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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

主は生きておられる!  第1回

2014年12月03日 | 日記

 説教集:主きておられる!

          デイビット・カン(SOSTVジャパンミッション編)        

 

   第1回

    不信心な者のために死なれた方

 私たちが教会へ行くと、屋根の上や説教壇の後など、いろいろな所に十字架が掲げられています。十字架はキリスト教のシンボルで、教会ではよく、「十字架を信じましょう!」「十字架を見上げましょう!」「十字架によって救われます!」などと言われます。今日多くのクリスチャンは、イエス様の十字架の死に感謝し、全ての関心を、流された血潮に対して集中させています。そのように私たちの救いの中心は、イエス様の十字架です。神様のみ子が私たちの罪のために十字架で亡くなられたという贖いの死は、私たちの信仰のすべてです。これがなければ、救いは何一つ成し遂げられることは出来ませんでした。しかし、十字架の死に劣らず重要なことは、私たちの主がよみがえられ、今も生きておられるということです。

   これが真の福音です 第16回

試練に勝たれたキリスト

現在の教会では、イエス様がとられた肉の本性を、次のように説明しています。「イエス様の精神と心は神様と同じもので、肉体が堕落して弱くなっただけだ」。もう少し説明します。皆さん、寒さや、痛さや、お腹がすいたりとか、こういうことは肉体が感じるものですね。この部分では、イエス様は私たちと同じだといいます。ところが、誘惑されたり、試練を受けたりする、こういう部分は人間とは違うといいます。神様が惑わされる、そのようなことはありえないと考えるからです。

これが現在、教えられていることです。皆さん考えてみて下さい。初代教会のイエス様の弟子たちは、イエス様が天に昇られたあと、どのようなイエス様を伝えたのでしょうか。心は神様で、身体は人間という、心と体が別々のイエス様だったでしょうか?

では、その心というのは、どこにありますか。精神とはどこにあるのですか。私たちの本性はどこにあるのでしょうか。皆さんの自我はどこにありますか?心臓のあたりですか。足の指先ですか。手のあたりですか?それは、私たちの脳の中です。心、つまり精神は、私たちの脳の機能の一部です。

イエス様は、私たちと同じDNAを持っておられました。私たちと同じ、血と骨と皮膚を持っておられました。イエス様の皮膚は緑色ではありません。私たちと同じ脳の構造を持っておられました。私たち人間は、理性、良心、記憶力、意思、感情などを持っています。そういうものを持っているのが人間です。では、それはどこにあるのですか。私たちの体のどこにありますか。すべて脳の中です。人間は生まれつき、そのような本性を持っているのです。