マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第1幕 長信とキチョウの出会い

2017-11-16 22:54:28 | マクロス外伝.長信とキチョウ
ゼントラーディ軍元エース.キチョウは現在、新統合軍ポートモレスビー基地に勤務している。
VAH-1コマンチのパイロットとして勤務している。
不良少年だけど勉学ができる織田長信は上院議員でありグローバル政権下では財務省長官を務めている織田信家の息子である。

そんな二人は後に結婚し惑星エデン自治政府の自治大統領選を共に戦う事になる・・・・・・・
がそんな二人の出会いはどうであったのであろうか・・・・・
それはずっと前の上記のプロフィールの通りの西暦2013年ポートモレスビーから始まる。

織田長信「この店にするか・・・・」

長信は同様に視察に連れてこられた包信.益長.行信.市を連れてビックキングバーガー.ポートモレスビー基地前点に入る。
さっそくハンバーガーなどを頼むが、長信の顔が不機嫌である・・・
スーツ姿であるが、まるで飲んだくれたサラリーマンみたいになっており周りの客は長信を恐れさせた。

織田長信「けっ親父め俺を政治基盤の後釜に据える気だな気にくわねぇ。」

織田包信「兄者そんな事言わずに・・・」
織田信家次男.警察局巡査.織田包信

織田益長「ポートモレスビー茶でも飲んで・・・・・落ち着きなされ」
織田信家三男.お茶専門マニア.織田益長

織田長信「落ち着いているよ!!!、お前らは政治基盤を継がないからそんな気楽な事が言えるんだぞ!」

その原因は父信家による政治基盤の後釜を自分を置く事である。
政治家になる気のない長信はそれに腹を立てていた。
それに気に行っていた月面アポロの街並みから離れている・・・・
ストレスが溜まる。

弟も弟だ・・・・自分が後釜に座らないと言って気楽に言う・・・・・

織田市「兄上・・・・我がままですよ。」
織田信家長女.織田市

織田行信「そうです。感情的になったらまずいですよ・・・・それに兄さんはまだ学生ですし・・・」
織田信家三男.織田行信

織田長信「うっ・・・・・・・我がままか・・・・・感情的か・・・そうれもそうだな。」

織田益長「じゃぁポートモレスビー茶を・・・・」

織田長信「いやココナッツ蜂蜜ミルクにしてくれ・・・」

織田益長「分かりました・・・・・・・あれは極度の甘い物好き用だぞ・・・・

妹である市と行信などの諫められ、落ち着きの無かった長信は落ち着く。
更に落ち着くためカルト的人気のある甘い飲み物ココナッツ蜂蜜ミルクを頼む。
これを頼んだ時の弟達の顔がドン引きしていた。
無論、取ってくる益長の顔もヤバかった。

織田長信「いやぁぁぁやっぱココナッツ蜂蜜ミルクだよな。」

織田包信「おい大丈夫かよ、糖尿病になるんじゃないのか?」

織田長信「なるわけないだろ!」

織田包信「油断しているな・・・・・・・・・」

ココナッツ蜂蜜ミルクは結局3杯も飲んでしまった。
それだけでも以上なのだが、更にチョコアイスなどを頼む。
その光景に弟達は兄は当分中毒になったと悟った。

ヨシノ「キチョウ1級・・・・じゃなくて・・・・キチョウさん・・・・」
新統合陸軍.ヨシノ・メダーファ.准尉

キチョウ「緊張しなくていいって、ヨシノちゃん。今は普通に同僚だし、上官じゃないでしょ。」

ヨシノ「はぁ・・・・・」

キチョウ「エイちゃんも同じだったな~」

ヨシノ「副官殿ですか・・・・」

キチョウは同じ部隊の同僚でゼントラーディ軍時代の部下であるヨシノ・メダーファを連れてビックキングバーガーに来た。
戦闘時と平時のキチョウの感情は違っており、かなり明るい感じになっている。
ゼントラーディ軍時代のキチョウを知る人は・・・・

マテ「戦後になると人が変わりました。」
キチョウのゼントラーディ軍時代の部下の一人.マテ・フィッシュ

エイ「もしかしたら創造主が設定した素かも。」

ナツ「冷静だけど抜けていますね、更に酷くなりましたが。」

フィルナ「マイクローンで言う天然と言う奴。」
キチョウのゼントラーディ軍時代の副官.フィルナ・ナルダ

などと言っている。
冷静沈着な性格で30機余の部下を率いて監察軍と戦い多くの命を奪ってきたが。
素の時はかなり天然で、副官を困らせる言動を取るがかなりあり。
特に艦隊司令にとんでもない発言をする事もあった。

