マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第62話 それぞれの道 第1章ファイナル

2017-11-19 23:52:58 | マクロス外伝 ダブルフェイク
    【終戦から1ヶ月後、4月11日新統合軍欧州方面軍パリ司令部タヴェルニー空軍基地】
第1次星間大戦が終わった。
地球統合軍残党と政府機能の生き残りとゼントラーディ軍残留部隊を統合し新統合政府とその軍事組織.新統合軍が成立した。
そんな状況下でゼブラやフェアリ.そしてナタルマ隊の面々はマイクローン化し復興が進む統合軍パリ基地預かりになる。
新統合軍に進むか、民間人としての道に進むかに迫られている。



                  キィィィィィィィィィィン

熊谷伍長「戦争は終わったんだが、月にいる家族に会える状況じゃないな....早く会いたいな。」

バルキリーが離陸する中、熊谷は月にいる家族に会いたいと言っている。
熊谷は単身赴任であり地球にいた、この前家族に無事を伝えたがやはり直で会いたい。
無論、月にいる家族も同じ気持ちである。

ジェシカ「志保さんですね。」

熊谷伍長「まだ子供だが、警務隊員になるのが夢でな.......おや?」

ジェシカ「どうしたんですか?」

熊谷はマスター達を見る。
よく見るとゼブラとフェアリがいる・・・・マイクローン化したんだ・・・・
二人の姿を見た熊谷は、そう思った。
むしろ、この事実を知ってないのは熊谷だけであるが・・・・

そんな熊谷はほっといてマスター達とゼブラ達は何を話しているのだろうか?

マスター「お前達はこれからどうするつもりなんだ?」

ラーナ「軍に残るつもり?」

ゼブラ「俺達は軍には残らないつもりだ。」

フェアリ「私もよ。」

ゼブラとフェアリは軍を除隊しそのまま民間人として過ごす事を決めた。
フェアリは戦いを嫌っており、戦闘時は好戦的になるがその反面苦しんでいた。
それを考えて、ゼブラはフェアリと共に過ごすため軍を辞める事を決意した。
その後は・・・・・

マスター「残らない?お前らは何をこれから?」

フェアリ「私達は勉強して何処かの企業に就職して、結婚するつもりよ。」

ラーナ「結婚って......」

マスター「マジかよ!」

フェアリ「はい................(照)」

勉学に励み何処かの企業に就職し結婚するらしい・・・
それを聞いたマスターは驚愕した、まさか結婚をそんなに早くするとは・・・
それにゼブラとフェアリが愛し合っていた事実も・・・・

知らなかった、自分が気がつかないうちにゼントラーディ人同士の恋愛が進んでいたとは・・・・
頭を抱えるマスター、それをラーナは笑顔で見る・・・・・

マスター「でどんな事をするんだ?」

ゼブラ「俺達は戦い以外の文化や歴史.いろんな物を知って、自分達でいろいろと歴史に名を残せるように頑張りたいんだ。」

マスター「お前らも夢を持てたのか、でっもって家はどうするんだ?」

ゼブラはフェアリのためだけではなく戦争以外の事をいろいろと知って自分達でいろんな事で歴史に名を残せるように頑張りたいと思っていた。
それはいいとマスターは思うが、家はどうするんだと思った。

フェアリ「当分あなた達に居候になるわ、いいかしら?」

マスター「い.居候?」

ゼブラ「駄目かな・・・・・・・・無論バイトとかするからさ・・・・」

マスター「そうだな・・・・・ラーナがなんて言うか......」

家はマスターとラーナの家に居候する気との事だ。
反対ではないんだけど、ラーナがなんて言うか。
これは結構問題である、食費はかかるし・・・・

ラーナ「いいじゃない大歓迎よ、あなた達は家族....仲間よ。」

と思ったが、ラーナはすんなり受け入れてくれた。
ラーナ的にも家族的存在になるゼブラとフェアリがいてくれたらうれしいし。
同じ女であるフェアリと友達になりたいと思っていた。

熊谷伍長「お前らここにいたのか?」

「シゲさん。」

熊谷伍長「俺が写真撮ってやる、そこに集まれ!」

                      パシャ

マスター達が会話していると熊谷がやってきて、記念写真を取る。
全員は笑顔で、肩を組みながら写真に写る・・・・・

その後、男女2組はそれぞれの道を歩んだ。
ゼブラとフェアリは、マスターの家に居候しながら基礎学力を学んだ後。
新設された大学に通い優れた成績で卒業。
二人はすぐに結婚し、初のゼントラーディ人同士の結婚となり名を残す。
彼らは、ジーク.サリー.シホの3人の子宝に恵まれ幸福な人生を送ったという。
フェアリは自由共和党に入党し、初の議員として当選し夫のゼブラは銀行会社アポロンを設立し大成功を収める事になった。

ジークは家をついで社長そしてお見合いで結婚、サリーは大企業の御曹司と結婚。シホは軍人になり、辺境地域での戦闘や第2次シェルバン戦役に参戦。
終戦後超長距離移民船団マクロス9に配属になりそこで結婚する。
マスターはラーナとすぐに結婚、1年後には娘が産まれた。軍では出世コースには乗り、今では惑星マリトラーン第3地区統合防空隊司令官になる。
彼は4人はマリトラーンで再会し近所付き合いの仲になったと言う。

第1部 完

【第2部】
部隊が解散し一人、放浪の旅に出るナタルマ。
旅した先に目にしたのはプロトカルチャー遺跡であった。
そこに反統合組織リヴリアとザーフレンとの抗争に巻き込まれる。
ナタルマは両組織から狙われる中、リーンとトリア、マニング大尉に救われる。
ナタルマ達はリヴリアとザーフレンと新統合軍の抗争の中でプロトカルチャーの真実の一つを知る。

