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今どこにでも見られる春紫苑(ハルシオン)

2015-05-19 08:51:48 | エッセイ
外国から日本へやって来た植物を帰化植物、あるいは外来植物という。国境を越えた人の移動や物流で、それと一緒に紛れ込む植物も多くなる。珍しい植物も園芸用に導入されるが、雑に扱われて雑草化するものもある。

ハルシオンもそんな逃げ出した雑草の一つで、園芸植物としてアメリカから大正時代に日本に導入されたものである。キク科の越年草で、今が、都会や街の土手や庭の隅に咲いている。

ハルシオンはヒメシオン(姫女苑)より優勢で、10~30㎝の草丈で、茎部分が耳のようになる特徴がある。また、ハルシオンには貧乏草の別名を持ち、荒れ果てた屋根の上で生えて生きることもある。

しかし、ハルシオンは春の花として紹介され、学名は「フィラデルフイカス」で北米が原産地で、今や野草の地位を確立した。また、雑草で勢力が強いので除草剤で、追い払われても生き延びる生命力であり、日本でも睡眠薬の4割を占めている?、また、記憶障害やうつ、幻覚の副作用があり、外国では販売停止になっているところもある。しかし、日本では副作用は考えられず、葉や花を乾燥させ信じて糖尿病などに服用しております

愛される花バラのようにいい花には毒があるから注意、春紫苑は春に咲く紫苑の方がより強いようです。


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