元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

金正恩の守護霊 霊言「水爆で日本を丸ごと皆殺しができるようになった」 以外だが、国際情勢の分析は鋭い

2016-04-18 20:35:31 | 日記

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10737

公開霊言抜粋レポート 

北朝鮮、核の小型化に「成功」 金正恩守護霊が90分間激白! 

公開霊言「北朝鮮・金正恩はなぜ水爆実験をしたのか」2016年1月7日収録

 
北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか
 
緊急発刊!

北朝鮮が実験したという水爆(水素爆弾)とは、地球上で最も強力な兵器と評され、国際連合の常任理事国5カ国(米・英・露・仏・中)のみが保有する"稀有な兵器"。

かつて広島・長崎に投下された原爆よりも、数百倍以上の威力があると言われており、北朝鮮は大国と肩を並べる軍事力を手に入れたことになる。 

核の小型化に「成功したんだ」

しかし、韓国の情報機関・国家情報院は、今回の核実験の爆発力を6~7キロトン程度と推定。「水爆の可能性は低い」との見方を示した。

日本の多くのマスコミも、これに同調する評論を伝えており、海外も含め、北朝鮮の発表内容に疑問を呈する声も多い。

だが、大切なのは、最悪の事態に備えておくことだろう。 

そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁は7日午前、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の本音を聞き出すために、同氏の守護霊を招霊。実験の成否や、その真意に迫った。

 霊言の冒頭で金正恩氏の守護霊は、「(核の小型化は)成功したんだ」「水爆が手に入った以上ね、もう中国の援助なんかもそんなに必要ない」などと発言。

「(小型化した核を搭載した)ロケットが飛ばせるなら、アメリカや、イギリス、フランス、ロシア、日本や韓国なんかは言うまでもないことだけども、みんな射程距離に入った」と語り、さらなる恫喝を行った。

特に日本に対しては、「水爆ができたっていうことは、皆殺しができるっていうことだ。(原爆では)都市壊滅ぐらいだけど唆し、開発、日本を丸ごと皆殺しができるようになったということは、君たちは丸ごと人質になったわけよ」と脅迫。最低でも10兆円程度の"身代金"を差し出すよう示した核技術を金に換える狙いを明らかにした。 

その上で金氏の守護霊は、「親父(金正日)や祖父(金日成)を超えたということ。最高権力者になったということを、やっぱり誇示する必要がある」と述べ、核実験の意義を力説することも忘れなかった。 

日本は北の脅威を過小評価しがち

こうした狙いが鮮明になる一方で、東アジアの脅威に対応すべきアメリカの姿勢は心もとない。 

世界各地で「弱腰外交」を展開するオバマ大統領は、残りの任期が1年を切って、さらに政権の「レームダック化(死に体)」が深刻化。オバマ氏は、中国の南シナ海への進出に対してもほぼ野放しにしており、「ならず者国家」を増長させている。

 日本も、戦後から続く「平和ボケ」から抜け出せず、いまだに国防強化に反対する向きが根強い。今回の核実験のほかにも、マスコミや左翼勢力は、12月に行われた潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験の「成功」に懐疑的な見方を示すなど、長らく、北朝鮮の脅威を過小評価し続けてきた。

 この点について、金氏の守護霊は、「君らは、本当にいいマスコミを持っているねえ。(中略)疑い深いということが、自分たちを危機に陥れているということが分からないのは残念ではあるが、うちにとっては有利なことだ」と日本を皮肉った。 

事実、民主党などの5つの野党は、核実験が発表された6日に、安全保障法制の廃止を要求。沖縄でも、多くの左翼団体が、名護市辺野古への基地移設に対する反対運動を続けており、日本の国防力を弱体化する動きがある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

実際に霊言の映像を見ての感想

金正恩守護霊の国際情勢の分析は鋭い。完全にアメリカ、韓国の大統領は何もできない、口だけとバカにしている。

中国と対等な関係になり、中国は何もしてこないことがわかっている。ロシアのプーチンだけを恐れているのが印象に残った。

また敵国の捕虜と思っている拉致被害者は絶対に戻ってこない。第一に核を保有している国に保有してない日本が何を言っても、バカにされるだけ。

この霊言を聞いて、日本の愚かさを痛感した。1994年から幸福の科学が北朝鮮の核は危険と警告してきたが、政治家、マスコミは無視してきた。

日本の危機なのに、相変わらず平和ボケした国民。将来、どうなってしまうのか非常に心配だ。

 

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北の脅威は、参院選で争点化すべきテーマ

振り返れば、北朝鮮が2009年5月に核実験を強行した際、日本の既存政党は、北の脅威には目を向けず、安全保障政策を"持たない"民主党が、その年の夏に行われた衆院選に勝利して、政権交代が起きた。

当時、北朝鮮や中国の脅威を訴えていたのは、唯一、同年に立党した幸福実現党であり、日本の国防強化は後回しにされ、「国難」が顕在化した。

もう、2009年の過ちを繰り返してならない。北朝鮮の脅威が明白になる今、夏の参院選では、対北朝鮮外交を争点に加えるべきであり、日本の有権者も、その意思を示すべきではないか。 

国際社会は、世界の平和と繁栄を損ねる北朝鮮に対して毅然とした態度で臨み、地獄のような苦しみを味わっている北朝鮮の国民を解放するためにも、金王朝の独裁体制を崩壊へと追い込まなければならない。

 

霊言では、この他にも注目すべき、以下のポイントへの言及があった。

  • 次に考えている、「ある実験」について。

  • 金正恩氏の権力基盤は盤石か? クーデターの可能性は?

