昨日、新型コロナワクチンの6回目の接種を受けてきた。今回はファイザー制の2価ワクチンであった。接種後、少し頭痛がしたような感じがしていたが、体温も正常の範囲で、接種した箇所が少し腫れている程度である。しかし、年金暮らしの身で、別に何をしなければならないという予定もないので、念のために、今日は散歩にも行かずに一日中テレビでも見て過ごそうと思っている。新型コロナは、ワクチン接種したからといっても感染は100%防げないかもしれないが、今年になって規制が全面的に緩和され、外国からも多数の訪日客が来るようになっているが、かといってコロナが無くなった訳でもないし、国が発表しなくなっただけで、コロナ感染者が徐々に再増加している疑いもある。
昨日の大雨で、全国的には、川に流されたり、土砂崩れがあったりして、何人かの人が亡くなっている。人は奇跡的な運命により生を受け、どのような命も貴重なものだと思う。それだけに、戦争や災害などで、ゴミくずのように多くの人が亡くなる現実は悲しいことだと思う。死刑制度なども、冤罪もあるし、裁判官が裁判中に受けた印象だけで無期懲役にする場合もあるのに、死刑にする場合があるということには納得出来ない。死刑の代わりに永遠に刑務所から出さないという無期懲役刑を設けたら良いのではないか。
北朝鮮拉致者の件で、岸田首相が金委員長との直接会談を模索しているという。確かに、拉致事件が頻発していた当時、北朝鮮工作員などの国内での活動を阻止出来なかったという点では、公安や警察に責任があるが、拉致事件からは40年以上経過している訳で、既に死亡した人も多数いるだろうし、北朝鮮内で生きていく為に朝鮮当局に従順なふりをして自分なりの生活を構築している人もいるだろう。それを、我が国の現在の国益まで取引条件にして返還を求めるというのはどうなんだろうか。首相のパフォーマンスやマスコミが煽る一部の国民の感情の為だけで、他の国益を犠牲にして交渉をし、例え何人かが帰国したとしても、それを本当の意味で全国民が歓迎するのだろうか。小泉元首相の時とは国際情勢も変わっていると思うし、彼の国の体制も変わっている。いたずらに妥協を重ねるべきではないと考えるが、間違いだろうか。