蔵のまち、喜多方から、
お天気は良かったのですが、冷たい西風が吹いています。
大震災後、初めて新宮熊野神社「長床」・・国重要文化財・・へ行って来ました。
駅から西へ約7キロmです。
長床の建立は鎌倉初期以前とされています。
昨日から運行を開始した・ぶらりん号・に乗って行ってきました。
長床はご覧の様に一尺五寸の太い柱が5列に10本づつ10尺の等間隔で並ぶ9間×4間の壮大な建物です。全部吹き抜けで壁の類は一切ありません。
400年前の慶長の地震で倒壊し3年後に再建されました。
そして昭和49年(1974)に3年間かけて解体復元したのが今の長床です。
吹き抜けで壁が無いのは耐震構造ではありませんが、
あれだけの烈震に耐えました。新宮熊野神社の拝殿にあたる長床は何処にも破損や被害は無いそうです。樹齢800年と言われる大銀杏も日当りを良くするために前にあった大杉を2本伐採しました。拝殿前がとても明るく広々となりました。
本年は・ぶらりん号・の長床便が復活したのです。全7便の内、駅前から10:50発と13:50発の2便が長床へ行きます。料金は乗降自由券は大人500円ですが、一回乗車券ですと200円です。JR喜多方駅から長床往復だけだと200円で乗車でき大変便利になりました。
ぶらりん号は市内の循環バスで、土 日 祝日のみの運行ですが5月の連休時は毎日運行します。毎年4月下旬には長床のしだれ桜が開花します。
長床の受付には 拝観料は震災の義援金にします。と書いてありました。
暖かくなり、落ち着いたら是非ぶらりん号で長床へ行ってみましょう。観光コンシェルジュの乗務員が車内でも案内をしています。
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