ブログ仙岩

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X’マスの最高のプレゼント

2013-12-24 09:08:47 | 日記
24日今朝の福島民報「あぶくま抄」に<わたしは今年プレゼントはいりません。そのぶん東北の子どもたちにたくさんあげてください>と載っていた。

震災のあった年の一昨年、京都の小学4年生の少女がサンタクロースに書いた手紙という。少女の家では毎年12月になると、サンタに欲しいものを手紙に書いて窓に貼っておく。母は何とか娘の願いをかなえてあげたいと福島県庁宛てに
  <サンタが幸せを届けてくれますよう遠くから祈っております>
と、一文を添えて数枚のお札を送った。県教委編集道徳教育資料集「生き抜く・いのち」で紹介されているという。

担当職員の相談のすえ、仮校舎で勉強する小学校に絵本をプレゼントしたという。
感動した職員は<やさしい気持ちをいつまでも忘れず・・・>と少女へサンタからと手紙を送った。

何とも言えない少女のやさしい思いやりに涙が出てしまった。今年は、百田尚樹著「海賊とよばれた男」で国岡商店長の自分は損をしても他を思いやる行動で泣かされ、ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ著日本少女戦争体験記「竹林はるか遠く」では、靴磨きをしているとも知らずに遅い姉を思いヨーコに抱かれて京都駅の待合室で亡くなった母のシーンで、また泣かされた。2度あることは3度あるというが本当であった。


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