く無いんですけどね。


サンダーに集塵機を繋いでみた


中国製 格安集塵機

いや、たった4畳半の狭い部屋で木工と言うのがそもそもの間違いなんですが他に場所は無い訳でして仕方が無いのであります。

ええ、まぁ、以前は陽気の良い頃に表と言いますか、要するに外でやっていた訳であります。
が、この度、思う所があり本格的に木工をやってみる気になり様々に道具を揃えた次第であります。
いや、そうなると縁側でと言うわけにはいかず防音やらの兼ね合いも合って部屋の中にこもった訳であります。

で、婆様が絵描き部屋として作った離れと言いますかプレハブが物置になったままだったので手を入れて工作員のアジトにしたのであります。

で、作業台を工作し道具や小物を仕舞い込む棚や引き出しなどを造作したまでは順調だったんであります。
が、しかし・・・本格的に糸鋸やサンダーを使い始めたら粉塵が酷い訳であります。
で、カンナなどを掛けると家庭用掃除機では吸い切れない削りくずに悩まされる羽目に。

で、取り敢えずは低予算でナントカと換気扇を取り付けてみたんですが焼け石に水でありました。
ウーム困ったといろいろ情報収集をした結果やっぱし集塵機は欠かせないとの結論に達し,本日、我家近辺では一番大きなスーパービバホームに行きまして一番安い集塵機を買い求めて来た訳であります。

いや、集塵機とは申しましてもナンて事は無い乾湿両用の業務用掃除機な訳でしてゴミの溜まるタンクが大きく、またやる気になれば水も吸い込めるとは言うものの・・・そー卑下した物でも無いか?
家庭用だと目詰まりしそうな細かい切りくずも難なく吸い続ける能力は・・・今の所は大したモンであります。
ただし、中華製の安物なんで心配なのは耐久性ですが。

で、各種電動工具にはそれぞれ排塵の穴が有って塵を吹き出すんですが集塵機の吸い込み口を穴に突っ込んでみると大概は丸く収まっちまうのであります。
と、言う事は、集塵機のスイッチを入れてから工具を動かすと殆ど埃も切りくずも飛び散らず,なのであります。

いやぁ~・・・私も木工場の集塵ダクトは知ってるんですけどあんな本格的な物は無理だと思って諦めていた訳です。
しかし、時代ですねぇ~この手の簡易的な物でこれ程効果が上がるとは驚きでありまして、目から鱗,尻から屁でありました。

と、言う事で明日は本格的により一層工作員に精進する予定であります。

明日作るのは、先日貰った造園技能士の認定証を入れる額であります。
少し大きいので100均では無くて300円なら売っているサイズであります。

で、本日ホームセンターで枠にする材木とアクリル板と裏のベニヤ板を買ったんですけどそれだけで1700円になっちまいました・・・この金額だと普通に立派な額が買えるんですけど、まっ、問題はそこじゃ無いと逃げておきましょう。

さて、と、軽く一杯やって呑ますんで・・・また明日、おやすみなさい、と。




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ストーカー・・・

2017-12-03 20:20:51 | 日記的雑談
MはJスポーツクラブの会員だったが頻繁に通うほどの熱は持っていなかった。
それでも仕事が休みの日には軽く汗を流しに行き、もう10年も続けていた。
10年も通っていてジムに知り合いは無く、一人でマシントレーニングなどするのが常だった。

その日も一通りのトレーニングを終えストレッチスペースでクールダウンをしていた。
するとMの隣りに若い娘がマットを敷きストレッチを始めた。
Mは隣りとの距離が気になりチラッと横目で見た。
娘はマットの上で見事な開脚をした上に前屈で胸を床に付けていた。
顔は逆を向いていたので首筋と一つにまとめた長い髪が見えていた。

Mはしなやかな髪に見とれてしまった。
すると娘が身体を起こしこちらを向いた。
慌てたMは素知らぬ顔でストレッチを続けるふりをしたが目が彼女と合ってしまった。
無表情な娘の目線はMを通り越して壁の鏡に向けられていた。

娘の黒いスパッツとTシャツは少し汗ばんでいた。
空調の風向きのせいか娘が姿勢を変える度にシトラス系の甘い香を微かに感じた。

目を閉じストレッチをしながら、Mは一瞬だけ見た娘の表情を思い出していた。
娘の無表情で冷たい瞳は美しかった。

Mは娘を「瞳」と名付けた。

その日は土曜日だった。
早朝から開いているクラブにMは8時頃に来館し、「瞳」と遭遇したのは10時少し前だった。

それからMは休みの日は必ずクラブに顔を出していた。

ほぼ一月ほど経った日曜日、Mはトレッドミルで走っている「瞳」を見つけた。
「瞳」は額の汗を拭いながら走っていた。
やがて速度を落としクールダウンに入り、マシンを降りてストレッチスペースに移動した。

Mはストレッチスペースが横目で見られるステップマシンに乗り「瞳」の動きを目で追っていた。
「瞳」がストレッチを終え呼吸を整え始めた時、Mはマシンを降りた。
ストレッチマットを持ってマット置き場に向う彼女の動きに合わせMもそこへ近付いた。
「瞳」がマットの汗を拭き取り所定の位置に戻すのと前後してMは手を伸ばしそのマットを掴んだ。

Mはたった今まで「瞳」の汗で濡れていたマットに身体を伸ばし呟いた。

完璧だ、と。



いや、これは妄想と言いますか、現実は真逆でありまして、本日、ストレッチのマットを取りに行ったら汗だくの爺さんが使ったダラダラのマットをろくに拭きもせずに戻し、順番の関係で自分がそれを手にしちまったという地獄の様な体験から・・・こんなだったらマンモスウレPなのになぁ~と、妄想して観た訳であります。






コメント (2)
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