10/31(月) 今日は10月最後の日、秋は足早に去り木枯らしの季節がやってきた。昨日の日曜日、午後に情報誌の取材予定。その後、千葉市のはずれで執り行われる通夜に参列の予定だった。
朝から寒いくらいで、なにを着ていくか迷った。そのまま通夜に向わないといけないので、濃いダークグレイのスーツにし、胸内のポッケに黒いネクタイを偲ばせた。早めに出て、取材場所の確認や臨機の対応策を考えるつもりだった。其処へ、携帯の着信が。見慣れぬ番号だったが名前を名乗った。
それは、今日の取材相手であった。「どうしても外せない用ができたので、今日の取材をリスケしてほしい」との連絡であった。参ったね~、入稿までのスケジュールがギリギリ、今日の取材スタッフも家を出るか、出た時刻なのだ。とはいっても、泣く子とお代官様には勝てぬ。了承した後、お急ぎでスタッフに連絡したのであった。
そんなことで、思いがけない時間ができた。散髪に行くことにした(誰でぇ、切るほどの髪はねぇだろうと呟いたのは)。散髪屋のカミさんと世間話をしながら、長~い髪をカットしてもらう。何しろ、この床屋には三十数年通っているのだ。その昔には、親戚だかの引く、電話のことを頼まれたことがあるぐらいだ。
カットするだけだからアッと云う間に終わるのだ。こんなに短時間なら、散髪代を減額してほしいぐらいだが、最近の町場の床屋は儲かってないからな・・・。
床屋からの帰り、途中に在る長女の家のインターホンを押した。すると、孫娘のSORAが、ハローウィンの出で立ちで出てきた。最近、歯の生え変わりで前歯が数本抜けている。『お菓子の食べ過ぎだ~』と言うが聞かない。写真を撮ってサヨナラしたが、どうせ夜には家に来るだろう。
天皇賞の競馬を見てから、通夜に向かった。途中、田舎のKATUOから「松茸を売れないか」との電話が。取り敢えず送れよと言ったが、松茸を賞味するには少々時期が遅い。ベッタラ市の頃であれば、使い道は多々あったのだが。田舎の松茸は、最盛期が遅れたようだ。
お通夜から戻ったのは21時30分ごろであったか。帰りは、グリーン車に乗って缶ビールを飲みながらであった。帰ると、案の定、孫娘が来ていた(ママ夜勤なのだ)。
零時前に眠ったが、目覚めたの4時まであった。ままよと、眠くなるまで本を読む。五時半頃になった睡魔がやってきた。一時間ほど眠るつもりが、起きたのは7時20分になっていた。長女の弁当が要らなくてよかった。
今日は「トンカツ」にするつもりでいた。迷いはない。ヒレ肉のブロックから四枚分を切分けた。家人一人分なので量は要らない。タマネギのフライと万願寺・薩摩芋の素揚げもいっしょに作る。後は鮭を焼き、卵焼きを作ってお仕舞にした。
手間を掛けない、掛ける時間もないお弁当であった。