まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

庄内全体が藤沢文学ミュージアム

2010-09-30 21:36:42 | 建築・都市・あれこれ  Essay

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鶴岡駅のパンフレット置き場にこんなパンフレットがありました。鶴岡と酒田のまちなかの観光スポットの紹介と宣伝です。酒田の山居倉庫とともに鶴岡の藤沢周平記念館が載っています。建築されてまだわずかの記念館としてみれば、名工高橋兼吉が携わって100年以上前に建てられた山居倉庫と並べられるのはありがたいような面映いような・・・・・・。

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オープンして5ヶ月あまりですが、一月あたり1万人の人が訪れるそうです。記念館を訪れたあと藤沢周平氏を生んだ町の歴史的建築などを訪ね歩く人も多いことでしょう。記念館に関係した皆さんが構想した庄内全体が藤沢文学ミュージアムだというコンセプトが今現実化しつつあるのでしょうか。