じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

MT-07初ツーリング

2019-09-01 19:22:13 | 日記的雑談
昨日夕刻、広島から運んできたMT-07を軽トラから降ろし、今朝、朝一で点検を兼ねて洗車した訳であります。


700CCは大型ですけど小さく見えます


斜め前から見てもやっぱし小さい


後ろからのタイヤの太さがなんとなく強そう❓

2年と5ヶ月経った中古のMT-07をヤフオクで落札しまして、陸送なら5万も掛からないのに10万以上も出して軽トラで広島まで取りに行って来たバイクであります。

名前は「広島」にしようかと思いましたが、なんかダサいので「アオ」にしようかと思っています。

7200キロで、ハーフのカウルとETCとUSB電源がプロの手で配線してあるのが気に入って買いました。

一度立ちゴケしたそうで微かな傷が左側にありますが、年式以上の綺麗さを保っていました・・・と、言っても良し悪しは写真だけで判定したんですけれども。

自分にとっては超久しぶりの大型バイクであります。
とは言っても180キロしか無いので目方で行ったら250でももっと重いのがあります。
なので取り回しは中型以下の感覚で乗れる大型であります。

しかし、700CCの72馬力はやっぱし大型バイクでして3速で5000回転からの全開加速は金弾が縮みそうになります。

と、いう事で、洗車を終えて天気を見れば夏空に白い雲・・・あぁ、絶好のツリーリング日和だ、という事で、新相棒に馴染むために軽く走りに出た次第であります。

行き先は、自然に慣れた道に出る感じで家の前の国道347号線で山形県の尾花沢方向へ向かいました。

いや、走り出した瞬間に素性が分かるといいますか、素直なバイクであるなと思いました。
その感覚はまるでずーっと乗って来たバイクのようでしてどこにも違和感が無いのであります。

強いて言えば、この時点では、外国で売る事に視点を置いたからかハンドル位置が少し遠いかな、と思った程度でありました。

で、40年ぶりの大型バイクのトルク感は少し速い車の流れに苦もなく着いて行き、なおかつ、低速になってもギヤーは変えずに流して走れるエンジンの粘りで横着で楽な運転が可能でありました。

実を言うとバイクのラジアルタイヤはこれが初めてであります。
で、噂には聞いていたんですが、ここまで違うのかと驚かされるタイヤの食いつきに助けられ鍋越峠までのワインディングが楽しすぎるほどに回せるのでありました。

とは申しましても元来がビビリ屋の自分なのでバンクセンサーを擦るまでは倒せ無いんですけど。

それでも過去に無い楽な気分でスイスイとカーブを切り返すMT-07の操縦性にすっかり魅了された次第であります。

で、ここでも感じたのはトルクの太さでありまして、先行者に追いつき道を譲られた時でもギャダウンしなくても軽々と加速してゆくのであります。

そして、譲ってもらったのにいつまでも視界にいるのは恥ずかしいんですが、MT-07は次のコーナーでは見えなくなる程度の加速ができる訳であります。

いや、あっという間の鍋越峠でありました。
こんなに短時間でこられた事はなかった・・・とは言っても無理な追い越しや割り込みなどしてきた訳では無いのであります。


尾花沢の徳良湖ヨットクラブ


徳良湖温泉花笠の湯


温泉には入らずかき揚げそばを食べた

そんな訳で初めて乗ったバイクとは思え無い馴染んだ感を満喫しつつ峠を下り、向かったのは徳良湖でありました。

ここには盛さん夫婦が毎週日曜日に来ているはずなので立ち寄った次第であります。

そしたら、居たんですけれども、カヌーに乗って遊んでいたので邪魔しちゃ悪いと思って花笠の湯に行ってかき揚げそばを食べてきた訳であります。

いや、ざる蕎麦にすれば良かったと思ったんですが後の祭りでして、ゆるい冷房の座席で汗を垂らしながら熱い蕎麦をすすった次第であります・・・が、とても美味かったであります。

さて、蕎麦を食べてヨットクラブに戻ると盛さんが上がっていてバイクを見に来てくれました。

で、ひとしきり彼是とバイク談義などして帰路に着いたんですが、来た道を戻るのはつまら無いので国道13号線で東根まで行き国道48号線で仙台に戻る事にしました。

いや、二車線で流れの速い国道13号で車線変更やら信号まで流す走りを試したかった訳であります。

と、まぁ、試し走りの様子はほとんど無く高速並みに流れの速い13号でも軽い車重のひらひら感と粘りのトルクで流れに乗るのは雲無い事でありました。

あれです・・・家に帰るのに山道を超えると早いんで大倉ダムに抜けようと定義方向へ入ってすぐ、救急車とすれ違った訳です。
で、すぐその先の緩い左カーブで赤灯が回り片側交互通行になっていて一時停止。