  • 健康悪化が取りざたされる金正恩氏の体調。

  • 北朝鮮の「後ろ盾」だった中国との関係は良好か否か。

  • 中国がフィリピンと戦い始めたときに、北朝鮮が狙っていること。

  • 米大統領選で注目されている、トランプ氏やヒラリー氏への評価。

  • 韓国の朴槿恵大統領や潘基文・国連事務総長について。

  • 核実験を進めるイランとの"密約"とは?

  • ロシアのプーチン大統領は、金正恩氏の味方なのか敵なのか。


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「北朝鮮は新しいステージに踏み込んでいる」 大川隆法総裁 大講演会「『正義の法』講義」

2016-04-18 20:32:30 | 日記

「北朝鮮は新しいステージに踏み込んでいる」 大川隆法総裁 大講演会「『正義の法』講義」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10744

世界100カ国に支部や拠点を持ち、今年で立宗30周年を迎える幸福の科学グループの創始者・大川隆法総裁が1月9日夜、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで、大講演会「『正義の法』講義」を行った。


◎「ミサイルとして飛んでくることを意味している」

大川総裁は、国際社会を騒がせている北朝鮮の「水爆実験」について言及。

日本のマスコミや政治家が、今まで通りの核実験に過ぎないと問題を小さく見せようとしていることに対し、それでは何の問題解決にもなっていないとして、次のように警鐘を鳴らした。

「地震の規模が小さかったから原爆と変わらない、と言っていますが、それはある意味で、原爆の小型化に成功した可能性が極めて高いことを意味しています」

「もし小型化に成功したのであれば、これは核弾頭に付けられるので、原爆のままであったとしても、ミサイルとして飛んでくることを意味しており、異常な高温を発することができるので、水爆が起動する熱量まで高められることを意味しています。現時点で水爆として飛ばせるかどうかは別として、新しいステージに今踏み込んでいることは事実です」

同グループは、大川総裁が初めて製作総指揮し、1994年に公開した映画「ノストラダムス戦慄の啓示」や、2009年に立党した幸福実現党を通じて、長年にわたって北朝鮮の核ミサイルの脅威を訴えてきた。

今月7日には、北朝鮮の金正恩・第1書記の守護霊を招き、水爆実験の成否やその真意に迫ったばかりだ。
北朝鮮、核の小型化に「成功」 金正恩守護霊が90分間激白!
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10737

平和ボケした既存政党は、中国の軍拡を含め、脅威を脅威とも認識できず、バラマキ政策で票を稼いできたわけだが、年を追うごとに、日本に迫る脅威は増大し続けている。


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北朝鮮のミサイル・核の小型化で、もう楽観できない。安全保障に「想定外」はあってはならない!

2016-04-18 20:28:10 | 日記

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10849

◎核の小型化で、もう楽観できない

「水爆実験成功」の発表に対しては懐疑的な見方もあるが、水爆の開発には核の小型化が必須であり、日本政府は「北朝鮮が核兵器の小型化・弾頭化の実現に至っている可能性も排除できない」としている。

「核の小型化」は、「北朝鮮から、核ミサイルが飛んでくる危険性が格段に上がった」ということだ。

これまでは「北朝鮮は、核の小型化に成功しておらず、核をミサイルに積めないため、核攻撃はできない」と考えられてきた。

だが、もう楽観できない。

2015年には、北朝鮮のミサイルの射程内にアメリカ本土が入ったと分析された。

そして、今年に入って北朝鮮の国連代表部は、アメリカ本土を攻撃できる能力を手に入れたと声明を発表している。北朝鮮は、アメリカも核ミサイルで脅せる状況になったとアピールしているのだ。


安全保障に「想定外」はあってはならない

外交面では、日米の同盟関係をより強固にしていく努力が求められる。同時に、ロシアとの良好な関係構築も進めなくてはならない。国防面では、友好的な核保有国との核シェアリングや、核のレンタルの可能性についても一考すべきではないだろうか。

なるべく直接的な武力衝突を回避し、脅しに屈せず、自国を守るためには、あらゆる可能性を想定し万全の措置をとることが必要だ。

安全保障に「想定外」はあってはならない。国民の安全をまもる国家としての気概が求められている。(幸福実現党HS政経塾 表奈就子)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1612

幸福の科学出版 『北朝鮮の未来透視に挑戦する』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=914

【関連記事】
2016年01月09日付本欄 「北朝鮮は新しいステージに踏み込んでいる」 大川隆法総裁 大講演会「『正義の法』講義」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10744

Web限定記事 北朝鮮、核の小型化に「成功」 金正恩守護霊が90分間激白!
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10737


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膀胱がんを克服!原因は「心の毒」だった!?

2016-04-18 20:10:49 | 日記

膀胱がんを克服!原因は「心の毒」だった!?

http://voicee.jp/201406179923


膀胱がんを克服!原因は「心の毒」だった!?

