恋に落ちた神様 第1回 ソン・ケムン(孫継文)
人はなぜ生きるのか?
皆さん、最近の世界情勢はどうなっていますか?アメリカがシリアを攻撃するという話も出ていますね。戦争や騒乱のうわさが世界各地から聞こえてきます。今の時代は核戦争時代ですね。世界で最初に誰が誰に核爆弾を使用したでしょうか。みなさんご存知ですよね。皆さんの身近であった出来事です。1945年、この広島で使われました。世界で最初につかわれた原子爆弾でした。真珠湾を攻められたアメリカが、日本に対して原子爆弾を落とし、それによって太平洋戦争は終了しました。私は今から10年ほど前に、ここ広島に来たことがあります。福岡にも行きました。その理由は、今日のような講演会があったからです。その時、平和記念資料館がありますね、広島に。そちらを訪ねてみました。皆さんは、すでに行かれていらっしゃいますね。広島に住みながら行かれていない方いないですよね。そこへ行ってみて、当時の本当に悲惨な、むごたらしい出来事を目にすることが出来ました。
この広島に落とされた原子爆弾は、いきなり落とされたのでしょうか。1945年8月、アメリカの飛行機が空を飛びながら、何かを撒きました。それは小さなチラシでした。ビラですね。そのビラの内容はこうでした。「広島市民に警告します。8月6日大きな爆弾を落とす予定なので皆さん避難して下さい」。この警告のビラを手にしたほとんどの人は、信じませんでした。ほんのわずかな人はこれを信じて、自分の住み慣れたところを離れてそこを去りました。
ついに、8月6日8時15分、アメリカの爆撃機が何かを投下しました。閃光がひらめき、轟音と共にすさまじい破壊が、広島の都市を飲み込んでしまいました。火柱から発せられる熱風の圧力は15トンもありました。あらゆる建物は破壊され、見渡す限り瓦礫の山となり、たちまちのうちに広島は、死の都市になってしまいました。警告を信じないで、そこに残っていた人々は、悲惨な目にあうことになってしまいました。
神の火 第2回 デイビット・カン
本論に入ります前に、まずこの場を借りて、「サンライズミニストリ-」の皆さんに感謝の意を表したいと思います。さまざまな反対、攻撃、迫害にあいながら、このような伝道機関を維持していくのはどれほど困難であるか、私自身も良く知っております。この伝道機関の働きを、長年にわたってリードしてこられた金城先生に、特に感謝の意を、心からの感謝を表したいと思います。私自身も、長年この自給伝道機関の指導者として携わって来た者として、様々な攻撃の中で、真理のために立っていることが、どれくらい大変かということが、よくわかっているつもりです。非常に孤独な人生を通らなければなりません。それは神様の恵み、神様からの力によってのみ可能なことです。
長年、私、気が付いていることですけど、私の語る言葉の一つひとつに注意して、何か揚げ足を取る要素はないかと見ている、そういう人たちがいるのを知っています。何か、何でも、どんなことであっても、不完全な言葉が私の口から出た時には、それを基にして攻撃を仕かけてきます。私の真理に対する理解というのは、年を追うごとに、どんどん発展していって、深く、高くなってきています。