美魔女についてのトークを聞いて

秋の大型連休の初めに、ラジオで、整形の作家、人類学者、エッセイスト、精神科医の4人の女性ゲストでのトークを聞いた。

美魔女（びまじょ）は、ファッション雑誌による造語。才色兼備の35歳以上の女性を指し、魔法をかけているかの様に美しいところからきているという。

2009年8月頃、女性向けファッション雑誌40代の女性に必要なのは「美しくなる為の方法」「内側から美しくなる食事」「美しさをキープする習慣」であると提案した。同誌の編集長・山本由樹が仕掛けた『国民的美魔女コンテスト』2010年11月に開催されたコンテストには、全国から35歳以上の女性が約2,500人集まり、テレビ番組などで取り上げられた結果、「美魔女」という言葉の認知度を一気に上昇したという。

ラジオ視聴者のアンケートでは美魔女に憧れる女性は66人、否定は181人とでた。そして、美魔女になるための時間が合ったら、もっと他の本当にやりたいことに使えばいいという。

やはり日本人は韓国人のように、整形しない人が珍しい国とは違うと思った。しかし、美魔女には整形している人も入っているという。

欧米のように真善美を追求するお国柄と違って、今年の上半期の税関で摘発された輸入品で、財布やバックの偽物の9割が中国製品、続く韓国、台湾の品という。

今が良くても、いつかは齢を取り病気になって自分の醜い顔を見て、整形の作家は反省して、自然に逆らうべきでないことを痛感していた。

外見上の美の追求は子が生まれてばれ、自然の美には勝てないことを知り、心の人間としての美を追求すべきであると。人生の伴侶は外見ではなく中から出た本当の美を求めることであると。