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オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

大心劇場&迎え火

2019-07-13 | 弁当

7/13(土) 今日は朝から雨となった。午後から強くなり、21時を過ぎた今は更に激しく窓越しにも雨音が響いている・・・。漸く川水が引き合始めたと思ったら、明日からまた洪水になろう。

今日は、明日の母の新盆の準備を済ませてから高知空港に着く長男を迎えに行った。その帰り、彼が「大心劇場」を見たいと云うので立ち寄った。大心劇場と云うのは、高知県東部・高知市内から東では唯一の劇場で、それも昭和レトロそのものの佇まい。

劇場は安田川沿いの上流4㎞程の処にあるが、日本遺産になった森林鉄道跡の脇に、赤い屋根と壁に豆電球の大看板が掛かった一軒家である。我が家からは2㎞ほど下流になるが、その昔、今の二代目経営者Shukichi君のお父さんがこの山里で劇場を始めた時は、我が家からすぐの正弘橋の袂に在った。現在の地に移転して39年になるとのことだ。因みに初代が始めたのは昭和29年とのことであった。当時は「中山映劇」といったように思うが?。

大心劇場の前を通ったことは何度もあるが、中に入ったのは実は今日が初めてだった。劇場の前に丁度、SHUKICHI君が居り、中を見せてもらうことができたのだ。

雑然とした入り口、もぎり場を通って劇場に入ると両側の壁一面に古い、レトロそのものと云うよりは映画ポスター博物館と思える光景が広がり、大きくもないスクリーンとアキアカネ色の椅子が並んでいた・・・。懐かしくなる光景であった。   

            

Shukichi君(子供頃から知っている年下なので、こう呼ばせてもらう)から、これまで劇場を訪れた芸人さんのことなどを聞いたが、関心のある方は「大心劇場」のHPをご覧ください。彼は「豆電球」と云う名で音楽活動もしており、十年も前になろうか東京で公演をした折に「俺を覚えてるか?」と訪ねたことがある。その時のことも話題になった。

             

劇場に隣接する「豆電球」と云う彼が経営する店ー ここもレトロな店である ーでコーヒーを飲みながら劇場のこと音楽活動のことと話を聞いた。店のすぐ後ろには安田川が緩やかに流れる・・・。

           

 

そんなことでひと時を過ごしてから帰宅。そして夕食の準備を始めたが・・・、迎え火を焚き忘れていたのだ。慌てて焚いたが。この雨の中ながら、よもや母親は戻る家を間違えることはなかろうがと思いつつ・・・。

              

迎え火の左手の棚は、水棚といい明日はこれに膳や位牌を収めてお迎えし、詣。屋内の奥に見える提灯は廻り提灯といいお盆に飾る。

 

夕食には妹夫妻も来てもらい、安芸市内の魚屋で買ってきたマグロ刺身や小イカ炒め、生姜焼き、鮎、親子丼などを堪能した。

         

今日も過食になってしまったが、明日は明日で皿鉢料理などで過食となろう・・・・。

 

 

 

 

 

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