蔵のまち、喜多方から
素晴らしい晴天に恵まれて気温も上がりました、
まちなかは大勢のお客さまで賑わいました、紅葉を観てから街へ入る人
これから紅葉を観に行く人など、紅葉狩りも今が盛りの様です。
関柴公民館 郷土歴史講演
自由民権運動発祥130年 喜多方事件再考
講師・喜多方市教育委員会 文化課 蓮沼 優介氏
関柴公民館いっぱいの聴講参加者でした。民権運動130年を迎え地元では記念事業が各地で開催されてます。
1882年(明治15年)福島県の自由党員・農民が県令 三島通庸の圧政に反抗した事件・喜多方事件ともいい、
民権激化事件のひとつ、三島通庸は、会津三方道路[新潟・山形・栃木)の工事をさせるため、人夫または
人夫賃を出させるなど大きな負担をかけた、さらに工事に従事しない者の財産競売に出すなどした、これが
きっかけで自由党員や農民が団結して反対運動を展開、11月には自由党員の逮捕をきっかけに、数千人の
人々が喜多方警察署に押しかけ、約2000人が逮捕され、河野広中ら6名が処罰された。・・・本日の資料に
載ってます。
そして最後に必ず資料に有るのが、弾正ケ原(喜多方市塩川町) です。 11月28日ここに大勢の民衆が集結
資料によっては、数千人等とありますが、・・本日の講演は弾正ヶ原へ集結した民衆の代表が喜多方警察署へ
伺い出て、先に逮捕された人達の拘留の理由問い詰めると言うところまでです。
30年前の喜多方事件百周年資料にも弾正ヶ原~喜多方警察署~の稿が数人によって記述されていますが、
どの資料が正確なのかは判断がつきません、中にはこんな文書もあります・・・
喜多方警察署まえで一千人余が右往左往に散乱した、二、三千人または、千五、六百にんで取り囲み、午後七時ごろ
警察署に集合する者凡そ四、五千人、暴民凡そ五千人警察署を取り囲み、八時頃にいたりその人員凡そ一万人たらず
などとある、・・・三十年前の資料にこんな記事が載ってます。ここまでくるとチョット判断に苦しみます。
群衆の投石がきっかけで巡査が抜刀して群衆を追い払ったと云う記述もあります。
2014・11月2日(日)13:30~松山公民館に於いて 加波山事件130周年記念シンポジウムが開催されます。
自由民権運動喜多方事件記念事業実行委員会の主催です。基調講演「加波山事件」明治の革命より
講師 三浦 進 氏 11月2日の講演を聞いてからもう少し書き込みます。
~弾正ヶ原から加波山へ~です。
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