2014.06.17Fさん(60代・男性)

進行ガンの宣告

「こんなになるまで放っておく人、見たことないよ」

数年前、私は医師から膀胱(ぼうこう)ガンの宣告を受けました。1年ほど前から血尿のようなものが出ていたのですが、痛みもないので放っておいたのです。

それがある時、職場でトイレに行くと、ワインのような色の尿が……。さすがに青くなり、病院に駆け込んだのです。

ガンはピンポン玉大のものが一つ、ビー玉大のものが二つあり、膀胱の三分の一の表面にニキビ状のガンがびっしりできているとのことでした。

「すぐにでも入院して、膀胱全摘以外にないですね。人工膀胱になります。生活は不便になりますが……」

突然、ガンを宣告され、心の整理がつかない私を前に、医師は淡々と今後の処置について説明していきます。

(ちょっと待ってよ……。まいったな)

ガンになった原因

「ガンというものは、ほとんどの場合、精神的なストレス、悩みや苦しみが原因になっています。(中略)心が病むと肉体も病んでくるのです」(『繁栄の法』より)

すでに幸福の科学の教えを学んでいた私には、ガンになった原因が、自分の心のあり方にあることは分かりました。しかし簡単に受け入れられるものではありません。

日頃の自分の姿が浮かびました。友人や知人に幸福の科学をおすすめしながら、「心を調和して生きることが、大事なんだよ」と諭している自分……。

(人には分かった風なことを言って、自分の心のコントロールはどうなんだ)

病院を出て家路につきながら、そんなことを考えていましたが、ふとびっくりしたことがありました。進行ガンの宣告を受けたのに、昔からあれほどあった「死の恐怖」がありません。

(何かおかしいぞ。信仰を持っているからといって、体裁を気にして恐怖心を隠してるんじゃ……)

家族にガン宣言

その日の夕飯後、妻と当時大学生だった息子と娘に、病気のことをわざと明るく報告しました。

「はい! 今から発表します。私はガンになりました」

と、見渡せば、顔を曇らせる妻、黙っている子供たち。

家族の前でも本心を取り繕っている自分が、なんだか滑稽でもありました。

(まずいぞ。自分の心の闇や嘘を赤裸々にしなくちゃいけないんじゃないか……)

それから間もなく、私は幸福の科学の本やCDをたくさん持って入院しました。そして、検査や人工膀胱のレクチャーを受ける合間に、病室のベッドで、真理の書を開きながら心を見つめていったのです。

心の毒の発見

心の作用でガン細胞をつくってしまったのですから、よほど心に毒を溜め込んでいったに違いありません。

当時、私は郵便局の局長を務めていたのですが、心が揺れるシーンとなると、やはり職場のことばかりが出てきます。

書類の処理が要領を得ない部下へのイライラ。何回も同じことを言わせる部下を見下すような思い。お客様へのサービス精神に欠ける部下にカッとなりそうになってしまうこと。

(なんでできない!)( バカヤロー、何度言ったら分かるんだっ)

面と向かっては言わないまでも、心の中では罵声を浴びせていました。

それは明らかに、部下を生かす思いというよりも、仏法真理で戒められている「瞋(じん)=怒り」の心です。

さらには、そういった自分の思い通りにならない出来事があると、何十分でも何時間でも、その事に不満を持って思い続ける癖があることも発見しました。それは、心の中でずっとグチを言い続けている「 癡(ち)=愚か」の心です。

私は要領もよく、人からは社交的と言われていましたが、外見からは分からない心の中は、人を責める思いや言葉が渦巻いていたのです。

心の中の謝罪

入院前、職場で病気のことを報告すると、「ゆっくりしてきてください」と、どことなくホッとしているように見えた局員たち。

(皆、こんな寛容じゃない上司の俺と仕事してつらかったのかな、本当に申し訳ないことをしてきたのかもしれない)。私は部下の一人一人に、心の中で詫びていきました。

次に私は、自分のそんな傲慢さがどこから来ているのか、人生を振り返っていきました。

私は父が会社経営をしながら議員をしている家の6男として生まれました。小学生になると子供のいない親戚に養子にいき、養父母からそれは大切に育てられました。

そして大学卒業後は、知人の紹介で郵便局に就職。29歳の時、縁あって大手航空会社の客室アテンダントだった妻と結婚し、家も新築。35歳で特定郵便局の局長に抜擢。その郵便局は、全国有数の商工団地にあったため、毎年抜群の営業成績をあげることができ、日頃の付き合いから政財界とのパイプも太くなっていきました。まさに順風満帆の人生。

私は、知らず知らずのうちに「慢心(まんしん)」していたのです。

多くの人に生かされて

日頃、部下に業務の手本を見せる時も、「どうだ」とばかりに接客したり、窓口業務についたり……。私の慢心ぶりが部下の鼻につかないはずはありません。

「『自分はよくやったな』とだけ思っている人は、忘れているものが多いのではないでしょうか。確かに努力はしたかもしれない。しかし、『その努力を反映する場を与えてくださった人びとがいた』ということを忘れてはならないのです」(『人生の王道を語る』より)

幼い頃よりお世話になった人の顔を思い出していくと、限りがありませんでした。大量の人に連綿と世話になりながら、今の自分がある。そのことを思うと、長い間忘れていた心を思い出しました。 それは「謙虚さ」です。

