萩原越え、20勝の記録達成

高梨沙羅

日本人最多勝利20勝目を「ソチ五輪後初戦」でなし遂げた。
笑顔を取り戻した沙羅が返ってきた。


優勝候補の筆頭として挑んだソチでは「魔物に阻まれ」4位に泣いた高梨沙羅（17）は、
ルーマニア、ルシュノブで開催された、ノルディックスキー（Ｗ杯）ワールドカップ、
ジャンプ女子個人戦で、しっかりソチでの屈辱を、リベンジしたいと挑んだ17歳の
高梨沙羅が、見せた1回目のＨＳ（HS100㍍K点90㍍）超え、100.5㍍、252.0点で、
今季11勝目、2期連続の個人総合優勝を成し遂げるだけでなく、


ノルディック複合の荻原健司氏（19勝）を抜いて、日本選手歴代単独、最多勝利
通算20勝を成し遂げた。
この日挑んだジャンプ台では、強い風が舞う難条件、踏切付近は向かい風、K点付近
では追い風、飛距離を伸ばしにくい条件でも、高い飛行曲線を描いて飛んだ高梨沙羅は、
1回目で決めたHSを超え、2回目も最長の99㍍と大差の圧勝、「勝てて安心した」と、
ソチでなくした笑顔をとりもどし、笑みを浮かべながら嬉しさを素直に語ってくれた。
それにしても強いね沙羅は、あのソチには「魔物がすんでいたのかね」本当に
この大会の高梨沙羅の、競技を見て信じられない今でも、不思議な事がありすぎる。

まだ何と言っても、若い17歳、次回の冬季オリンピックは、2018年に、韓国、平昌で
開催される。ソチでのリベンジは、アウェー韓国の平昌だ。スポーツに政治を
持ち込む「韓国の常識は、世界の非常識」に、日本選手は、堂々とスポーツ精神にのっとり、
日本の実力見せつけよう。常識ある大人の対応を。