昨日NHKが報じたギリシアへの渡ろうとするシリア難民がトルコ西部沖で遭難、子供を含む33人が犠牲、75人が救助されたと。このニュースは毎日報道されており、もう犠牲者は240人に達しているという。
冬の荒海でボートの転覆は考えられるのに、どうして母国を捨て難民は欧州へ向かうのであろう。死を覚悟しての生きるためか?
2011年に始まったシリア内戦の理由など知る由もないが、まして、アサド政権派のシリア軍と反政権派勢力の民兵との戦いという。
さらに混乱に乗じ過激派組織ISやアル=ヌスラ戦線、またシリア北部のクルド人勢力が参戦したほか、アサド政権の打倒およびIS掃討のためにアメリカを始めとした多国籍軍もシリア領内に空爆を行っており、内戦は泥沼化しているようだ。
シリアで内戦が激化している理由として、トルコやアラブ・イスラム世界の中で敵対関係にあるイスラエなど、アサド大統領がシーア派の分派であるアラウィー派であるのに対し、反政府勢力はスンニ派が多く、宗派対立というのも、日本人には理解できない。
また、コーラン信仰スンニー派サウジアラビアと、リーダーを重視する偶像崇拝シーア派イランの国交断絶も宗教対立である。ニムル師などサウジ王室の追放を主張したイランの指導者47人が処刑されて、イランのサウジ大使館が襲撃されてのことである。どちらもシリア内線を終わらせようとしていても、対立していてはますます、中東の問題は複雑になるばかりである。
4大文明発祥の中国、インド、イランイラク、エジプトで、どうしてこうも内戦が激化しているのかと不思議で仕方がない。
冬の荒海でボートの転覆は考えられるのに、どうして母国を捨て難民は欧州へ向かうのであろう。死を覚悟しての生きるためか?
2011年に始まったシリア内戦の理由など知る由もないが、まして、アサド政権派のシリア軍と反政権派勢力の民兵との戦いという。
さらに混乱に乗じ過激派組織ISやアル=ヌスラ戦線、またシリア北部のクルド人勢力が参戦したほか、アサド政権の打倒およびIS掃討のためにアメリカを始めとした多国籍軍もシリア領内に空爆を行っており、内戦は泥沼化しているようだ。
シリアで内戦が激化している理由として、トルコやアラブ・イスラム世界の中で敵対関係にあるイスラエなど、アサド大統領がシーア派の分派であるアラウィー派であるのに対し、反政府勢力はスンニ派が多く、宗派対立というのも、日本人には理解できない。
また、コーラン信仰スンニー派サウジアラビアと、リーダーを重視する偶像崇拝シーア派イランの国交断絶も宗教対立である。ニムル師などサウジ王室の追放を主張したイランの指導者47人が処刑されて、イランのサウジ大使館が襲撃されてのことである。どちらもシリア内線を終わらせようとしていても、対立していてはますます、中東の問題は複雑になるばかりである。
4大文明発祥の中国、インド、イランイラク、エジプトで、どうしてこうも内戦が激化しているのかと不思議で仕方がない。