20代の頃の、素直で初々しかった自分が、まぶしく思い出されました。

「死」の覚悟

その合間にも、他の臓器への転移を調べる検査が何度となく行われ、私は「死」を覚悟し、腹をくくりました。

兄たちが原爆や病気で亡くなっていることも影響してか、物心ついたころから「死」の恐怖を抱いていた私でした。

しかし信仰を持ってからは、あの世の実在を確信。医師からガンを宣告された時、死の恐怖がなかった自分に驚きましたが、信仰によって護られていたのだと気づいたのです。

「これまでのことはすべて、自分で蒔いた種だ。仏に全託し、たとえどんな結果になっても受け入れよう」

今の自分にできることを

幸福の科学の支部では、支部長が「病気平癒祈願(びょうきへいゆきがん)」をしてくださっていると聞きました。

同じ信仰を持つ仲間がいて、いつも私のために祈ってくださっていること。順境の時も逆境の時も見守ってくださっている仏がおられること。

(信仰とはなんと心強きものか)。病気になって初めて、そんなしみじみとした思いがこみ上げます。

「オレは今まで人から与えられてばかりで、『奪う愛』の塊だった。だからこれからの人生は無私なる愛を実践して生きていこう」

死ぬのは怖くありませんでしたが、この世の生を閉じる時、周りの人にもっと優しくしてあげればよかった、と悔いが残るのはつらいと思いました。病身であっても、今の自分にできることからやっていこう、と心に誓ったのです。

「与える愛」の実践

病室は4人部屋だったのですが、病室特有の暗い雰囲気に負けじと、自分から話しかけたり、家族に頼んでトランプや花札、知恵の輪を持ってきてもらい、患者同士で遊んだりしました。

また、高齢の方とは、一緒に風呂に入るようにして、体を支えてあげたり、下着の脱ぎ着を手伝ってあげたりしました。そのうち、別の病棟から患者さんが遊びにくるようになり、退院祝い会をやったりと、明るいサロンのような雰囲気になっていきました。

吹き出てきた「感謝」

そんな日々の中で、びっくりするようなことが起きました。

時折、腹から胸に向かって、まるで壊れた水道管から水が吹き出るように感謝が湧き上がってくるのです。

それは病院の廊下を歩いている時や食事の時など、前後の脈絡もなく突然やってきました。そして決まって、「いい人生だったなあ」という言葉が口をついて出、涙がぼろぼろと止まらないのです。

一度その場面に居合わせた妻も、「なにも明日死ぬわけじゃないんだから」と困惑するぐらいでした。

それは自分の人生も、死も、すべて受け入れることができた瞬間だったと思います。そして何かが吹っ切れた気がしました。自分の心の根っこに純粋な感謝があり、私はホッとしていました。

(迷ったらここに戻ればいい――)

「信仰」の奇跡が臨んで

そして手術が迫ったある日。医師がふとこんなことを言い出したのです。

「こんな状態の人にやったことないけど、膀胱を取らずに、悪いところを内視鏡で焼いてみますか?」

膀胱にびっしりできたガンを切除するのは至難のこととは思いましたが、私は先生にお任せすることにしました。ガンが深いため、手術中に膀胱に穴が空く恐れがあるとも言われました。

ところが実際には、手術は成功したのです。

「こんなにひどくなってるのに、ガンが表面にしかない。尿管にも広がってない」と医師も驚きを隠せない様子です。「Fさんがお持ちの信仰のお陰もあるんじゃないでしょうか……」と不思議そうな顔をしていました。

心の財産

ガン発覚から2カ月後、私は職場に復帰しました。

「分からんことがあったら、俺に遠慮せずいつでも聞きにこいよ」

入院前、あんなに皆に伝えてあったのに、聞きに来た部下は誰もいません。以前の私なら心が動揺したでしょう。しかしその時は、私が不在でも滞りなく業務をこなしていた部下たちの成長を祝福し、皆に感謝することができたのです。

手術から数年が経ち、ガンの定期検診の必要もないほどに、健康を取り戻すことができました。退職した今は、地元の会社の役員や、幸福の科学のボランティアをしながら、充実の日々を送っています。

年を重ねるほど、心は、凝り固まった「有(う)」の状態になりがちです。

人間そう簡単に変われるものではありませんが、私にとってこの数年間は、「 地獄の方向を向きがちな心の針を、天国的な方向に振り向ける」ことを常に自らに課し、実践し続けてきた歳月でありました。

まだまだ未熟ですが、習慣づけた心の操縦法は、私の心の財産です。

「新しい生命(いのち)」をいただいて

ガンを宣告された時、もし無信仰の私だったら、死の恐怖におびえながら、医学書を買いに走って、油汗を流しながら読み、何としても肉体生命を延ばす方向で悶々と苦悩したでしょう。

病気がきっかけで、自らの間違った思いに気づくことができました。教えによって、心の傾向にまで踏みこんだ反省ができ、心身の健康を取り戻せたことは、まさに「信仰の奇跡」であったと思います。

支えてくださった幸福の科学の皆さんと、新しい生命(いのち)をくださった仏に、心からの感謝を捧げ、これからの報恩の人生を歩んでまいりたいと思います。



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香港の天安門記念館が閉鎖 香港で再び「天安門事件」を起こさないために

2016-04-18 19:59:09 | 日記

香港の天安門記念館が閉鎖 香港で再び「天安門事件」を起こさないために
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11202

