いや、この後一時間で出勤なんだけれども、昼飯も食べて少し暇なんで罵詈雑言で暇潰しをしようと思います。
じつは、ここ一ヶ月ばかり般若心経の解説本を読んでいたんだけれども、やっぱし、どんな解説書を何度読んでも自分には理解不能というか、説明に無理と矛盾を感じるんだけれども、悟った人は解るんだろうかとモヤモヤしているわけであります。
それは、まず、小乗仏教が出家を前提としていたのは何故か、に私の疑問は始まるわけであります。
仏教ですから、お釈迦様の言葉から始まったわけですが、何故に当初は出家僧にしか悟りは無いと言われたのかを考えると、お釈迦様が悟られた道を振り返れば解るとおり、俗世との縁や柵があっては悟りは開けないのでありましょう。
と、言うことは、娑婆の現実を考えると、現実離れした生き様にこそ悟りの道があると思えるのであります。
修行僧の現実離れした生き方の最たるものに「托鉢」があるわけですが、私ゃここにも矛盾を感じてしまうのであります。
お布施は貰って頂く方が有難いと言われますが、いつの時代でも木の股から金は生えてこないし、井戸から米が湧いてくることもないわけで、在家の者が娑婆の現実の中で手に入れた物なわけでありまして、言ってみれば悟らないからこそ娑婆にいて餓鬼の所業に甘んじられると思うのであります。
いや、ここで反論が出るであろうことは私とても容易に解るんですぜ。
しかし、説明すると長くなるので端折りますが「中道」などの考えは大乗の教えと思うので徹底して娑婆との縁を立つならば草でも食ってなくてはならないと私ゃ思うわけであります。
余談ですが、そう言う意味では「即身仏」になられた僧は本物なのか、と思うんですが、ここはまだ深く考えていないので良くわかりません。
さらに余談でナニなんですが、修行を学業と入れ替えると面白くないですか?
学業に励んでいる間って、大概のことが大目に見られ将来の大悟を期待されるわけですが、果たしてどれ程の学生が大悟するものか、なんちゃって。
で、般若心経と言うと「真言中の真言」と解説書に書かれているわけでして、読んでいる最中はなるほど、と納得させられるんですが、現実と教えを照らし合わせたとき、私ゃ矛盾を感じてしまうのであります。
いや色即是空空即是色もなんとなく解る気はするんですが、私が戸惑うのは、さて、本能はどうするんだ、であります。
なんとなれば、人間以外の生き物は金に執着もなければ富を蓄えようともしないわけで、突き詰めてみたら虫や魚の生き方こそが悟ったもののそれでは無いかと私ゃ思うんであります。
畜生は金の使い道も無いと言えばそれまでですが、種の保存の純粋さでは人間よりも優っているわけでして、本能のままに生きて罪を犯さないと言う点では人間界より絶対的に上でありましょう。
で、まぁ、仏陀は輪廻転生については語っていないと書かれてましたが、一応仏教ではそれがあるとされているんで言いますけれども、だったら人間界に生まれずに虫のままだったら罪もなく生きられて良いんじゃ無いか、であります。
と、言うことは、初めに娑婆ありきで、すべての組み立てが人間の生き様から発した事であって、生き物としての本能を無視しないと仏教は成り立たないと思うんですが、無知の暴論でありましょうか?
良い遺伝子を求め、その時代に即した良い男と良い女が求められるのは自然の摂理でして、そして良い子が生まれ人類は続くわけであります。
で、縄文時代以後、食べ物を蓄える暮らしに変化すると「富」が生まれ集団が形成され「上下」も生まれたわけであります。
で、自分が知る限り一番自然な環境で暮らしたと思われる時代から連綿と娑婆が姿を変え複雑化し続けた事を鑑みると、それは人間の本能に根ざしたものだと私ゃ思うわけです。
なので、結論は、人間の欲は本能なので変えられません、それが証拠に悟りの世界が主流になった歴史は無いのに娑婆は相変わらず愚劣なまま肥大化しているわけであります。
と、ここまで40分で纏めてみましたが、これは異論も反論も多いでしょうなぁ・・・なんちゃって。
で、決め手なんですが、なまじ仏教の教えなど齧ると今都議の生き方に疑問を持つので「知らぬが仏」が良いと思うのであります・・・なんちゃって。
一方、東京オリンピック・パラリンピックについては、「新型コロナウイルスの克服と世界的な団結の象徴として、安全に開催することへの支持」が盛り込まれました。
日本のメディアは世界各国の新聞やテレビがオリンピック開催に疑問を呈している、的に書いてますがこれが現実であります。
IOCはヨーロッパの砦と言いますか、国際社会に対して握る最後の権力でありますから今年の中止が有り得ないことは規定であったわけです。
さて、やると決まったわけですが、あんだけ派手に反対を歌い続けた各メディアは、試合が始まったらどー報道するんですかね?
楽しみですね、なんちっゃて。
おおっと、バイトに行く時刻だ・・・んじゃ。