オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

師走、山里雑感。

2023-12-02 | 弁当

12/2(土)今年もはや師走となった。日々に疎しながらも時間だけは経っていく・・・。

畑の方は遅まきながら、ひと月以上も遅れてタマネギ植えや野菜の種蒔きが済んだところである。何処ぞに出荷するわけでもないし、畝作りは運動代わりと思っているのでゆるゆると耕し、収穫をすればよしである。

本格的?に野菜作りで遊びはじめて一年となるが、この間、粗全ての野菜の植え付け種蒔きは一月ほど遅い。それでもそれなりに生育してくれる。例外は、大雨にやられたスイカと、二番植えしたトウモロコシとジャガイモだ。秋に収穫するトウモロコシは虫喰いになり、ジャガイモは最初に植えたものは全滅、再度植え付けたものは時期遅れで僅かしか取れなかった。

                

何事にも知識と経験、たゆまぬ努力が欠かせないと実感するが、こっちには縁遠い。ただ放置に近い野菜でも、採れだすと処理に困るほど採れる。夏場のキュウリやミニトマト・カボチャ、今だ採れているジャンボシシトウ・甘唐辛子がその例だ。持っていく先に難儀する。

様々に失敗を続けながら、今年も終わりに近づいた。大仕事?は、吊るし柿の手入れだ。幸いにも今年は未だ、黴が発生していないのが救い。ただ、今年の柿は不作で小さくて傷が多かった。唯一、美濃のマンガン柿だけは昨年同様に綺麗な柿だった。それと、一週間ばかり前に高知の青果店から届いた愛宕柿は良かったが、21日の帰京までに仕上がりそうもない。

吊るし柿と云えば、十日も前に手仕舞いのつもりだったが、前述の愛宕柿が届いたこともあって、従兄のとこの柿を採れと言われて、昨日五十個ばかり採った。そんな次第で、今日が本当に最後の柿剥きをする。

十一月に入ってから急に気温が下がり、一気に冬の訪れを感じはじめた。先日からストーブ、それも旧型の灯油ストーブである。こいつのいいところは、上に薬缶を載せて燗酒ができるし、餅を焼いたりコーヒーポットを載せて置くのにいいのだ。

山里もすっかり冬になりました。モクズカニ漁は十一月末で終わり、私はやらないが(食すのみ)猪や鹿の猟は先月半ばから始まっています。

かつては年末の風物であった餅つきを家庭でしなくなって、消えてから久しい。が、餅も正月の料理も、餅は餅屋に料理は仕出し屋にとなった。正月のお節まで家で作らなくなっているようだ。

我が家では、辛うじて家人が夜鍋仕事で作っているが、もともとこの類の料理と云うのを私は好まないが、義理で少しは手を付ける程度。

気が付けば、庭の植え込みの山茶花が花を付け始め、万両は真っ赤な実を垂らしていた。本格的な冬の到来だ。エアコンのない食堂は、師走に入るまでストーブを出さないつもりだったが、それも一週間前に出した。山里は冬ごもりの時期か・・・。

 

余談ながら、先月25~26日と佐賀市まで出掛けた。会員になっている「地球市民の会」の四十周年事業があり、それに参加した。会はとても充実しており盛況であった。旧知の皆様との歓談も楽しかった。佐賀に戻っていた中村さんと、会の二次会終了後にお会いしてスナック廻りで零時過ぎまで痛飲した。

               

 

そんな充実の佐賀行であったが、出発までが大変であった。空港の駐車場に車を入れる予定だったが、なんと駐車場の入り口に車が並び、全く動かない状況だったのだ。10~20分と待ったが動く様子がない。搭乗時間まで30分となり、一瞬佐賀行を諦めるしかないかと思った。

こうなれば致し方ない、路上駐車でもするしかないかと、並んだ列から車を出して駐車場の周りを一回りして、バスの時間調整すためであろう道路わきのスペースを見つけて片隅に車を入れた。そして小走りで空港に入った。辛うじて搭乗時間に間に合ったが、罰金もゴールド免許証の減点も覚悟していた。

それにしても、待っても駐車場に入れないと云うのは初めてであった。次からは気を付けなくちゃ・・・。

案の定、夕方になって警察から連絡があったと妹からの電話が(車は妹名義)あり、そして私ににもかかってきた。状況を話し、日曜日の夕方に帰る旨を伝えた。後は、車が無事に在るかどうかであったが、事なきを得た。バス会社用の専用スペースであったのか?

バスの運行には支障ないはずだが、ご迷惑を掛けした。

 

山里暮らしの素浪人でも、とかく年末は気忙しいのである・・・。そうそう、今年の干柿作り数は五百個くらいになりそうだ。計画数を大きく上回るが、気に食わぬ出来栄えになろう。残念ながら!。

 

 

 

 

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