香港にある天安門事件を扱った「六四記念館」が、閉鎖される見通しだ。

天安門事件とは1989年6月4日、中国の天安門広場に民主化を求める学生が集まり、デモを行っていたところ、中国当局が戦車などで武力弾圧した事件。

六四記念館は2014年4月、愛国民主運動連合会(以下、連合会)という市民団体が、香港の中心地・尖沙咀(チムサーチョイ)のビルに開館。天安門事件の映像や写真を展示していた。

だが、ビルのオーナーが、「事務所としてのみ使用許可を出したのに、賃貸契約に違反している」と訴訟を起こした。また別の入居者らも「多数の訪問者が来て営業に差し支える」として記念館の閉鎖を求めていた。

六四記念館は、膨らむ訴訟費用を払いきれないため、6月4日以降は閉鎖される方針だ。


◎閉鎖は、中国政府による政治的な圧力?

連合会の代表で香港民進党の何俊仁(アルバート・ホー)主席は、「この圧力の裏には、政治的な背景がある。ビル管理室は、記念館を訪れる人々をいちいちチェックし、訪問記録も残すことを要求してきた。そのため、記念館を訪れた中国人観光客たちが帰ってしまうことも多かった」と語っている(4月16日付朝鮮日報日本語版)。

中国政府は言論統制を強めており、圧力をかけて記念館を閉鎖に追い込んだ可能性は十分ある。弊誌のインタビューに対し、何代表は天安門事件について次のように語った。

「今年は、天安門事件が起きてから27年目です。26年間、香港の活動家たちは、断固たる姿勢で中国政府が行った大虐殺に立ち向かい、中国の民主化にも取り組んできたのです。香港の人たちは、本当に苦しい時代を堪えてきました。

中国政府は、『犠牲者の数は約300人』と発表していますが、ある国際NGO団体は『犠牲者数は7000人』と主張しています。中国政府は、この事件を忘れさせようとしています。でも私はいつか真実が明らかになると思っています。この事件を風化させてはいけません」

天安門事件の時のように、香港や台湾などで民主化を求める活動家たちが、中国政府に武力弾圧されるような悲劇は繰り返してはならない。そのために、日本やアメリカ、その他の民主主義国は、香港や台湾での民主化運動をバックアップする必要がある。(山本泉)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591

【関連記事】
2016年4月5日付本欄 「香港のアカデミー賞」受賞映画はフィクションではない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11162

2016年4月1日付本欄 香港政府が独立を目指す活動家に「法的措置」で牽制 香港の自由と繁栄を守れ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11148


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熊本地震 安倍首相、消費税10%「予定通り」・10万人も避難民が出ているのに大震災ではないとは・・・

2016-04-18 18:25:26 | 日記

 安倍晋三首相は18日の衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で、熊本地震を受けて来年4月に予定している消費税率10%への引き上げの先送りを求められ「リーマン・ショック級、大震災級の事態にならない限り予定通り引き上げていくという基本的な考え方に変わりはない」と述べ、従来の答弁を繰り返した。

 おおさか維新の会の下地幹郎氏の質問に答えた。


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大川隆法「魂を鍛えるふたつの局面」

2016-04-18 05:32:31 | 日記

人間の魂を鍛えるために、仏神は人間に試練を与えることがあります。

魂を鍛えるために大事なのは、得意のときと失意のときです。

この二つのときに、その人のほんとうの姿、本性が現われてくるものなのです。

得意のときに得意とならず、失意のときに失意の底にうち沈まず、

常にたんたんと努力する姿勢を、仏神は人間に要求しています。

『不動心』P.85


※幸福の科学出版
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M264943&c=10209&d=203d

※Amazon
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M264944&c=10209&d=203d


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「大川隆法「感化力を増す意外な方法」

2016-04-18 05:31:58 | 日記

自分の心が変わることによって、そこから発散される善念、

善なるエネルギー、光が、実は他人を変えていくのです。


感化していきます。他人の心自体を支配して変えることはできませんが、

他人に影響を与えること、感化することは可能です

そしてそれは、なんと自分自身を変えることによって、

そうなっていくのです。



『理想国家日本の条件』P.152

※幸福の科学出版
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M278026&c=10209&d=203d

※Amazon
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M278027&c=10209&d=203d


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人生の意味や目的がわかった!

2016-04-18 05:31:39 | 日記

http://voicee.jp/201405159515

募る孤独感

今は希望にあふれる毎日を送っている私ですが、幸福の科学の仏法真理に出会う前は、明るい未来など信じられませんでした。自分が何のために生きているか、何を信じて歩んでいけばいいのか、まったく分からなかったからです。

「どうして人間は生きているんだろう。人生に目的ってあるんだろうか?」

小中学生のころから人生の意味や目的について考えていましたが、同級生にはあまり理解されませんでした。

自分を認めてもらえない苦しみと、理解されない孤独感から、次第に人と距離を取るようになりました。学校の休み時間には、哲学書や文学書などを読んで過ごします。

「浮いた」存在だったためか、中学生の時にはクラス全員から無視されたり、持ち物を壊されたり、使い走りをさせられたりなどの「いじめ」にあいました。人間不信に陥り、ますます一人で過ごす時間が増えていきました。

