- 財欲・色欲・飲食欲・名誉欲・睡眠欲の五つの欲望。
上記の五欲は人間である以上、誰でもが持っている。しかし、これらの欲望があることが生ようとする意欲につながる。これらの欲が何によって生じているのか、そのことを理解し、欲のある存在として自分を認めることが必要。 - 煩悩即菩提
煩悩があるからこそ苦を招き、その苦を脱するため菩提(さとり)を求める心も生じる、菩提(さとり)があるからこそ煩悩を見つめることもできる。
中居氏の性トラブルに関して私なりに妄想すると、若い時から人気タレントであった中居は、数々の女性とも付き合ってきたが、仲良しの松本のやっている後輩の芸人によって女性がアテンドされたホテル内の個室での飲み会などに参加する等して、単に性欲を発散する対象としか女性を見ることなく、しかも、少年期に受けたジャニー喜多川による行為の影響もあり、自らの有名タレントであり続けて来た故のストレスを、自らの欲望を発散させることで解消してきたのだろう。そして、番組で共演したことのある魅力的な若い女性アナウンサーを他の参加者もいると騙して自宅マンションの部屋に誘い込み、飲食させた上で性加害に及んだものと思われる。しかし、ここで問題なのは、中居本人が、自らの欲望をコントロールできておらず、他人を自らの欲望の発散先としか考えていないことであり、例え、今回のように示談金として大金を支払ったとしても、彼の考え方やストレス発散のやり方は変わりそうもないことである。煩悩も生きる喜びを得る為には必要ではあるが、それはコントロールされてこそ役立つものであり、コントロールなしで行われる発散は、有害な場合が多い。