11/12(月) 朝方には上がるはずの雨が降っている。気温の方の下がったままであった。最近の夢見がよろしくない、挙句に寝汗をかいたりしている。今朝も清々しいには程遠い寝覚めとなった。
昨日の日曜日、部屋に垂れこめたまま本を読んで過ごした。山田風太郎著「人間臨終図鑑Ⅲ」と、佐野真一著「東電OL殺人事件」であった。臨終図鑑の方は、古今東西、歴史上の人物の末期の様子を文献などから再現・創造した本で、臨終の年齢順に綴っている。十五歳から始まり、漸く七十歳の人物まで辿り着いた。果たして、私はここまで永らえているのだろうか・・・。
もう一冊、「東電OL・・・」の方は、以前から読もうと思いながら買わなかった本。著者は、最近週刊朝日の「橋下記事」で話題となった佐野さん。丁寧に深堀した取材と、筋金の入ったストーリーを文字にするルポルタージュ作家として著名。私の好みのライター・作家である。
長い間読もうと思いながら、買わなかった本を買う気になったものだが、本の筋立ては概ね承知していた。相棒のHiroさんは、この事件がありこのルポが発表された頃、事件の舞台となった渋谷・円山町界隈を歩き、殺されたOLの足跡、残滓・残り香を尋ね歩いたそうだ。事件の犯人とされ長い間拘束されていたネーパール人が、晴れて無罪となったのはつい最近のことで記憶も新たである。
著者の佐野氏が、週刊朝日の件で話題になった時期とも相前後する。タイミングよくと云うか、妙な重なりもあり書店で平積みにされた「東電OL殺人事件」を手にしたのであろう。何か読み物が欲しいと思っていた時に、前から気になっていた本を偶々目にしたと云うこと。
しかし、私の夢見の悪さは、読んでいる本に影響されているのかもしれない・・・。
まあ~そんな夢見のことはさておき、今朝の弁当だ。今朝は「オムライス」となった。昨夜の残り飯がほどよく有った。これを使う為の炒めご飯である。チャーハンにするか迷ったが、菜がハンバーグなのでオムライスとした。他の菜はホーレンソウの炒めものと茹でた根菜が少々。以上の簡単なものである。
何時もどおりに、野菜ジュースを途中で作ってグビリとやる。野菜はホーレンソウ・レタス、リンゴ4分の1、バナナ半分であった。
今日の弁当は二人分、長女は今週は要らないとの仰せであった。遊びの弁当人としては、二人前ではどうも面白くない、面白くもないが致し方なし。
最終形が右側、左との違いは二ヶ処、判るかな?
土曜日のことに話題を転じる。お江戸日本橋亭での三遊亭社会人落語会で渡邉一雄さんの一席を聴いた後、会社に立ち寄った。その後、渋谷・奈加野にて弊社の役員HiroさんとH女史の三人で懇談。女史の方は、それまで続けていた仕事から離れて完全なフリーとなり、暫く郷里に里帰りしていた。
女史の田舎での暮らしについてあれこれと話を聴く。そんな中でHIROさんが云った言葉「仕事を辞め、田舎でのんびりして顔つきが変わったね~、主婦顔になってるよ」だった。
まあ決して誉め言葉で言ったのではないだろう・・・。女史は、長い間ファッション関係の仕事の一線にいた、仕事を辞めてホッとしたのか、女を張って(こんな言葉あるんか?)生きてきた、女史の顔つきが少し柔らかくなったように見えたのか、HIROさんはそう表現した。
いい言葉だね・・・『これからの呼び方は、女史をやめて、主婦にしよう』と応じたが、女史は承服しがたい表情であった。
その後、缶詰BAR「mr.Kanso」にてハイボールは何時ものことだが、早々と切り上げた。写真を撮ろうとすると、女子ならぬ主婦は、この言葉が気になっているのか遮ったのであった。
急遽、水曜日から高知へ帰省となる。帰京は土曜日の予定としたが、状況によっては延びるかもしれない。金・土曜日とサラリーマン時代の仲間と福島に出掛ける予定であったがお断りしなくてはならない。このメンバーとは、毎年小旅行会があり楽しみしている。処が、私のスケジュールが合わず中々参加できない。今年は大丈夫と、早々と参加を表明していたが・・・。
田舎にいる父が心臓手術をすることとなった。先週末に検査入院したが、その手術日が15日と決まったと連絡があった。前日の午後一番に手術の説明があるとのこと。長男の身としては、術後の様子も見て置く必要がる。状況によっては、暫く居続けということも想定した方がいいだろう・・・総領の甚六なれど。
とまあ、予定外のことも間々である。水曜日から暫らく、BLOGから遠ざかることとなる。