大物たちから学ぶ気合

藤木相元氏曰く、特攻隊で生き延び、俘虜になり引き揚げ船の同志で南西会を立ち上げ、吉田茂首相、田中角栄と出会い、壬生寺で得度後沖縄遺骨収集で出会った小林一三氏の紹介で松下幸之助さんから東工大、ドイツ留学そして、本田総一郎、盛田昭夫、井深大さんと知遇した。

鞍馬寺では太陽を食べろという早起き、合言葉になった世界のソニーが朝の挨拶、他の方々も、これだけは覚えておけとか、これは君の得になるとか忘れ難い言葉や気合の入ったものなどで例えば、五味康祐氏は朝自分のほっぺを数回たたいたり、力道山は鏡に向かって笑顔を作っていたとか・・・。

「生き方」で稲森和夫氏は人生の真理は懸命に働くこと、イメージの実現は宇宙の法則とか、自己を厳しく律しつづける「王道」の生き方をせよなどから、日本航空を立ち直らせている。

よく困ったときの神頼みというが、日本シリーズも終わったプロ野球は来シーズンへストーブリーグに入った。シーズン初めにはどこかの神社にチームで参拝するが、どこのチームも日本一になることをお願いする。日本一は１チームだけで、同じ神社にお願いしても成就するわけがなく、誓いを立てることにある。曽野綾子さんも「人間にとって成熟とは何か」で、努力して報われないこともあり人生は想定外そのものであると。