8/31(水) 八月も今日で終わり、明日からは九月だ。日暮れの訪れも何時のまにや早くなっている。馬も肥ゆる秋に相応しく、昨晩は”松葉焼きカツオタタキ”を賞味させて貰った。彼の「四万十川物産」さんから頂戴した代物である。
何処で試食会をやるか、その段取りを悪徳チャンにお願いしたところ、「こま吉」で開催となった。七時前に店に行ったが、居たのは悪徳チャンだけで他の客はいなかった。早速、こま吉大将に料理をお願いした。暫くし、綺麗に盛り付けられた「松葉焼き」が登場。ニンニクも薄くスライスされて、まさに土佐風だ。付いていたタレで頂く。
松葉で最初から最後まで炙った代物とのことだが、微かに松の香りがするだけで、言われなければ判らぬ程度の香りであった。焼け具合が絶妙で、冷凍物ながら身がしまり肉厚、ゆっくりと旨味が口の中に広がっていった。こま吉の大将も、悪徳不動産屋も「美味いねぇ~」と異口同音に云う。遅れてやってきたHOYA兄いも、ニンニクをたっぷりと載せて口に運ぶ・・・・。
『生ニンニクを喰ったんじゃ、他所の店に行けないぜ、電車の中で息するなよ』なんて本気で言ったね! 然し、カツオのタタキにニンニク、これが絶妙にマッチする。
他所の店に行けないナ、なんてことを言いながら、「ローカーボ」の前を通るとMIYAKE君の姿があった。ちょっと顔だけ出して行くかとなる。ハイボールを飲みながら、シンガポール駐在となるMIYAKEを肴に与太話だ・・・・。彼は昨日、大阪の本社へ駐在の条件を確認に行っていたはずなのだ。その首尾を訊くと、ニコニコ顔になった。上々の答えを得たようだ。
「ローカーボ」を出て次は何処かと思いきや、HOYA兄いが直ぐ斜前にあるイタリアンの女性スタッの手招きに応えていた。店前のオープンテーブルで白ワインを飲ることになった。さしものの兄いも、ネエサンの手招きには弱いネ!
道端なので、知った顔が通る。おまけに目の前のビルには兄いの会社が入っているのだ。三人で飲み始めたが、何時の間にや六人になっていた。皆、ローカーボ仲間であった。
最後は「ちょっぷく」で仕上げだが、悪徳不動産と二人だけになっていた。HOYA兄いは「明日は現場で、5時45分の電車なんだよ」と、ちょっぷくには入らずに帰った。
然し、兄いは偉い。散々飲んで、浦和辺りまで帰り、早朝から現場に出掛けるとは見上げたものだ。寅さんなら「見上げたもんだよ、屋根屋のフンドシ」と声を掛けようが、オイラは只々脱帽だ。
帰宅は、掛け時計が零時を指した処であった。
前夜、ちゃんと飲んだ効果か、お目覚めは6時30分。未だ眠り足りない気分であったが・・・。
今朝の弁当は、残りご飯を使った「チキンライス」であった。チキンライスに卵を載せるとオムレツ風になる。タマネギ・シメジ・人参・ピーマンを刻み下拵えをする。菜は、お手軽な「茄子と豚小間の炒め物」「ソーセージ」と簡略に。
茄子&豚小間炒めは、中華風の味付けに。ソーセージは両面を軽くソテーすだけ。いづれも、ニンニクで香り付けをしてある。