自分の車線が動き出し事故現場に差し掛かると、真新しい感じの大型のバイクが二つに折れた形で歩道に倒してありました。

通過しただけなので詳細は分かりませんがカーブで曲がりきれなかった単独の事故かと見ましたが定かではありません。

いや、自分も乗っている以上はありえ無い事では無い・・・と、戒めつつも金弾が縮む感覚の魔力に抗えなて時がある訳です。

と、いう事で、さらっと一周150キロ、お試し走行をしてきました、と。



コメント (4)
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広島突撃旅纒編

2019-09-01 15:21:20 | 日記的雑談
3泊4日で広島へ行ってきた訳です。

いや、道中時々一報をブログに載せていたので敢えて今更の感は否めないのではありますが、まっ、暇なので纒と称して綴りたいと思う次第であります。

8月28日・午前8時に家を出ました。
この日は朝の渋滞も無く東北自動車道宮城インターに入ったのが8時20分でありました。

そこからは只管高速道路を石川県の能登半島は七尾まで、ただ走るのみでありました。

東北道を郡山JCTまで行き磐越自動車道に乗り換え新潟を目指す訳であります。

で、新潟で北陸自動車道に乗ったら一番最初のパーキング、黒崎PAで昼飯であります。

いや、到着した時刻は11時少し過ぎた頃なんですが12時に入ってしまうとどこのPAも混むので常に早めの昼飯なのであります。

で、コロッケカレーを食べても休息は30分も取らない訳でありますが、何分にも足の遅い軽トラなのでのんびりはしていられないのであります。

雨はさほど強くは無いのですが降ったり止んだりで冴えない雲行きでありました。

12時30分過ぎ、北陸自動車道米山PAで給油とトイレ休憩。
入ったのは僅か20.7リットルでして、リッター20キロ近く走った計算になります。

さて、富山に入っても北アルプスの山並みが見える訳でも無く、能登半島を観光しようにも車から出る気にならない土砂降りになった次第でして、宿に行って温泉に入るしか手は無いな、と言うことで北陸道を小矢部砺波インターで降り、一般道なのか高速なのか不明確な道を七尾市方面へと向かった訳であります。


国民宿舎能登小牧台


基本料金に2000円プラスの能登牛セット

いや、近頃の国民宿舎をナメてはダメであります。
バブルの頃の箱物行政行け行けドンドンの頃に数多建てられた公共の宿は粗方絶滅した訳ですが、今に至って生存している国民宿舎はどこへ泊まっても間違いない、と言うよりも当たりが多いと私ゃ思っている訳です。

で、今回、行き先方面でお手軽な宿を探していたら能登半島は七尾市の国民宿舎がヒットした訳であります。

基本料金は二食込みで9800円程度、とリーズナブルでありました。
そして目を引いたのが、僅かに二千円足したら能登牛が食える・・・それも冷しゃぶと鉄板焼きと来たもんですから迷わずポチっとした次第であります。

いや、しかし、うまい話には裏があると言いますか・・・まっ、能登の観光に来ている人には何ら問題は無いのですが、広島まで行こうという道すがらに立ち寄るには本線の道から余りにも遠く離れちまった訳であります。

片道約1時間半・・・大きなロスタイムを背負ってしまった訳であります。

が、しかし、能登牛も刺身も美味く、風呂もまぁまぁ・・・で、極め付けは、この窓口で国民宿舎の会員になるとお一人様1000円引きになります、と言うではありませんか。

意地汚い私は即答で入会し、割引特典を得た次第であります。
その結果のお支払いは、大生ビール一杯分含んでも2名で21400円と、少し勘定が安すぎる気もしましたが・・・まっ、いいでしょう。

明けて8月29日・・・目覚めた時から大雨の朝でありました。

で、この日は道の選択に悩んでいた訳であります。
北陸自動車道から京都や大阪や神戸といった都市部を抜けるか、舞鶴若狭自動車道から中国自動車道に入るか、であります。

まっ、とりあえずは北陸自動車道に戻って、と言うことで、高速に乗る前の七尾市で18.79リットルを給油して出発でありました。

で、能登道路という、これは紛れも無く高速なんですが料金所が無いので無料なのかと疑いながら金沢市に入った訳であります。

しかし、ここでスマホのグーグルナビがとんでも無い道を案内してインターに入ろうとしたためにまさかのロスタイムを食った次第であります。

それは、軽い渋滞を迂回しようとして選択したらしい細い道が時間規制で入れずに、余計な道を回っちまったということであります。

まっ、しかし、とりあえず一つ先の金沢西から北陸自動車道に乗れた訳であります。

いや、金沢までの海沿いの能登道路は酷かったであります。
前の見え無い豪雨に加えて日本海から吹き付ける強風に車が煽られ、四駆に入れないとまっすぐ走れ無い有様だった訳であります。

で、雨が小降りになった北陸自動車道を福井県方面に走りますと、ナビの示す方向が米原から舞鶴方向に変わったのであります・・・と、いうことは、ナビは舞鶴若狭自動車道を選択した訳であります。

いや、そういう事なら、と私は素直に従って舞鶴を目指しました。


三方PAには飲食店は無くファミマがあった

舞鶴若狭自動車道は要注意であります。
食事とガソリンは良く計算して走ら無いと、食事や給油のできるSAが長い距離で無く、罷り間違うとひもじくて心細い事になるのであります。

