2,3日前ラジオで、沖縄の方?が、畑に生えているススキとトウモロコシの区別ができないと話していた。また、薄は今が盛りで、お月見にはお飾りできないとも。
ススキはカヤとも呼ばれ、茅葺き屋根として利用、薄が用意できない家は藁ぶき屋根で、薄は藁より高級品であった。だから、萱場の焼っきりをしたり、定期的に草刈りをしてススキを大切に昔は保存されていた。茅場町の名前がその名残である。
ススキの名は、すくすく育つ木に由来する。お月見にはススキの穂を稲の穂に見たて、薄のように育つ願いが込められていた。
雑草のススキは、大切に利用されてきた。お月見のススキはまだつぼみで、花が咲きだすと穂先が四方に広がり風を受けて、花粉を飛ばし、他方から飛んできた花粉で受粉する。やがて種が熟すと再び穂を広げ風で飛ばし、やり終えたススキは枯れてしまうが、ケイ酸質を多く含むので、枯れても立ち尽くしたままである。
写真は、原発事故で避難し、1年過ぎて2年目の田んぼがススキで大荒れの楢葉町木戸川手前の6号国道から、上小塙と阿武隈山地(荻塚山)を背景にしたもの。2012.11.18撮影、初公開。この後除染の田んぼや木戸川やなばに行って撮影している。
ススキはカヤとも呼ばれ、茅葺き屋根として利用、薄が用意できない家は藁ぶき屋根で、薄は藁より高級品であった。だから、萱場の焼っきりをしたり、定期的に草刈りをしてススキを大切に昔は保存されていた。茅場町の名前がその名残である。
ススキの名は、すくすく育つ木に由来する。お月見にはススキの穂を稲の穂に見たて、薄のように育つ願いが込められていた。
雑草のススキは、大切に利用されてきた。お月見のススキはまだつぼみで、花が咲きだすと穂先が四方に広がり風を受けて、花粉を飛ばし、他方から飛んできた花粉で受粉する。やがて種が熟すと再び穂を広げ風で飛ばし、やり終えたススキは枯れてしまうが、ケイ酸質を多く含むので、枯れても立ち尽くしたままである。
写真は、原発事故で避難し、1年過ぎて2年目の田んぼがススキで大荒れの楢葉町木戸川手前の6号国道から、上小塙と阿武隈山地(荻塚山)を背景にしたもの。2012.11.18撮影、初公開。この後除染の田んぼや木戸川やなばに行って撮影している。