今年最後のトイレ掃除に会社へ来る。バイトのK君が居たが帰った。
一人だけの事務所で、掃除を終えブログを打つ。
一昨日は、自宅にて部屋の片付け、昨日は掃除を少しする。
机の上に積み上げたままの半年分の本を処分。約00冊、すっきりした。
綺麗になった座り机の前の小さな書棚、丁度目の前に一冊の本の背表紙が在る。
「ちょっと寄ったこの地球で」~気がつけばボランティアの人々~。この本の帯びには、弊社の顧問をお願いしている、フィランスロピー研究所長W氏の言葉。
この本の著者は、相棒のヒロさんである。この本が出て、10年になる。
手にしなくても、この本の一つひとつの物語、ドラマが浮ぶ。
十六のドラマ、ボランタリーの物語。もっともっと売れて、人々の手に取られるべき本であった。
この物語を通じて、私とヒロさんの物語もあった。私が直接に関わったのは、この本の三分の一ぐらいだったか。後は、後任のM氏が引き継いでくれた。もっと長く語り継がれて然るべき物語だったが、大きな波の中で、会社の再編があり、担当セクションが無くなった。十五本の物語+一つの物語で終わった。
世界経済が揺らぐ中、、世間の企業や人々は、もっと大きな変革に晒され、更に大きな波が待ち受けている。
時代は常に変化して行く。その移ろいの中、大概のものが、事柄が変わって行く。
時代の流れに、世の変化に、己の身の丈を合せていくのか。己の身の丈に、時代を世間を呑込んで生きるのか・・・。
これを相反するテーマ、生き方として捉えるのでなく、融和・両立させることをテーマに、この本の元となったルポルタージュ企画をスタートさせた。(これには、説明が必要だが・・・)
今、ヒロさんが創った会社に身を置きながら私が思う処は同じ。融和と両立。
会社、組織、顧客、利益、老若男女、できる・できないetc。これら、全てが調和して生きる、生きていける、そんな存在(会社・チーム・人間)にしたい、なりたい。
2008年を終えるにあたり、埃を落としながら改めてそう思う。
さて、2009年をどう生きるか。基本は変わらないが、方法論について考える必要がある。