5/23(水) 暫く東京を離れていた。今朝は五日ぶりの弁当作りで台所に立ったが、何だか、新鮮な感じがする。昔の想い人に出会ったりすると、こんな感じだろうか・・・?
昨夕高知から帰京後、知り合いが上京していたので昨夜も一杯となった。一杯から二杯・三杯・・・と進み午前様の帰還。疲れていたのか、起床は6時過ぎであった。
献立は全く考えていない、冷蔵庫を開けて食材を探す。野菜系は品数が乏しい、冷凍の肉は豚.鶏、エビ・・・猪肉。それに、トコブシ(土佐風では、流れこ)を従姉がまたまた送ってきた(猪肉も)。そんな中から、豚肉とトコブシ、イカナゴの煮付けを使うこととした。
豚肉は、シメジとキャベツ・モヤシと一緒に焼肉タレで炒める。トコブシは、オリーブオイルとバターでソテーする。これにピーマンとシメジのオリーブオイル炒めを添える。キビナゴは、もう一度甘露煮に仕上げる。
青物がないなあ~と、ホーレンソウを軽く炒めて、初産卵で卵とじにする。以上である。これに、隣の八百屋のオバちゃんに貰ったと云う、庭採れの「蕗煮つけ」をおまで副えた。以上で完成。
今朝も三人分の弁当である。やっぱ、弁当つくりは落ち着くね~、二日酔いなど忘れて幸せな気分となった。
「週末から週明け・・・」
先週末の金曜日、久留米にてJoujimaさんとの食事。2月の取材以来である。体は不自由であるが、元気溌剌の姿に接し愉しいひと時を過す。食事は、彼女がお気に入りと云う豆腐料理の店。チェーン展開をせず味と暖簾を守っているとか。上品な盛り付けと味わい深い品々を堪能した。
翌日「久留米に来たならラーメンよ!」と、いうことで、一押しと云う「大砲ラーメン」に案内をしてもらった。客足が少ない開店早々の11時を目指して、久留米市内を案内してもらいながら店に向かった。ラーメンを食すため、朝飯を抜いて備えたのだ。
何でも、久留米はラーメン王国とか。豚骨ラーメンが多いようだ。「大砲ラーメン」も豚骨、映画の舞台にもなった有名店とのことである。食べましたよ、定番のラーメンを。550円也(?)のラーメンに煮卵をトッピングし、ビールを少々嗜みながら。突き出しの高菜漬けをお変わりしたりして・・・ビールをグビ、ラーメンをズルズルッ・・・。
豚骨と醤油の混ざった、軽めのもったり感がいい。麺は太からず細からずの食べ易さ。昼前からビールをやり、ラーメンを食す至福のひと時であった。ビールは一本にしましたよ、午後には佐賀市内で「地球市民の会」総会や講演会だから。それに夜は懇親会、二次会は馴染みの「寄ん処」で大酒大会は必定。
久留米から佐賀の会場まで送ってもらいながらのドライブとなり、のんびりとした好い時間が流れていった・・・。
総会も講演会も順調に済んだ。総会の最後に橋本和喜さんの著書「ヘタな人生論より やっぱり『論語』」の紹介と、故古賀武夫終身名誉会長の人柄・生き様に触れた章の朗読がなされた。本を持参してよかった。
二次会が延々と続いたが、シンデレラのご帰還時間にホテルに引き揚げた。翌日曜日の午後は高知に飛んだ。
金環日食の朝。日蝕を拝み、早々にミカン畑の草刈、畑の野菜の様子など・・・。あんなに意気込んだ、畑の炭焼は案の定失敗であった。材料の木は生焼け、仕切り直しである。
前回の草刈から未だ20日、今回は早くに終えることができた。幼木にミカンの花が咲いている。小さな実も付いているが、何れ落下するか撤果する。数個を残して。前から有る小夏や文旦の木に花がびっしり。今年は豊作が期待できそうだが、旨くないからなあ~。
すっかり綺麗になった畑
何種類かのミカンを植えているが、花を良くみると全部五弁の花弁であった。初めて気付くとはお粗末な限りだが・・・。それでも花弁の捲れ具合などは、種類によって少しは違いがあるようだ。
一服しながら、二つ三つ残しておいた小夏の実を取り食す。旨いね~、これなら人前に出してもいいぐらいの味。但し、水分が相当に抜けてフニャケだが。
左が花がびっしりとついている小夏の木、これに右の実を残してあった。これを鎌で皮を削いで食した。完熟度のテストと収穫時期の実験を兼ねているのだ・・・。
梅の木は二本だけだが、一本の木は実がたわわ。柿の木も沢山実を付けているが、これは消毒をしないので落下の運命。ニュートンの万有引力の法則には叶わぬ!
里人の心配は、6月1日に解禁を控えた「鮎」の姿が見えぬことのようだ。今年は殊のほか、遡上の姿が見えぬとか。従兄もそれが一番の心配の様子。解禁日に捕れたら送ると、従姉は云うが、私の口には入りそうにもない・・・。