4725列車は定刻通りの14:50に十分駅に滑り込んで行きます。
すでに対向の4726列車が到着しています。
ホームにはこの列車に乗ろうとする乗客で溢れ返っています。

右のホームには4726列車で十分に着いたばかりの乗客がホームで待機しています。
やがてこの列車が完全に停止すると線路を渡って改札に向かいます。
午後2時を過ぎても多くの観光客が訪れます。

10分ほど停車しました。
ここで降りるお客さんもいるので車内はギュウギュウ詰めという感じではありません。
しかし結構な混雑ぶりです。
発車ベルも警笛もなく列車は14:50に十分駅を発車しました。
いよいよ十分老街へ列車は突入していきます。

十分老街で天燈上げやお土産屋さんを見る観光客などでごった返しています。
車体幅ギリギリのところで観光客は記念写真を撮ったりしています。
左側の写真を撮っている人、危ない!!
でも列車は警笛を鳴らすこともなく静かに走ります。

老街といっても150mほどの直線です。
先のカーブを曲がってしまえば十分老街は終わりです。
それまでは両側にぎっしりとお店があり観光客が列車を見つめます。
先頭車両で写真を撮っているとオリンピックで金メダルを取って凱旋パレードをしているような気分です。

十分老街を抜けて2分ほどで十分大瀑布近くにある撮り鉄ポイントの鉄橋に差しかかります。
この時も鉄橋の向こうでは2人ほどカメラを構えていました…
隣の歩行者専用吊り橋や鉄橋下からもいい写真が撮れるようです。

鉄橋を渡り終えると直ぐに十分大瀑布の入り口が左側にあります。
シャッターが降りていて入ることは出来ません。
踏切もありませんからここは要注意です。
この列車はディーゼルの割には静かに近づいてくるのです…

十分大瀑布の入り口前を通過するとトンネルが見えてきます。
大華駅で降りて瀑布を目指すとこのトンネルを歩かなければいけません。
とても危険ですので瀑布に行くことがありましたら必ず十分駅からお願いします。

十分大瀑布が公開されていないせいか大華駅ホームには乗客の姿はありません。
片面だけのカーブしたホームです。
14:57に大華駅を発車です。

列車は平渓線で1番の風光明媚な場所に入ってきました。
手掘りのようなトンネルもいくつか通過しました。
まるでどこかの遊園地のアトラクションにでも入っていくような気分です。

やがて列車は三貂嶺駅を過ぎて本線(縦貫線)と合流します。
前方から「太魯閣号」がやってきました。中長距離用振り子式交流電車です。
JR九州の885系と同じドーンデザイン研究所(水戸岡鋭治氏主宰)がデザイン担当した日立製作所製です。
特急「かもめ」「ソニック」とほとんど変わりありません。

侯トン駅では彰化行きの太魯閣号が後続しており平渓線の4725列車を追い抜いていきます。
花蓮13:30発、彰化17:37着で台湾を半周する長い距離を走る列車です。
それにしてもJR九州の駅にいるような錯覚に陥ります。

こうして平渓線の旅は定刻の15:22に瑞芳駅に戻ってきました。
ここでほとんどの乗客は降りて乗り換えをします。
ホームで台北方面行きを待っていると貨物列車が入線してきました。味わいのある電気機関車です。

しばらくすると時刻表通りに15:32発の樹林行きの快速がやってきました。
これに乗って台北まで帰ります。セミクロスシートのこの快速は静かで乗り心地は最高でした。流石に日本製です。
こうして初めての台湾鉄道の旅は無事終わりました。

今日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
明日は最後の夜から帰国までの完結編になります。
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すでに対向の4726列車が到着しています。
ホームにはこの列車に乗ろうとする乗客で溢れ返っています。

右のホームには4726列車で十分に着いたばかりの乗客がホームで待機しています。
やがてこの列車が完全に停止すると線路を渡って改札に向かいます。
午後2時を過ぎても多くの観光客が訪れます。

10分ほど停車しました。
ここで降りるお客さんもいるので車内はギュウギュウ詰めという感じではありません。
しかし結構な混雑ぶりです。
発車ベルも警笛もなく列車は14:50に十分駅を発車しました。
いよいよ十分老街へ列車は突入していきます。

十分老街で天燈上げやお土産屋さんを見る観光客などでごった返しています。
車体幅ギリギリのところで観光客は記念写真を撮ったりしています。
左側の写真を撮っている人、危ない!!
でも列車は警笛を鳴らすこともなく静かに走ります。

老街といっても150mほどの直線です。
先のカーブを曲がってしまえば十分老街は終わりです。
それまでは両側にぎっしりとお店があり観光客が列車を見つめます。
先頭車両で写真を撮っているとオリンピックで金メダルを取って凱旋パレードをしているような気分です。

十分老街を抜けて2分ほどで十分大瀑布近くにある撮り鉄ポイントの鉄橋に差しかかります。
この時も鉄橋の向こうでは2人ほどカメラを構えていました…
隣の歩行者専用吊り橋や鉄橋下からもいい写真が撮れるようです。

鉄橋を渡り終えると直ぐに十分大瀑布の入り口が左側にあります。
シャッターが降りていて入ることは出来ません。
踏切もありませんからここは要注意です。
この列車はディーゼルの割には静かに近づいてくるのです…

十分大瀑布の入り口前を通過するとトンネルが見えてきます。
大華駅で降りて瀑布を目指すとこのトンネルを歩かなければいけません。
とても危険ですので瀑布に行くことがありましたら必ず十分駅からお願いします。

十分大瀑布が公開されていないせいか大華駅ホームには乗客の姿はありません。
片面だけのカーブしたホームです。
14:57に大華駅を発車です。

列車は平渓線で1番の風光明媚な場所に入ってきました。
手掘りのようなトンネルもいくつか通過しました。
まるでどこかの遊園地のアトラクションにでも入っていくような気分です。

やがて列車は三貂嶺駅を過ぎて本線(縦貫線)と合流します。
前方から「太魯閣号」がやってきました。中長距離用振り子式交流電車です。
JR九州の885系と同じドーンデザイン研究所(水戸岡鋭治氏主宰)がデザイン担当した日立製作所製です。
特急「かもめ」「ソニック」とほとんど変わりありません。

侯トン駅では彰化行きの太魯閣号が後続しており平渓線の4725列車を追い抜いていきます。
花蓮13:30発、彰化17:37着で台湾を半周する長い距離を走る列車です。
それにしてもJR九州の駅にいるような錯覚に陥ります。

こうして平渓線の旅は定刻の15:22に瑞芳駅に戻ってきました。
ここでほとんどの乗客は降りて乗り換えをします。
ホームで台北方面行きを待っていると貨物列車が入線してきました。味わいのある電気機関車です。

しばらくすると時刻表通りに15:32発の樹林行きの快速がやってきました。
これに乗って台北まで帰ります。セミクロスシートのこの快速は静かで乗り心地は最高でした。流石に日本製です。
こうして初めての台湾鉄道の旅は無事終わりました。

今日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
明日は最後の夜から帰国までの完結編になります。

