今日は薄曇りですが福寿草は開きました
今日はバイトが午後からなので朝飯の後ものんびりしていました。
で、朝ドラから惰性でテレビを見続けていたんですが・・・NHKってドキュメンタリーとか自然を撮った番組はマジですごいですね。
今朝見ていたのはホテル・ニューオータニでの晩餐会の裏側なんですが・・・一言で言って只々驚きでありました。
自分なら尻をまくって逃げそうな無理難題に対処するホテルマンたちの仕事に唖然、でありましたが、それを長期取材で描いたNHKも凄い、であります。
いや、ホテルってのはとんでもないところなんですね。
私ゃ安宿しか泊っていないので高級ホテルの凄さなんて知りませんし、多分今後も縁は無いと思うんですが、一流の仕事ってのは厳しいもんなんだなと、しみじみ思わされた映像でありました。
でも、高級ホテルに対する正直な感想を言えば、分相応を弁えると貧乏人の自分が宿泊しても肩身が狭く、食事の席でも緊張しまくって味なんぞろくにわからずに終わるんでしょうね。
やっぱし自分には大江戸温泉物語や伊東園ホテルズの蟹食べ放題バイキングがお似合いで、あの手の席は仮に誘われてもお断り、というのが本音でありました。
で、驚いたのが招待客の我儘といいますか、料理に対する好き勝手な注文であります。
自分なんぞは思考が浅はかなのでメンドクセェ〜と呆れたんですが、宗教上の理由やアレルギーはまだしも、個人的と思われる趣向で肉は食えないとか魚はダメという招待客の声でありました。
驚いたのはグルタミン酸アレルギーとの声に、完璧と称した和風の出汁から昆布を抜いて一人前を作り直したところでありました・・・ホテルの料理人って頭が良くて臨機応変に対処でき無いと務まらないなとつくづく思った次第であります。
しかし、私ならメンドクセェ〜と投げ出したくなる個人の好みでも、食べて頂いてこそのおもてなしであれば、好まない料理を出すのは失礼なわけでして、出席者の些細な好みにまで対応するのは当然なんでありましょう。
住む世界が違う・・・それは確かにあるのでしょう。
で、その高さに登らないと見えない景色ってあると思うわけです。
政治・経済・暮らしむき・・・どれも自分の足元しか見えないのが当たり前でして、上の方は覗き見しようにも伺い知れず、結局は想像するしか無いのだな、と本日の晩餐会をみて思ったわけであります。
あのような席に招待され、繊細なもてなしを受けるべき人と、テレビの画面を眺め溜息をつく私は住む世界が違うのは明白。
さて・・・国を代表して招かれた人の晩餐を見て、やはり、あのような世界に属さないと世界は見えないんだろうな、なんてことを思いつつ、翻って自分は、ネットのガセネタを元に駄法螺を吹いているのが少し恥ずかしく思えてしまったのでありました。
スプーンやフォークがダダダーと並び、
一品ずつ出てきて料理名を言われても
ラーメン屋や定食屋、食べ放題が断然
おばちゃんには合います
ヤプログの頃、おばちゃんさんが投稿する激安の定食は楽しみでありました