織田長信「・・・・・・あれは・・・・」

長信は店に入ってきたキチョウに注目する。
地球人ではないマイクローン化したゼントラーディ人・・・・
女は顔の違いがあれど可愛い娘が多い。

織田行信「兄さん・・・どの娘を見ているんですか?」

織田長信「あっいや・・・・その・・・・」

織田益長「ほう兄上にも春ですか。」

織田長信「馬鹿言え・・・・」

織田包信「と言ってもあの子も兄者を見てますぞ。」

織田長信「えっホント?」

弟に茶化されるが長信は否定する。
だけど、顔が恋しているかのように崩れており説得力がない。
そんな中包信がキチョウが長信の事を見ていると言う。
それを聞いて長信は期待してキチョウを見る。

キチョウ「なんだろう?」

ヨシノ「どうしました?」

キチョウ「うん・・・なんだかあの人を見ていると懐かしいような感じがするんだよね。」

ヨシノ「まさか・・・・私達は男と女に所属分かれていましたそんなはずは・・・・」

キチョウ「そうだよね・・・・でも・・・・・気になる・・・・」

ヨシノ「ちょっ・・・・」

キチョウが長信を見ていたのは、なぜか懐かしい感じがするから。
ヨシノは不思議がるが、キチョウは長信に近づいて行ってしまい慌てる。
長信はキチョウが近寄ってくるのを確認するとドキッとする・・・

だけど

初めて会うのだが懐かしい感じがする・・・・・もしかして運命かと思った・・・・
一体このゼントラーディ人女性と赤い糸があるのでは?
と長信は思った。
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第60話 反乱の終局と終戦

2017-11-16 13:22:33 | マクロス外伝 ダブルフェイク
「勇敢なる統合軍の兵士の皆さん、勇猛なゼントラーディ軍の皆さん。この戦争は、本日18時 地球統合軍残存部隊とゼントラーディ軍残存部隊との間に終戦協定が結ばれました。これから、地球人とゼントラーディ人が分かりあい...........」

3月の末、最悪な被害を出した初の異星間戦争で後に第1次星間大戦と呼ばれる戦争は終わった。
ブランドンの攻撃や一部の反乱者の攻撃があったが、なんとか終戦を迎える事に成功した。
第1報を伝えられたアラスカにいる兵士と市民たちはビールを肩手に持って喜びあい、またある者は死んだ戦友や家族.恋人の写真を見て涙を流す。

だけどこれらに共通する人々の喜びはやはり戦争が終わった事。

そして........アラスカと同様に・・・・・・

アラスカ以外の東京 ソウル ワシントン 北京 モスクワ グランドキャノンIII シドニー グランドキャノンV デリー エルサレムなどの生存者がいる都市.そしてアポロ基地などの宇宙施設に終戦を伝えるラジオが放送された。

そして数時間後各地で生き残った市民や兵士達そしてゼントラーディ人の中には、戦争が終わって助かった事に関して歓喜する者.家族や恋人.友人を亡くして怒り地面に頭をぶつける人.中には涙を流す者などに分かれた。

無論、アラスカにいる兵士と同様な気持ちを持って・・・・・・・・



                     【ロシア某所】
作戦失敗を確認し出撃を中止にし兵士一同が滑走路に集まっていた。
もうチャンスを失う、勝機なし・・・・そう判断して・・・・

「例の兵器の暴走が確認されず、戦争は終結か。」

「作戦は失敗、我々の部隊がアラスカに向けて出撃することはない。」

「かの兵器が真価を発揮せずに、大西洋に没するか.....」

ブランドンの死は自分たちの計画を狂わした。
今は攻撃してもチャンスはない

「まぁいい、これからは新統合軍に仮の投降だ。真の戦争は、これから始まる。」

「真の戦争?」

「まぁ今後の展開に期待せよだ。」

こうして彼らの戦争いや第一次星間大戦は、終わった。
彼らこの後、ロシアにいた地球統合軍残存部隊に降伏する。

だけど

これは仮初の投降であり、彼らが統合政府に完全に従うつもりはない。
後に8割の兵士が反統合組織を作り新統合政府と戦う事になり。
後の戦争の遠因を生み出す事になってしまうのである。

第1次星間大戦の戦後処理第1号は終戦協定の場においてゼントラーディ軍基幹艦隊残留軍最高指揮官ガゼフ・ベルゴラが全軍戦闘停止武装解除命令を出し、それを聞いたゼントラーディ兵士達は武装解除した。