人生の意味を求めて

高校卒業後は、心理学を学べる大学に進学。「心」の存在を認め、その動きを分析的に捉えていこうとするユング心理学(※)に興味を持ちました。

深い悩みや心の病に苦しんでいる人を救いたいというユングの思いにも、共感できるものがありました。しかし、人は何のために生きているのかについては、心理学では満足のいく答えが得られませんでした。

(「生きる意味」も分からないし、生きていても仕方がないんじゃないか)

憂鬱な日が続き、ひどく落ち込んでいたある日のこと。母が信仰している幸福の科学の支部に行く機会がありました。私はそこで、自分の孤独感や悩みを支部長に聞いてもらいました。

一通り話を聞き終わった支部長は、力強くこう言いました。

「あなたがずっと求めてきたものが、ここにあるんだよ。生きていても仕方がないと諦める前に、仏法真理を学んで、人生を賭けてみませんか?」

確信の込められた支部長の言葉にハッとした私は、仏法真理を学んでみることにしました。

最初に読んだのは『太陽の法』です。人間の本質は魂であり、永遠の生命を持っていること。魂の中核部分に心があり、心を磨くために何度も生まれ変わり、さまざまな人生経験を積んでいること――。

「心」について、これほど明確で分かりやすく述べられている本は初めてです。ずっと疑問に思っていた人生の意味も、自分の心を磨き、高めていくことにあると分かりました。

※カール・グスタフ・ユング:スイスの精神科医・心理学者。夢や神話等の研究を通じて無意識の構造を明らかにし、人類共通の集合的無意識を発見した。後に、東洋思想や神秘主義の研究も行い、人間の宗教性の問題を深く追求した。

私がやりたかったことは、これだ!

何より感激したのは、教えのスケール感です。

「心の作用とは、実は、仏が人間に与えた創造作用なのです。(中略)この地上を仏国土、ユートピアにしたいと願う人が、何十万、何百万と出てきて、その『念い』が集中、増幅されてくると、地上世界の一角から光が出てくる。そして、人々の心にその光が浸透して、どんどん幸福な世界がひろがってきます」(『太陽の法』より)

(心にこんな力があったなんて!)

心理学は、各人の悩みや苦しみを分析することができます。でも、幸福の科学では、悩みの解決法が示されている上、ユートピア建設を成し遂げるという大きな理想があります。伝道活動を通じて、幸福になる心の法則をたくさんの人に伝えていけば、ユートピアが広がり、新文明も拓けていくというビジョンに心が躍りました。

「私がずっとやりたかったことはこれだ!大きな理想の一端を担うことが、自分の果たすべき使命なんだ」

広がる幸福の輪

私は早速、学生時代の同級生やアルバイトで出会った方たちに仏法真理を伝え始めました。人への関心が薄れていた私ですが、「この教えを伝えたい」と思うと、縁ある人の顔が浮かんでくるのです。

伝道をしていると、すべての人が仏法真理を求めていることをひしひしと感じます。

ある時は、大学時代に同じゼミで学んでいた友達のことが気になり、さっそく連絡を取ってみました。すると、事故で友人を亡くし、悲しい思いをしていたところだったというのです。

そこで、「あの世は絶対にあり、死は永遠の別れではない」という霊的真実をお伝えしました。彼女は、「そんなにハッキリ言ってくれた人は今までいなかった。ありがとう」と、ぽろぽろと涙をこぼしていました。

また、アルバイト先で出会った男性は、「この世の中、正しい行いをしているヤツなんていないよ。そんなヤツは、偽善者だ」と言っていました。そこで、人生の目的と使命について話をしたり、布教所での集いや支部行事に参加してもらいました。

人の幸福を真剣に願い、行動している信者の姿に接した彼は、「オレもこんな生き方をしてみたい。

自分にも、何か世の中の光となるような使命があるのかもしれない」と入会を決意されました。その後、とても熱心に仏法真理を学びはじめました。

一人ひとりの悩みに真剣に耳を傾け、それぞれの悩みに合った話を丁寧にしていったところ、気づけば、1年半ほどの間に、約30名の方が幸福の科学の仲間になっていました。

一人でも多くの人にこの教えを伝え、幸福になってもらいたい。そしてその方もまた、周りに幸福を広げていく使命に目覚めてほしいと強く願っています。

そんな幸福の循環ができれば、未来は確実に明るくなると信じているからです。


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大川隆法「富の法則とは何か」 

2016-04-18 05:30:50 | 日記

『「愛とは与えることである」という考えがありますが、この「富の法則」においても、まったく同じことが言えるのです。

奪う愛とは、すなわち、
他の人から搾取(さくしゅ)する思いであり、
「他の人々が不幸になっても、自分だけが富めばよい」


という考えですが、こうした狭い考えによって
自分自身の富が大きくなることはありません。

しかし、世の人々を潤そう(うるおそう)として、
幸福にしようとして、

素晴らしい仕事を成しとげていく人のところには、
富が集まってくるのです。』

幸福の科学出版『発展思考』より


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大川隆法「気概が運命を拓く」

2016-04-18 05:24:35 | 日記

途中に崖があるのを見ると、

普通の人は「あの崖は登れない」という結論になります。

しかし、やはり登る人は出てくるのです。

「登れる。登ってみよう」という人には登れるのです。



『神理文明の流転』P.88

※幸福の科学出版
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M304043&c=10209&d=203d

