ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

震災6年平薄磯地区

2017-02-28 09:29:39 | 問題
2/28今朝の福島民報に、24日空撮した平薄磯地区の写真が前年2/27撮影したものと比較するように載っていた。

いわき市で薄磯地区は120名という一番の犠牲者を出したことから、1mそこそこの防波堤から海岸へ下りる階段の上部に塔婆を立て、5月の母の日にはカーネーションなどお供えしており、防潮堤建設で、塔婆が近くのお寺の庭に移動してからは行っていない。

3年過ぎたその時はまだ津波被害の豊間中の校舎・体育館があった。

そして、体育館で津波被害のピアノが修復されて、紅白でも演奏され話題を呼んだが。

空撮では、手前左に移転し新校舎になっていた。沼ノ内(写真中央に沼ノ内港)近くには災害公営住宅が早くにできていたが、今見ると防災緑地や高台造成地が整ってきている。防潮堤、造成工事が進む中で、10年後何%住民が戻っているか・・・

6号国道久之浜バイパス開通5分前

2017-02-27 09:28:48 | エッセイ
2/26昨日午後3時6分かに洗い温泉駐車場に駐車して、江之網湾沿い6号開通前の景観を撮影、日東の信号機交差点に戻り、久之浜バイパスの開通を見守った。

三角ホストなど外して、まず、早めに通行車をストップさせ、開通3時半の5分前の合図で一斉に、停止ラインのカバーを外したり、看板や方向指示版など取り去り、責任者の指示で信号機の赤が点灯、青になって、まずかに洗いから3台が通過、6号国道で待たされた車が動き出した。

この5分間に作業員のてきぱきとした動きは目を見張るものがあった。感動。

今までの6号国道波立海岸から来た車が動き出し、5分すぎてようやく、久之浜から来た車がトンネルから顔出し始めた。これで5分間のドラマが終わった。震災前からの工事で、6年以上はかかっているが、日東の山切り崩しで大分、少ない土砂の防潮堤建設にも役立ったであろうと。

平成11年に金ヶ沢から久之浜まで2.3km供用開始しており、四倉ICにはアクセスしていたが、今度江之網から久之浜まで3.7kmが整備完了全線開通となった。

ブラタモリハイカラな神戸を探索

2017-02-26 09:08:01 | 問題
2/25昨日「神戸はなぜハイカラなのか」タモリ・近江友里恵さんの旅を見た。いつも長田区の知人からバームクーヘンを送って頂きいつの間にか好きになっていましたが。

150年前の開港以来、様々な西洋文化が入って来た神戸。和洋入りまじるハイカラな街を北野から探索を始めた。でも数ある港町の中で、長崎や横浜には居留地だけ、しかし神戸には320人の居留地より6倍の1700人という膨大な雑居地があった。

まずは神戸を代表する観光名所、風見鶏の館へ向かった。元は池であり、田んぼの北野村を開拓していた。普段は非公開の森田さん宅の部屋へ潜入したタモリさんは洋室の中に和室を堪能。明治時代の旧居留地へまず69、68、67の次が25と不規則に並んだ番地は開港の遅れから造成順に地番を割り振った名残であり、居留地が間に合わなかったために雑居地ができた。

神戸がハイカラな町になった理由はかつての映画館が立ち並ぶ一大歓楽地が新開地の商店街となり、奥に巨大な段差の正体は天井川の湊川であった。これを高層ビルの屋上から眺め、天井川の湊川を長田区に移して兵庫と神戸の分断を融合させた。その名残が湊川隧道である。神戸発展の切り札日本のスイーツの原点は、神戸の瓦煎餅にあり、バームクーヘンの美味しさも納得した。

足の向くまま気の向くままの旅家族に乾杯とは違い、歴史から地形から徹底的に人の往来や集り、街のでき方を追求するブラタモリに感謝。

間違い探し解答と黒糖

2017-02-25 08:42:01 | エッセイ
2/23間違い探しの答え「EFJKL」でした。が解答にミスがり、「ACEFKL」と訂正します。

今朝5時台のラジオ、▽全国食べ物うまいもの「黒糖(鹿児島・種子島)」農畜産物流通コンサルタント…山本謙治さんのお話を聞いた。

サトウダイコンから砂糖を作るが、黒糖は沖縄の黒糖をイメージする人が多いと思うが、今日お持ちしたのは、種子島で昔からの製法で、サトウキビをローラーでつぶして大きな釜で煮詰めたもの。茶色で不純物が含まれていると。

大きな塊をかじると、甘さの他に、独特の香りと甘さを控える何かが入っていると。そして、黒糖は1~3月が旬であると。昔の種子島ではコメの代わりに黒糖の甘蔗を栽培してたという。黒砂糖ともいう。

黒砂糖はサトウキビのアルカロイドなどの各種成分を含んでいるため、蔗糖などの糖分は80%強と砂糖の中で最も低い。本来は不純物であるカルシウムや鉄など各種のミネラル分が糖蜜に多く含まれているため渋み・苦味といった味も多く、甘みも味わい深いがその独特の香りのために料理や菓子の材料としては少し考える。頭脳の疲労回復など食後の歯磨き忘れないこと。

3.11と吊るしびな

2017-02-24 09:29:39 | 祭り
今朝のラジオなんとなく眠気半分で聞いていると、長文と言いながら津波で3人の子を亡くした父親の回顧録でした。

石巻の木工職人で、手がけたジャグルジムで遊ぶ子どもの声が慰めになると。当時、学校から二人の子を家に連れてきて、連絡の取れない親戚の家へ行こうとして津波に巻き込まれる前にドアを開けて外へ、壁の間で死を覚悟したが、浮き上がり、近くでのたき火で温まり帰宅すると、家は津波に飲まれ、母に抱かれた下の子は冷たく、長女は冷蔵庫の下敷きで、一人は10日後に見つかったと・・・。

18日の雨水にお雛様を飾ると縁があると言われている。

いわき市中之作プロジェクトは2/4~6中之作つるし雛飾りまつりが津波に飲まれながらもしっかりした古民家を復元した清航館で、今年は100円の観覧料で行われた。この吊るしびなには、子の成長を願う草履、ナスやカボチャなど食材、赤で作る魔除けなど親の願いが込められている。