武装解除を終えると武装は一か所に集められる。
この装備は奪われて不穏ゼントラーディの装備になるが、大半は戦後にできる新統合軍の装備として使われる事になる。

「そっちはどうだ?」

「ブランドンの部下は大部分を拘束しましたが、あと一人取り逃がしました。」

「叛逆者はすべて拘束しろ、抵抗したら射殺しても構わん!」

「ハッ」

ブランドンの部下は残り1名を除いて制圧を完了していた。
ブランドン派の兵士の遺体が転がり、残りは拘束されていく。
そんな中で一人の男が逃げ続けている。

ラッセル「大佐が戦死された、もう俺は既に反逆者だ....もう逃げられんのか・・・・・」

その男とはラッセルである。
ブランドンの戦死後唯一拘束されてない人物である。
何度か銃撃戦を経験するが、不利な状況が続いている。

「そっちにいたか?」

「いません。」

「いないか・・・・・なんとしても探し出して射殺しろ!もう面倒だ!」

「ハッ」

警備兵はラッセルを探す。
方針変更で射殺最優先にする事になり制圧する気はないらしい。
それを物陰で聞いたラッセルは絶句した・・・・

ラッセル「ははははははすべて終わりだ・・・・・」

ラッセルは誰もいない軍務課の部屋に入る。
そして懐から拳銃を取り出し頭につける。

ラッセル「ニューガイアエンパイア バンザァァァァァイ」

                       ゴォォォォォォン

「銃声が聞こえたぞ!軍務課のほうだぞ!誰かついてこい!」

銃声を聞いて警備兵は軍務課室に急ぐ。
複数人の兵士が部屋のドアに立ち一旦安全確認を行う。

                  カチャ

「これは...........」

「・・・・少尉・・・・見ておけ、感情論で動いて自滅した男の哀れな最期を.......」

「.........................」

一人の男は自らの頭を撃ち抜いて死んだ、地球帝国の夢を見ながら....
警備兵指揮官は部下である少尉に感情論で動いたが故に自滅した男の哀れな最期を見ておけと言う。
少尉は頭を撃ち抜き死んでいるラッセルを見てなんとも言えないような感じになった。
これが感情論だけで動きすぎた人間の最後・・・・・・

心が痛くなる・・・・・・・・少尉は生涯この出来事を忘れる事はなかった。

            ゴォォォォォォン

ジェシカ「あっ......」

フランソワ「どうしたの?」

ジェシカ「ううんなんでもない。」

ラッセルが自決した銃声はジェシカやフランソワのいる部屋まで若干聞こえる。
だけどフランソワなどの大半の人間には聞こえてないらしく、気が付いたのはジェシカなどの一部の人間のみである。
ジェシカは感じる反応し気が付いていない人間に心配されるが、なんでもないと茶化した。
そんな時・・・・・

「なんだあれは?」

監視塔にいた兵士が何かを確認する・・・・・
よく見ると友軍の救難ヘリである。
監視塔の兵士はすぐさま司令部にヘリが来た事を報告した。
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第1次国府台の戦い 内紛漂う南関東

2017-11-16 11:42:47 | 短編小説(歴史含む)
足利高基「おのれ義明め、還俗して小弓公方じゃと・・・・わしは認めんぞ!」

義明が小弓公方を立てた事に本家である古河公方足利高基は激怒した。
そればかりか基頼も加わってしまう。
江戸湾西部一帯を勢力下に入れ、扇谷上杉家と同盟を結ぶ。
今期最大攻略目標は鎌倉と定め軍備増強が図られる。

一方頃。
相模・伊豆を勢力に持つ北条氏綱が鎌倉を占領した。
そして武蔵江戸城も・・・・

「大変でございます、太田資高殿が北条方に内応しておりました。」

上杉朝興「馬鹿な・・・・資高が・・・・」

太田資高が北条方に内応し、扇谷上杉家当主上杉朝興は逃亡し北条軍に占領される。
近隣の世田谷城の奥州吉良氏当主.吉良頼康は抵抗できないと悟り従属する。
葛西城などの周辺の城を制圧すると勢力圏は小弓公方に近づいていた。
氏綱はまだ抵抗続ける扇谷上杉家を潰すため、義明と和睦する事を決めた。
無論その思惑は義明も一致し・・・・

これにより義明は氏綱と和睦.その報告を聞いた千葉勝胤・昌胤父子は義明側に付き里見・真里谷氏も続いた。

だが

義明と支援者であった信清との対外政策で対立するようになる。
そろそろ高齢だし邪魔者は消えるだろうと考えていた義明・・・・

考えている頃、里見氏で稲村の変と言う内紛が勃発した。
内紛内容は義通の跡を継いでいた里見義豊は家督を預かっていた義通の弟実堯を殺害した事。
実堯は房総水軍を率いて品川などに展開する北条軍を攻撃し家中でも発言権が強かった。
それに脅威を感じた義豊であったが糟谷石見守の讒言が切っ掛けで実堯と腹心正木通綱・弥次郎を襲撃し殺害.次男時茂が負傷する事になる。