※Amazon
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M304044&c=10209&d=203d


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総選挙大敗の朴槿恵大統領が“反日活動”で起死回生も、国民は「またかよ!」

2016-04-18 05:08:37 | 日記

韓国外交部(日本の外務省に相当)は4月15日、「わが政府は日本政府が外交青書を通じて、歴史的・地理的・国際法的にわが固有の領土である独島(竹島)の不当な領有権の主張を繰り返したことに、憤慨を禁じ得ないし、即刻撤回を要求する」と伝えた。

 ここ最近おとなしかった韓国・朴槿恵政権の“反日攻勢”だ。求心力の低下から、再び伝家の宝刀を使ってきたことになる。というのも、先の選挙結果が朴槿恵大統領にとって、非常に思わしくなかったからだ。

 先日行われた第20代国会議員の総選挙は、与党セヌリ党が予想外の大敗北。最終議席数を見ると、定数300議席に対してセヌリ党は122議席と、過半数に届かなかった。

それどころか、野党「共に民主党」が123議席を獲得したことで、セヌリ党は議席数でも第2党となってしまったのだ。韓国メディアは「総選挙で判明した民心は、朴槿恵大統領に対する“警告”と解析できる」などと伝えている。
 
 失った求心力を取り戻すために現政権が使えるカードは、もはや反日攻勢しかない――。そんな予測が出ていた矢先に竹島問題に触れてきたのだから、その浅はかさが一層目につく。

さすがの韓国ネット民たちも「今さら?(笑)」「なんとか民心を取り戻そうという意図が見え見え」「一生、憤慨していろ。歴史に残る無能政府」と、もはやあきれ返ってしまっている。

 現在、朴槿恵大統領の支持率は35.5%にまで急落。「国政をうまく行えていない」という否定的な評価が57.8%にまで上っている。国民の支持を得られないどころか、セヌリ党内では「朴槿恵責任論」が出てくる始末だ。

 まさに起死回生を狙って反日攻勢に出ようとする朴槿恵政権だが、反日カードがそれほど残されていないのも事実だ。

昨年末の日韓慰安婦合意があるため、慰安婦問題は使えない。韓国ではこの慰安婦合意に対して批判が高まっているが、アメリカなどからも祝福されたものであるため、ほごにすることはできないだろう。

 そこで今回は竹島問題を使ってきたわけだが、竹島は慰安婦問題に比べても解決が困難だといわれている。韓国のある専門家は、こう話す。

「独島は永遠に解決できない問題だと私は思っています。韓国、日本のいずれの政治家も『独島を放棄する』とは言えないでしょう。

どちらの領土だという話以前に、いずれの政権も絶対に譲歩できないので、解決できる類いの問題ではないと思うのです。

有名な逸話ですが、1950年代、韓国のある政治家は『独島を爆破してしまえ』と言ったそうです。日本に渡すこともできないし、独島のせいで日韓交渉が進まないといういら立ちがあったのでしょう」

 いずれにせよ、竹島問題を切り口に、日本に非難の声を上げた韓国。なりふり構っていられない朴槿恵政権の反日活動は、今後ますます活性化するかもしれない。


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金正恩氏は「挑発」でミサイルを撃っている訳ではない

2016-04-18 04:56:35 | 日記

高英起 デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

韓国国防省によると、北朝鮮が15日午前5時半ごろ、東海岸で弾道ミサイルを発射。中距離弾道ミサイルのムスダンと推定されているが、発射直後にレーダーから消えたことや正常な軌道ではなかったことから、失敗したものと見られている。

とはいえ、北朝鮮が国連決議違反となる弾道ミサイルの発射を、国連安保理の制裁下で行ったのは、あくまで「我が道」を行くのだという強力なメッセージと言える。

ところで、今回の件も含め、各国政府やメディアは「挑発」という言葉をよく使う。辞書によれば、「挑発」とは「相手を刺激して、事件や紛争などを引き起こすようにしむけること」だとされている。ということはつまり、北朝鮮の行為が「挑発」である場合、「こちらは無暗にそれに乗って、対立を激化させてはならない」という論理が働く。

問題は、金正恩氏の意図が、本当に「挑発」にあるのかどうかだ。彼の行動をそのように見るのは、その危険性を過小評価することにつながるのではないか。

(参考記事:徐々にわかってきた金正恩氏の「ヤバさ」の本質

昨年8月、韓国と北朝鮮が対峙する非武装地帯で、北朝鮮が仕掛けた地雷の爆発事件が起きた際、これも韓国に対する「挑発」であるとみなされた。ところがその後、南北間で軍事衝突の危機が高まるや、金正恩氏は韓国の朴槿恵大統領との「チキンレース」でまんまと敗れてしまったのだ。

(参考記事:【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間

(参考記事:韓国との「チキンレース」に敗れた金正恩氏が国内「殺りく」に走る可能性

長引く経済難で、北朝鮮の軍の大部分は惨憺たる状態に置かれている。軍隊だけでなく、国民の意識の面でも、とても戦争が出来るような状態ではない。大衆は「祖国のために戦う」どころか、金正恩氏が「準戦時状態」を宣言したのに対して「戦争ごっこ」と揶揄していたぐらいなのだ。

