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「三浦綾子文学の力を信じて」(1)を聞いて

2014-06-24 05:50:45 | 日記
今朝4時台「明日へのことば」三浦綾子記念文学館特別研究員森下辰衛氏のトークを途中4時半ころから聞いた。

三浦綾子が1963年朝日新聞1千万円懸賞小説「氷点」1位入選、64年12月から朝日新聞連載として世に出てから50年になるという。小説氷点は陽子が前向きに生きるとき自分が不義の子に気付き凍りつつもキリスト教の原罪に行き着くものである。

将棋を愛好し、饅頭が好きな綾子は言葉の力は生活綴り方から人の経験がものを言う。また、三浦の文学は光・愛・命と言っている。綾子自身は人生終わりに近づいても、死ぬという大きな仕事があると。愛を失った人生は地獄だともいっている。

森下氏は経験の生活綴り方から、算数の嫌いな娘が0点に近い答案の裏に「私は算数は嫌いです。しかし、おじいちゃんも算数ができなかった。そんなおじいちゃんを尊敬します」と書いていた。これが、経験から出た言葉であり、力でもあるという。

また、森下氏は筒先は国民に向けられた「銃口」展についても触れていた。

そして、あさっての風より「かけがいのない命を生かされるままに せいいっぱい生きて行くすなおさを持ちたい」と苦難に立ち向かう希望の文学として次回の(2)を聞きたいと思った。


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