9/30(水)日付も変わった深夜三時半に目覚める。何時もの習慣になっているが、前夜の消灯が十一時と早かったので頭も体もすっきりとした目覚めである。
目覚める前、しょうもない夢を見ていたがそれで現実に戻り目覚めたのかも?。このまま朝を迎えて、朝食を済ませてから帰京するKISHIMOTO大兄を安田駅に送ることになろう。
昨日は小雨が降ったり止んだりであったが、大兄を室戸岬に案内し弘法大師所縁の場所や岬の上の灯台、八十八ケ所巡礼の24番札所となる最御崎寺から室津港の直ぐ上に在る津照寺(25番札所)の長い石段を上って参拝した。
大師修行の場と伝えられる洞窟は落石注意となり今は入ることが出来ない。日光のいろは坂(行ったことはないが)のように曲がりくねった坂道の先端に在る灯台は先日の激雨ですぐ手前の道が崩れて通行止めになっていた。
灯台の一部が僅かに見える位置から写真を撮ってから、灯台への入り口にあたる手前に在る「最御崎寺」に参拝したのである。
帰路、室津港の直ぐ上に建つ25番札所とな津照寺の急な石段を登って参拝した次第。参拝して何を祈るでもないが、我が家の旦那寺「北寺」と同じ真言宗智山派の寺寺である。父母や祖父母の浄土での安寧を願うばかり。
津照寺の急な石段で掻いた汗を、帰路になる「たのたの温泉」でサッパリと流し、安田川沿いの「豆電球」に立ち寄ってコーヒー。一昨日に頂いた手長エビの礼を兼ねての立ち寄りであったが、初見の店主に大兄も丁重な礼を言っていた。
大兄は今朝、9:03分安田駅発の電車で帰る。次回、顔を合わせるのは何時のことになろうか・・・。せめて旅発つ日の朝飯ぐらいは簡素であっても丁重に作りたい。時間は十分にあるのだから。