里見義堯「父上が殺されただと!?・・・・・・・・義豊め許さん!すぐさま北条氏綱殿に援軍を要請し、義豊を討ち滅ぼさん。」

父を殺害された義堯は激怒し氏綱に援軍を要請し負傷していた時茂・時忠ら正木兄弟と共に決起する。
最初は義堯が劣勢だったが、すぐに反撃し撃ち破り一進一退の攻防であった。
信清の応援を受けた義豊であったが、犬掛の合戦で大敗し自害に追い込まれる。

足利義明「里見で内紛で信清が支援した義豊は滅んだか・・・・いいぞもっとやれ・・・・どんどん自分の首を絞めるんだな、信清。」

義明は笑う、信清の失敗に・・・・・
歴史が義明の思惑を支援するかのように、時は流れ信清や嫡男であった全鑑が亡くなり、次男.信隆が相続する。

足利義明「ついに老害も死んだか・・・・・今が好機、信応を奉じて信隆を追放する!!」

義明は信隆を追放し、弟である信応を当主にした。
追放された信隆は船で相模水道を渡り小田原城に向かった。

真里谷信隆「頼む、私を助けてくれ。」

北条氏綱「ぬぅ・・・・幻庵どう思うか?」

北条長綱(幻庵)「私は受け入れるのに賛成です。まぁ兄上次第ですが・・・・」

北条氏康「私も叔父上と同じく・・・・」

北条氏綱「そうだな、一門などの問わず意見を・・・」

北条家中はいろいろと受け入れるかどうかの意見の出し合いをした結果信隆を受け入れる事を決めた。
氏綱は信隆を受け入れると・・・・・・・・・・・・・

扇谷上杉家の本拠地である河越城をついに攻め落とす。
これにより北条家は武蔵をほぼ確定的に勢力下に収める事に成功した。

足利義明「河越城が陥落・・・・・・・氏綱め・・・・・そろそろ危険かもしれぬな・・・・・」

河越城を制圧した北条家に義明は脅威を感じる。
近いうちに衝突する可能性があると・・・・そんな中、義明に従っていた千葉氏が離反する事になる。

北条氏綱「よし攻めろ!」

氏綱は武蔵・下総の国境に位置し現在の環状7号線が通る場所にあった葛西城を制圧した。
これにより北条家による下総方面への進出が現実味となる。

足利義明「このままではまずいな、山内上杉を支援するとするか・・・・」

北条家の危機を感じた山内上杉氏を支援した。
これに対し・・・・・

北条氏綱「世間知らずな公方だな・・・・古河公方の足利晴氏殿と手を組み義明を討ち果たすぞ!」

山内上杉氏と義明と戦うため、氏綱は古河公方足利晴氏と手を組んでいた。
数年前に義明の兄高基が亡くなっており、息子である晴氏が継いでいた。
この動きに千葉氏も同調する事になる。

里見義堯「ぬぅわしは北条についていけんな・・・」

この動きと亡命した信隆を受け入れた事で、信応を支持していた義堯は北条氏から離脱する事になる。

足利義明「わしは氏綱と戦うぞ!」

足利基頼「兄上それは本当ですか?」

足利義明「あぁいくら氏綱と言えども足利将軍の一族に本気で弓を引けるはずがない勝機はこちらにある。義純・・・」

足利義純「ハッ・・・・」

足利義明「おぬしも参陣せよ!」

義明は里見・北条・千葉などの動きに決起する事を決めた。
里見・真里谷と同盟を結び氏綱と対峙する事を決めた。
無論勝算はある、なんせ義明は将軍家の一族。
氏綱如きが手を出す事はできない、だから簡単に氏綱を討つ事ができる。
つまり戦は簡単だと、それが義明の勝算である。

だが

これが誤算である事を義明は後に知る事になりそのまま悲劇街道を真っ直ぐ進む事になる・・・

北条氏綱「氏康.行くぞ!」

北条氏康「ハッしっかり戦功を立てて見せまする!」

北条軍は2万の兵を率いて出陣した、目標は葛西城。
そこで布陣し下総に渡河するためであり・・・・2万の北条軍は第1段階として江戸城に入る。

一方の義明の軍勢は里見義堯と真里谷信応ら1万の兵で国府台城に入場した。
これによりすべての役者は揃う事になり、2度に渡る国府台の戦いの第1回目が開始される事となる。

これは下総・上総・安房における勢力図を確保するための重要な戦になる。
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