ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

会津身不知柿全国発送へと収穫始まる

2012-10-31 12:58:48 | 日記
会津地方特産の身不知柿の収穫が各地で始まった。
今月22日の会津の旅では葉は青く残っていたが、色のいい柿の実を見てきた。原発事故で小高区から避難しているかたも応援して収穫に当たっているとか。今年は夏の雨が少なく、色が抜群によく味もいいという。放射性物質は未検出と。焼酎を使って渋抜きされた実は全国に出荷される会津特産身不知柿である。

しかし、山のどんぐりは反対に、昨年の夏暑く不作でクマの出没が絶えないと。これから、冬眠に入るために餌あさりに人里まで降りてくる。クマの冬眠までは要注意である。里山の手入れが不十分にも原因が潜む。農作業で喜多方の女性がクマに襲われて死亡、目撃情報は昨年の3倍という。どんぐりや栗の不作でも柿が豊作という何とも悲しいのか喜んでいいのか分からない今年の収穫時期を迎えている。

政府、旧西袋村の米出荷制限解除

2012-10-30 10:38:56 | 日記
政府は29日、原子力災害対策特別措置法に基づき、須賀川市旧西袋村の出荷制限を解除した。

24日の米全袋検査で西袋村のコシヒカリ玄米1袋から110Bq/kgの放射性セシウムが検出されたため、西袋村の米の出荷を制限していたが、全袋検査で基準値以下と確認された米に限り政府は29日出荷を認めた。西袋地区は近くに大桑原つつじ園があり、こんなところでどうしてと疑問視していた。また、須賀川市には東に福島空港、牡丹園があり観光地としても有名で私も今年の大桑原つつじ園を観賞している。

乾燥食品の干し柿の加工食品は乾燥のため放射性物質の濃度が高くなり、出荷制限されている。
また、大根は乾燥機で乾燥されたものは基準値以下でも、乾燥小屋などで自然乾燥の大根からは3,421Bq/kgの放射性セシウムが検出された。シーベルトに換算すると、75.2μSv/kgとなり、基準値を大きく超えているから、食べ方にもよるが、内部被ばくは避けられない。今の時期安易に近くの山で採った茸や栗を食べることは高齢者だからという考えは捨てるべきである。



やりました郡山二中合唱日本一の大臣賞

2012-10-29 10:11:11 | 日記
第65回全日本合唱コンクール全国大会は27日高校に次いで28日鹿児島市民文化ホールで実施された。

混声の部で郡山二中金賞と一位に当たる文科大臣賞、郡山五中が同じ金賞で三位の鹿児島市教委賞に輝いた。
また、混声でも福島一中は金賞、同声で若松四中が金賞に、郡山五中、二本松四中は銀賞だった。

県勢の日本一は一昨年の郡山二が二年ぶりで同校にとって8度目の快挙、郡山五は初の特別賞であった。福島一は二年ぶりの5度目、若松四は初めての受賞であった。

前日の高校部門では安積黎明が金賞で三位の鹿児島市教委賞、会津と安積が金賞を受けている。本県から出場した十校十一団体が27,28の両日合わせて七団体が金賞を獲得、合唱王国にふさわしい実力を発揮した。また、郡山五中は混声と同声の複数で出場したことも珍しいことであったようだ。

合唱王国福島の歌声は県民の震災原発事故の復興へ大きな光を与えてくれた。あっぱれ中高生!感謝!かんしゃ!

昨夜は栗名月(豆名月)の十三夜

2012-10-28 09:38:29 | 日記
月の美しい季節になった。
今年の中秋の名月は9/30(旧8月15日)で芋名月(里芋)と呼ばれ中国から伝来したが台風の影響で観月はできず終いでした。しかし、翌日の朝方は快晴、よい観月ができたが放射能汚染でススキ萩のお飾りがなかった。

しかし、古から日本人がこよなく愛したもう一つの名月は昨夜の十三夜、栗名月または豆名月と呼ばれている。この栗も放射能汚染で福島の各地で出荷停止、仕方なく我が家では松茸ごはんで観月したが、やはり肌寒く防寒スタイルでの観月となっても何かすっきりしない。

が、そのあと巨人はファイナルステージで中日に3連敗のあと劇的な3連勝で、迎えた昨夜は8-1で日ハムに快勝、観月のもやもやが清々した。

楢葉木戸川で遡上のサケ震災後初捕獲

2012-10-27 13:12:36 | 日記
警戒区域解除の楢葉町木戸川で遡上のサケ同漁協が合わせ網で捕獲した様子が昨夜テレビニュウスで放映された。

サケの安全性を確かめるのが目的で、これから来年1月頃まで4回ほど捕獲するという。検査は町やいわき市のアクアマリンに依頼するが初日の検査では放射性物質は検出されなかったと。遡上するサケは殆んど餌を食べないというから・・・。しかし、川底の土壌のセシウムはどうか、これからの捕獲検査が待たれる。

原発周辺で同じサケの遡上で有名な請戸川が北の浪江にある。高瀬川と合流地点にヤナバがあり、私も震災前にその遡上のサケを撮影しています。その請戸川の室原橋周辺の川底から16万5000ベクレル(環境省)、8万7000ベクレル(県)今年の6月に採取した土壌から検出された。浪江の住民帰還は町長がこれから5年は戻れないと宣言しているが・・・。