私らは食べられれば何でもOKの体質なのでコンビニの看板があった三方PAに入りコロッケパンやハンバーガーを食べた次第であります。

13時02分・・・舞鶴若狭自動車道・西紀SAにて21リットル給油。

さて、神戸の先の吉川JCTから中国自動車道に出た訳ですが、その後はどこかを通って山陽道に入った訳であります。
いや、マジでどこをどう通ったのか、この部分だけ定かで無いのであります。

で、16時過ぎ、広島が目の前に来た頃、腹が減った訳であります。
そんな訳で奥屋PAに入り尾道ラーメンを食しました。
いや、確か650円だったと思うんですが、背脂が浮いてこってりしたラーメンは塩気も中々で美味かったであります。

で、広島インターで降りて、とりあえずは今夜のお宿の「ノース・ポイント」と言う、じゃらんで見つけたビジネスホテルに入りました。

バイク引き取りの約束時刻は19時であります。
ホテルで少しのんびりしている間に雨が上がり積み込みの時に濡れなくて済むかもと、期待しました。

と、いう事で、ホテルから車で10分と掛からないお宅にお伺いし、無事MT-07は軽トラの荷台に収まった訳であります。

いや、バイクを点検するにもすでに暗くなっていまして、細部の確認もせずに受け取ったんですが、まっ、前金を払っているのでどーでも良い事であります。


軽トラの荷台に収まったMT-07

で、嬉しいので祝杯に行こうかとも思いましたが疲労感が漂い始めまして、この夜は広島名物のお好み焼きでも食べてさっさと寝る事にしました。

が、しかし、ホテルで教えてもらったお好み焼きやは諸般の事情で入れず、自力で見つけた、仙台で言うところの一杯飲み屋的な店に入った訳です。

そしたら、お好み焼きがあるじゃ無いですか・・・しかも、とてもお安い訳であります。
で、ビールを頼んだら発泡酒の缶でして、ここはやっぱし一杯飲み屋だったのであります。

で、ホテルの前に24時間のスーパーがあったので明日の朝食と広島風のなんか面白いものは無いかと立ち寄り、変なお菓子など仕込んで部屋に戻った次第であります。

8月30日・・・やや明るい曇り空。

本日は名古屋港からフェリーに乗船であります。

で、帰り道を思案した結果、天気が悪かったらまっすぐ名古屋へ向かい、もしも岡山あたりで雨が降っていなかったら瀬戸大橋から四国を抜けて淡路島経由で行こうと思った訳です。


たぶん瀬戸大橋の入り口あたり

いや、私は天下無敵の晴れ男と自負しているんですが、今回もやっぱりでありました。
倉敷近くまで来るとそらは曇り基調から晴れ模様に変わった訳であります。

あぁ、おそらく車では二度と来る事も無いこの地方・・・天は我に味方して、是非とも渡って行けよと微笑んでくれたという事で瀬戸大橋方向に軽トラを進めた訳であります。

で、なんだかんだ走ってきたら11時過ぎになりましたので鴻池SAに立ち寄りまして、ラーメンとチャーハンのセットなど食べたんですが、尾道ラーメンの勝ちでありました。

と、いう事で、この先は高松自動車道を鳴門市まで走り、淡路島を通って神戸に入った訳ですが、ここから先の道が嫌なんであります。
ごちゃごちゃ乗り換えて新名神に入ってやっと一安心であります。
あとは東名阪経由で伊勢湾岸自動車道に入り、名港中央で降りるとフェリー乗り場はすぐでありました。


今回の船は「いしかり」でした


フェリーの甲板はウォーキングができます


やる気になればジョギングもできます


夜のデッキは火曜サスペンスの世界です


船室の窓から外が見えます

名古屋港には5時少し前に到着。
乗船手続きを終え、長い乗船待ちをしてやっと客室へ。

今回は私の娘の母親が同行しているので雑魚寝部屋ではあれなんで一等船室にしてみました。
バスタブは無いんですがシャワーとトイレがついているので何かと良かろうと思った訳ですが、この選択は良かったと思います。

今まで何度もツーリングなどで乗船してましたが、A寝台が極上でして、それ以前は雑魚寝の大部屋しか寝た事がなかった訳です。

で、この度、なけなしの金をはたいた訳ですが、この歳になったらこれは必要経費かもなぁ~と、しみじみ思った次第であります。

仙台に着くのが16時半・・・朝からずーっと海ばかり見ていても飽きる訳でして、部屋にテレビがあるのはとても良かった訳です。

図らずもNHKで朝鮮戦争に行った日本人なんてのを見ちまいまして、暇を持て余すのも悪く無い、何て事を思って乗っていた次第であります。

船は順調に航海し、定刻より20分ほど早く仙台港に着岸。

我が家着は17時少し過ぎでありました。


と、いう事で・・・この旅おしまいであります。

長文・・・ありがとうございました。




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