8/30(土) 昨晩はすっかり遅くなってのご帰還。終電前の電車だったので、家に着くと25時になっていたはず。と云うのも、20時に退社をして「ローカーボ」で濃~いハイボールを気付け代わりに飲んだ。暫く飲んでから、「ちょっぷく」に顔を出したが、この時は既に酔いが廻っていたろう。ここで常連連助っ人隊のメンバーと話し込んだ。
以上で引き揚げればいいものを、月末の週末だ、偶にはSEIJUの婆さんの店に小銭を落としてから帰ろうと、仏心を出したのが間違いの元だった。店に入ると先客一人、カウンターで恰幅のいい老爺が飲んでいる。老爺と思いきや、近所で飲食店をやっている老婆だと判明するのは暫く経ってからのこと。
この婆さんも暇なものだから、こっちに話しかけてくる。話しかけるのはいいが『オジサン」と俺に呼びかけるのだ。お爺さんなんて言ったら、張っ倒すとこだが・・・。然し婆さんから「オジサン」と呼ばれるのも癪だ。その度に『俺はニイサンだよ』と教えるのだが、物覚えの悪い婆さんでオジサンを連呼しやがった。
挙句に、多分先に幾許かの銭を渡して飲んでたのだろう、「これで終わりですよ」とSEIJUのママが言った。帰るかと思いきや「この兄さんが奢ってくれるならもう少し飲むわ」と言って、俺の方を見たのだ。お相撲さんに向こう正面から寄りきられた感じだ。気が弱く、年寄りを大事にする俺としちゃあ嫌とは云えん。
心の内とは裏腹に小さく頷いたのである。これが失敗のもとだった。年寄りながら体力が有るんで、ガンガン飲み、カラオケまで唄い出したのだ。参ったネ~。そうこうするうちに、店を閉める時間が来た。と何をとち狂ったのか、この婆さんは「もい一軒行こうよ」と言いやがる。おいおい、勘弁してくれよ・・・。
店が閉るので一緒に出たのはいいが、付いてくる・・・。とうとう「ちょっぷく」の前まで来た。店内を見ると、店仕舞いが終わって帰り仕度ながら灯りは点いている。こことばかりに、店に入って『一杯だけ飲ませてやって』と、YAMAちゃん店主に頼み込んだ。嬉しそうな顔はしない、どちらかと云えば迷惑そうな顔だったようだ。よく覚えてない・・・。
安ワインを婆さんにあてがって、私も一杯貰った。時計は24時を指そうとしてる・・・。これやいかんぜ、電車が無くなると、未だ飲みたそうな婆さんを促して駅に駈けこんだ、と云うより逃げ込んだが正しいかも。
そん訳で、散々な夜となったのだ。嗚呼!無情!
前夜がこれだから、今朝の起床は八時前であった。昼前には会社に出るつもりだったが諦めて朝飯を準備、鮎の開き・丸、鮭、ベーkン&卵焼きと冷奴である。そして喉を潤す缶ビールがお伴である。また眠くなった・・・・。そんなぐうたらな一日となってしまった。