福音の力を体験せよ 192
イエス様は、合唱団を送って敵を防がれたことがありました。私たちが神様に屈服するとき、敵である悪魔は逃げ出すのです。
“あなたがたは実に、そうするようにと召されたのである。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、御足の跡を踏み従うようにと、模範を残されたのである。キリストは罪を犯さず、その口には偽りがなかった。ののしられても、ののしりかえさず、苦しめられても、おびやかすことをせず、正しいさばきをするかたに、いっさいをゆだねておられた。”(Ⅰペテロ2:21-23)
霊とまことの礼拝 15
プロテスタント教会のメッセージが日本に伝えられて、160年ぐらいが経ちました。その間、プロテスタントの教会は、もちろん一生懸命伝道してきたのですけれども、いまだに、クリスチャンの数と言うのは少数です。その数少ないクリスチャンの教会の中で、本当の意味で聖霊によって心が新しくされたという経験を持つ人は、少ないのではないかという感じがします。そのために教会に力が無いのではないでしょうか。
私がSOSTVに出会って、韓国へ行きまして、その時空港から集会がある場所まで2時間ぐらいの間、韓国のSOSTVの方とお話しをしました。つたない英語ですけれど、何とか意味がわかったのですが、私が、「いやあ、日本の伝道は難しいですよ」と言いました。そしたら彼は「それは日本に本当の福音が伝えられていなかったからではないでしょうか」と言いました。日本には、もちろんキリスト教は伝わってきました。そしてイエス様の愛とか、イエス様の赦しとか、イエス様の恵みとか、そういう教えは伝わってきているのです。でも本当に、人の心を創りかえる福音、この聖霊の力、人の心を変える、人を再創造する福音、これが伝わっていないのではないか、そのために日本の教会というのは、こんなにも力がなくて、規則、そういったもので縛らない限り、教会に人が集まらないのではないか、教会に本当に行きたくて、来たくてたまらない教会ではなくて、義務だから、行かないと牧師さんに怒られるから、行かなかったら地獄に落ちるから、そんな理由で教会に行っている人すらいるわけですね。