主は生きておられる 第2回
実際、私たちが毎日生きるクリスチャン生活というのは、すべてがイエス様の死に基づいているものです。しかし、イエス様が、今生きて助けや導きを与えて下さるのでなければ、私たちの生活にどんな力があるのでしょうか?亡くなった方が、今も生きて働いておられるので、私たちは力強い救いを受けて生きることが出来るのです。私たちは、十字架で亡くなられた神様だけでなく、現在、毎日生きておられる神様について、もっと理解し経験して生きていかなければならないのです。
聖書が宣言するのは、私たちは、イエス様が生きておられるので救われた者だということです。私が今、何のことを話しているのか、聖書を開いて一緒に調べてみましょう。ローマ人への手紙5章5節からのみ言葉です。ここは私が好きな聖句の一つです。
「そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである」(ローマ5:5)。
これが真の福音です 第17回
それと同じで、イエス様も、人間の本性を持って生まれました。神様の本性を持ってこられたのではありません。普通の赤ん坊として、「オギャー」と生まれただけです。(厳粛に)「オギャー、私は神だー」と言って生まれたのではありません。「マリヤー、私のおむつを替えなさーい」と言われたのではありません。そんなことはなかったんですね。皆さん子育てしたことありますね。イエス様は、全く何もできない状態で生まれました。お腹がすいたら母の乳を求めて、「オギャー、オギャー」と泣くのですね。イエス様が生まれたらすぐに、(静かに、低い声で)「お腹すいたー、私は神だから何かちょうだーい、オギャー、オギャー」と泣いたのではありませんでした。皆さん、イエス様の小さい時のことを考えてみて下さい。お腹をすかせたら、大声で泣かれたのです。その方がイエス様でした。そのようにお生まれになりました。