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my diary

様々な事象に物事の寒さを実感。

2025年01月08日 | 日記
 このところ、散歩をしていると、手袋をしているのに手が痛いような季節にようやくなってきた。今朝も外の最低気温は1℃くらいとなっていて雪が降ってもおかしくはない。
 昨日は、久しぶりに、ゆめタウンに買い物に行ってきた。自宅から高速道路を使って30分程度であった。しかし、私の動体視力やとっさの時の瞬発性などがおかしくなっていて、妻に運転してもらって助手席に乗っていたが、自分自身で運転するのが怖くなった。運転免許の更新までの有効期間は2年近くあるが、おそらく次の更新はしないだろう。確かに、地方に住んでいると、運転できなければ行動範囲が狭まってしまい生活に大きな不便を生じるが、仕方がない。個人差もあるだろうが、高齢者が運転していて、大事故でも起こしてしまっては取り返しがつかないことになる。どこかの元高級官僚のように90歳近くにもなって運転していると、いつブレーキとアクセルを踏み間違えてもおかしくはないだろうし、とっさの時に行動が取れない可能性も高い。

 日経平均株価が4万円を超えたが、私の持株は、昨年末より低下している。消費者物価高騰が続いているのに残念だ。ガソリンの値段も高くなっている。年金生活者にとって車は贅沢なものになってしまった。

 昨日の夜7時から、日テレ系で「世界仰天ニュース」という番組があったが、MCの中居正広の映像だけが消えている。この問題に関する文春第二弾が出て、被害に遭った場所は中居の自宅だったそうで、翌日、被害者は、フジの幹部数名に相談したものの、「しばらく休んだらどうか」等とは言われたが、フジ幹部は、個人間のトラブルと解釈したのか、その会合を仲介したとされるフジ幹部Aや中居自身に事実確認をしなかったとのこと。私が思うには、フジの幹部を含むテレビ業界には、未だに昭和の時代の価値観で物事を判断している人がいるのだろう。少なくとも、自社の社員が、自社の番組に出演している有名タレントとトラブルになっていて被害を訴えているのであれば、関係者に聞き取り調査をして事実関係の確認くらいはすべきだったのではなかろうか。この種の女性トラブルは、放送業界に限らず世間的に今でも少なからず存在するのだろうが、しかし、ポイントは、自社の社員が自社の番組に大きく関係している有名タレントとトラブルを起こし、それが、女性側の認識では、自社の幹部Aを交えた会合であると嘘を言われていたということであるなら、それが本当なのかどうかを関係する当事者に確認くらいすべきだったろう。勿論、処女性を重んずる昭和の価値観では、女性がそのようなトラブルに巻き込まれたときは、公にすることによる女性側のダメージを考慮して、物事を穏便に収めようとするのが当然であったのかもしれないが、しかし、それなら、フジテレビは、今後も女性アナウンサーを含む女子社員が同じような被害に遭う可能性を、どうやって防止するつもりなんだろうか。有名タレントに忖度して、自社の社員が犠牲になっても仕方がないという方針であるとしか受け取れないではないか。
 その一方、自社のワイドショーなどの番組では、有名人に関するトラブルを面白おかしく取り上げている。例えば、大谷の住もうとしていた新居の周辺で取材をして、近隣住民にインタビューまでして、結果として、その所在地を明らかにしてしまったのはフジテレビではなかったのか。ジャニー喜多川の事案についても、多数の少年が被害に遭っていることを知りながら頬被りをして、ジャニーズ事務所のタレントを起用し続けて来たのは、フジテレビに限らず、各テレビ局であった。その反省のカケラもないと言われても仕方がないだろう。今からでも、「一部の週刊誌で、中居氏と元フジ女性社員に関するトラブルが報道されていて、フジテレビとしては個人間のトラブルとして認知していたが、女性社員については、相談を受けて以降、寄り添ってきたが、個人のプライバシーもあるのでワイドショー番組内では取り上げなかった。」とでも言い訳をすべきではなかろうか。それが、上場している企業としての説明責任でもある。それすらしないと言うのであれば、フジテレビとしての企業統治やコンプライアンスの在り方が問われるだろう。
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