一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

台湾鉄道の旅(4)

2014-08-24 20:00:00 | 台湾鐡道
台湾2日目の夕方から石段と坂道の郷愁の九フンに向かいます。軽い夕食のあと自由行動です。
九フンは雨の多い場所だから傘を忘れずに…と言われていましたが絶好の空模様です。
まずは何といっても、宮崎駿ワールドで有名な「阿妹茶楼」へ。映画「千と千尋の神隠し」のモデルの場所とも言われています。
お店の外壁に何個か飾ってあるこのお面が「顔なし」のモデルと言われているそうですが…


「阿妹茶楼」は1番人気の茶藝館です。それに丁度日没の時間ですから雰囲気だけでも覗いていこうと思って入ってみました。
お店2階のオープンテラス席は特に人気の場所ですが、幸いにも空席がありました。ここからの夕焼けです…


陽が沈むまで台湾茶で、まったりとした時間を過ごします。
一人300元で熱い烏龍茶が何杯もいただけます。茶器のセットと茶葉とお茶請けが3種類。
足元には七輪と鉄瓶。十分な量の茶葉とお湯です。
ここだけは、時間の流れが止まっているかのようでした…


並んでいる観光客には申し訳ないほど台湾茶をいただきながら美しい夕焼けを観照してお店を後にしました。
辺りは夜の帳が降りはじめています。
これからこの九フンはいい感じになってきます。
振り返ると阿妹茶楼もこんな感じになっていました。


やがて陽が沈み、ぽつぽつと提灯に明かりが灯りだすとノスタルジックな雰囲気になります。
街のはずれに展望台のようなちょっとした場所を見つけてパチリ。
年甲斐もなくロマンチックな気分になります。この街がかつてゴールドラッシュに沸き丘陵地に出来たことが良く分かります。


先ほどまでお茶をいただいた「阿妹茶楼」はこの街のシンボル的な建物です。
まさに湯バアバが出てきそうな雰囲気です。小さな街ですが観光客のほとんどがこの辺りに集中します。
すでにお店に入る階段には長い行列が出来ています。


夕闇が迫ってくるとますます人は増えてきます。
それにしても幻想的な世界です…
メインストリートの石段であるスーチールーは身動きが取れないほどです。
誰かが転倒すると将棋倒しで大変なことになるなと少し恐怖を感じるほどでした。


バスの集合時間があるので焦りながら指定場所まで急いで行きます。でも前に進まない…(汗)
ここをゆっくり見たい方は個人で来た方がよさそうです。しかし帰りのバス停にも凄い行列でした。
私たちはこの日のツアーで一番早い出発でしたので混み合う前に観光やお茶をすることができました。
台北の出発が遅いとそれだけ九フンの到着が遅くなりますので混雑が激しくなります。
集合場所からメインストリートのスーチールーを仰ぎ見るといい月が出ていました。


九フンを後にして饒河街観光夜市へ向かいます。バスで50分ほど揺られて到着。
昨夜の士林夜市ほどの規模ではありませんが、B級グルメやファッション、雑貨の屋台が並びます。
焼きソーセージを買い、集合場所にあるセブンイレブンで台湾ビールなどを購入してホテルまで送ってもらいました。
この日のホテル到着は21:30でした。
さあ、明日の鉄道の旅に向けて体を休めます…
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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183系ムーンライト信州 (大糸線)

2014-08-24 14:10:10 | 大糸線(JR東日本)
昨日のムーンライト信州81号です。
日の出の時間もだんだん遅くなり、そこへきて曇天。
ギリギリの撮影条件でした。9月の運行時期は撮影は厳しいでしょう…
ということは夏が終わりに近づいています。
いつの間にかこの沿線もススキが伸びています。
木崎湖畔から吹き渡る風も秋色です…


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