戦争への備えがなければ、「挑発」を繰り返すことに意味はない。むしろ逆効果でさえある。8月の軍事危機をきっかけに、米韓は金正恩氏に対する「斬首作戦」の導入に向けた動きを見せ始めた。金正恩氏はこれを受け、明らかにナーバスになっている。

(参考記事:北朝鮮「先制攻撃」声明に見る金正恩氏の「メンタル」問題

そして、軍がとうてい通常兵力で米韓と戦える状態ではないことを、金正恩第1書記のみならず北朝鮮指導層も充分認識しているだろう。だからこそ、北朝鮮は一撃必殺の「核兵器」にこだわるのだ。実戦配備されて長らく発射実験の行われていなかったムスダンの初のテストを、今回敢えて行ったのは、核戦力の強化に向けた思惑があったのではないか。

金正恩氏は、自分の権力と安全を守るためにも、核戦力の整備を急いでいる。それこそが彼の「暴走」の意味であり、彼の危険性を物語るものなのだ。それを、いつまでも「挑発」としか捉えられないなら、私たちはより大きな危機に備えるための、貴重な時間を浪費してしまうかもしれない。


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熊本地震救援に普天間基地のオスプレイが出動

2016-04-18 04:52:06 | 日記

JSF 軍事ブロガー

4月14日に熊本県で震度7の大地震が発生、16日にも更なる地震が発生して被害が拡大し、日本政府は被災地救援の為に在日アメリカ軍の航空輸送支援を受け入れることを決めました。

沖縄県のアメリカ海兵隊は本日17日夕方に普天間基地からMV-22オスプレイ4機を出発させており、山口県の岩国基地を経由して熊本県の被災地に向かいます

4機の米海兵隊のオスプレイが九州の被災者を支援するため、たった今、沖縄の普天間基地から岩国基地(山口県)へ向けて飛び立ちました。

オスプレイはこれまでハイチ地震(2010年)、フィリピン台風(2013年)、ネパール地震(2015年)などの被災地救援に出動してきました。

このうち普天間基地に配備されたオスプレイはフィリピンとネパールの救援に出動しています。普天間基地にオスプレイが配備されたのは2012年で、東日本大震災(2011年)には出動していません。

東日本大震災の時は前任機のCH-46ヘリコプターが普天間基地から東北に向かいましたが、CH-46は速力が遅く航続距離が短く、到着まで何度も途中の空港で降りて給油を繰り返して移動だけで二日も掛かっています。これがオスプレイならば、数時間で到着することが可能でした。


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北朝鮮レストラン「美貌ウェイトレス」が暴く金正恩体制の脆さ(2)

2016-04-18 04:48:41 | 日記

高英起 デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

前々回の本欄で、中国の北朝鮮レストランで起こったウェイトレスら従業員13人の集団脱北事件が、金正恩体制の脆さの表れであることを指摘した。

(参考記事:北朝鮮レストラン「美貌ウェイトレス」が暴く金正恩体制の脆さ(1)

北朝鮮レストランのウェイトレスが脱北するのは、今にはじまったことではない。そうしたリスクがあるにも関わらず、北朝鮮当局が海外でレストランを展開してきた最大の理由は「外貨稼ぎ」だ。合法的なビジネスとして展開できる北朝鮮レストランは、外貨稼ぎの花形でもあった。

それだけに、誰でも簡単にウェイトレスとして海外に派遣されるわけではない。

聯合ニュースによると、ウェイトレスに選ばれるためには、「ミスコン」並みの狭き門をくぐらなければならないという。

身長162センチ以上、体重48キロ以下という厳しい基準があるため、ダイエットする応募者までいるとのことだ。食糧事情が厳しい北朝鮮で「ダイエット」というのも、にわかに信じられないかもしれないが、新興富裕層のなかには、覚せい剤まで使ったダイエットが浸透している。

 

数度の審査を経た女性たちは、中国語、接客マナー、歌、ダンス、楽器など、ウェイトレスとしての素養を徹底的に叩き込まれ、韓国人客への対応方法も学ぶ。例えば、金日成一族や北朝鮮体制を非難する客がいれば、その場で対応せず、指導員に報告して対応を任せるといったぐあいだ。

こうした厳しい選抜過程をくぐり抜けて、女性たちは、ようやく海外に派遣されウェイトレスとして働きはじめるが、ここでも苦しい日々が待っている。

北朝鮮レストランで働いた元ウェイトレスの証言によると、睡眠時間以外は、分刻みのスケジュールだという。普段は集団生活で、外出する時は、秘密警察員や朝鮮族の管理人の同行が必要となる。さらに、ここ最近の経営難から、売春まで強要されているという複数の証言がある。

 

たしかに、北朝鮮国内では、慢性的な経済難や社会秩序の乱れから売春も増加している。しかし、北朝鮮レストランにおける売春は、体制維持の外貨を稼ぐ目的、すなわち国家による強制売春だ。

 

厳しい労働環境にも関わらず、北朝鮮レストランで働きたがる女性は多かった。海外を見たいという好奇心、そして北朝鮮にいる時より稼げるからだ。

そして、実際に派遣された彼女たちは、歯を食いしばって辛い労働環境で働いてきた。そんな彼女たちの希望を、金正恩第1書記の暴走気味の政策、そして人権を無視する姿勢が、打ち砕こうとしている。北朝鮮レストラン集団脱北事件は、起こるべくして起こったのだ。


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