オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

故郷の日々・・・

2020-07-03 | 弁当

7/3(金)早や七月も三日となり、今年も半分が経過したことになった。昨年の十一月に高知の実家に戻り、九ヵ月となる。この間、年末始に帰京しただけで田舎住まいがつづいている。

仕事への未練がないわけではないが、こうも田舎暮らしがつづくと復帰のタイミングは逸し、気力も失せていくばかり・・・。三月から六月まで毎月のように帰京予定をしていたが、新型コロナでその予定も消えた。

八月下旬の母親の三回忌、それまでには実家の整理をある程度は済ませたいのだがそれもどうなることやら。ただ、これが済まなければ帰京は、田舎暮らしは終わらない。

田舎暮らしを振り返れば、昨年11月の柚子酢の収穫と庭の落ち葉拾いに始まり狩猟シーズンで猪を喰い、ミカン畑でミカンを食しながら連日の焚火と焼芋。

春の訪れとともにフキノトウからタラの芽採り、筍のシーズンとなり孟宗竹・破竹・黒竹と筍を採り食してきた。畑にある梅を採って梅酒や梅干を、鳥と競争しながら枇杷を採る。季節季節の恵みが楽しい。

 

初夏の訪れで、手長エビを獲り鰻を追うも姿を見たのは一匹のみ。六月となり鮎のシーズンが到来。初めて鮎の友掛けにチャレンジすべく腕を撫しているが・・・。梅雨とともに川が増水し幸か不幸かチャンスはなかなかやってこない。

              

春先から草花を植え、種を播いて成長を楽しみにする。野菜は家庭菜園ながら、絹サヤ・タマネギ・ジャガイモ・チンゲン菜・小松菜・胡瓜・オクラ・茄子・大根などの採れたてを食している。自給自足の野菜尽くし。

季節の廻りとともに折々の恵みを頂く。田舎暮らし故にできる楽しみであるが、そんなことでもしていなくては身が持たぬかも?。

掃除に洗濯、飯つくりと一日の時間はあっという間に経っていく。大したことをするわけじゃないが主婦の忙しさが理解できるようになった。主婦ならぬ主夫稼業にひとしい日々がつづいている。一言で云えばそれが我が田舎暮らし、故郷での日々である。

                       

昨日まで梅雨間の晴天であったが、今日は朝からの雨。昼前から雨脚が強まり夕食を終えた今も雨音が響いている。予報ではこの雨は数日続くとのことだ。川遊びも、野菜や草花と戯れることも暫くはお休み。それでも時間の経過だけは早い。

雨の今夕は「掻揚」をメインにした夕食となった。雨なので早めの食事にしようと云いながら、何時もの時間19時からとなった。小鉢は「オクラ掛けの奴」「釜揚げシラス」で、自家野菜の煮物二品と糠漬けに刺身。ご飯は今朝も届いた田舎寿司と赤飯。飲み物は焼酎ソーダのパッションフルーツ割。

              

ここのところパッションフルーツ割を飲むことが多い。安芸市のメリーガーデンで生産したものが一つ100円、これを老と半分づづいれて飲む。老はこれがすっかり気にいっている。

 

何時までつづくのか、我が故郷の日々は・・・・。

 

 

 

 

 

 

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