第2部 宇宙で見た夢.編
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ジーナス一門の日常 マクシミリアン・ジーナス

2017-11-19 23:39:21 | マクロスキャラクターブログ
どうもマックスです。
今月17日、超時空要塞マクロスでキム・キャビロフを演じていた鶴ひろみさんが亡くなりました。
首都高速で自動車運転中に亡くなられたそうです。

僕はこのニュースを聞いた時本当に信じられないと思いました。
まさか・・・亡くなるなんて・・・・

今でも信じられません。
ご冥福を祈ります。
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第1次国府台の戦い ワレ・ヨシアキ・ヲ・ミステ・コウドウス

2017-11-19 22:13:30 | 短編小説(歴史含む)
                【天文7年/1538年 下総・武蔵国境.江戸川付近】
北条氏綱とその弟長綱と嫡男氏康などが率いる北条軍2万名は武蔵国江戸城を出発、下総・武蔵国境付近に到達。
そこに陣を敷き情報収集に入る。

北条氏綱「動きはどうじゃ?」

「小弓公方足利義明率いる軍勢は嫡男足利義純.足利基頼・里見義堯・真里谷信応らを自らから率いて布陣しております。推定される数は1万の兵です。」

北条氏綱「分かった・・・下がれ・・・」

「ハッ」

北条氏康「やはり動きましたね。」

北条氏綱「ふん武勇と家柄は優れているが、我らが臆すると思っているのか・・・・皆の者・・・軍議を始めるぞ!」

氏綱は情報を入手すると、ふと笑う・・・・
己の家柄と武勇だけが取り柄の男が、我々が怯えると思っているのかと・・・・・
やはり単純な男だと・・・・・

そう思っているとすぐに配下の武将を招集し軍議を始める。

戦うには渡河する必要があり、一体何処に上陸すればいいのか氏綱らは考えていた。
近い距離だと真間川と江戸川の分岐を狙いたいのだが・・・・・
そう考えていると・・・・・

大藤信基「殿、敵は我らの侵攻予測部分を江戸川と真間川の分流付近と国府台付近と予測しています。我々は更に上流にある下総相模台付近に上陸すべきだと私はそう進言します。」

北条氏綱「お前はどう思う?」

北条長綱「私も同意見です、敵が予測している地点は避け強襲を仕掛けるべきだと存じます。」

配下の一人大藤信基は敵が予測する真間川と江戸川の分岐地点と国府台城付近を避け。
上流で手薄であろう相模台付近に上陸すべきだと進言した。
長綱も同意したため、氏綱はその案を採用した。

一方の小弓公方軍は相模台に椎津隼人らが布陣、義明と義堯・信応は国府台城に布陣する。
軍議を開きどのように戦っていくかを話しあった。

里見義堯「公方様、氏綱とその息子氏康を甘く見てはいけません。渡河される前に、攻撃し討ち取るべきです。」

足利義明「それはいかんな、氏綱は上陸後に叩き確実に討ち取る。」

里見義堯「なっ・・・・・」

1万人と数で劣るので優勢に進めるべく、義堯は義明に渡河中の北条軍を攻撃し氏綱らを討ち取るべきと進言するが却下される。

里見義堯「何故です、何故そのような・・・」

足利義明「分からぬか?わしを誰だと思っている?将軍家の一族ぞ・・・・」

里見義堯「それが何が関係あると言うのでありますか?」

足利義明「関係はある・・・・氏綱如き高貴な足利将軍家の一族であり武勇の誇るわしに弓を引くことができないそれだけじゃ・・・」

義堯は何故そのような事を言えるのか義明に質問するが、返答した答えが足利将軍家であるから。
足利将軍家の一族の権威は権力を行使する事を意味している。
義明はその肩書きを利用すれば氏綱率いる北条軍は戦意損失すると思っていた。

だが

それは間違いである。
今の足利将軍家は権威を失っている・・・・
また北条家が同じ足利将軍家の一族である堀越公方を滅ぼしている。
それらを把握している義堯はその考えは危険と思った。
更に言えば・・・・

足利義明「戦上手の里見義堯は分かるじゃろ、川を渡らせて逃げ場を失えば氏綱父子は確実に討ちとれると・・・もう一つの上陸予測地点の相模台には椎津を配置している・・・そこを挟撃すれば勝てる。」

里見義堯「それは賭けでございます、数は我らが不利・・更に言えば北条側からすれば背水の陣、決死を決めた兵は攻勢も強く・・・・」

足利基頼「おい!安房の田舎侍が兄上に対し出しゃばるんじゃない!!」

里見義堯「なっ・・・・・・・・・」

足利義明「そう言う事じゃ・・・・義堯・・・分かったじゃろ・・・・」

里見義堯「ハッ・・・・分かりました・・・・」

川を渡り退路を防ぎ攻撃をしかけようとする義明にそれは背水の陣となり攻撃が危険になり危ないと進言する義堯。
だが、結局は退けられてしまう。
安房の田舎大名・・・・・・・・・・それを基頼に言われた義堯の中で何かが切れた。

その後、義堯は里見の陣に戻る。
陣には正木時茂・時忠兄弟などの里見家の家臣が勢ぞろいしていた。

正木時茂「殿、どうでした?」

里見義堯「駄目であった。」

正木時忠「駄目とは?」

里見義堯「まったく相手にしてくれん・・・・」

義堯は家臣の一同がいる場で義明に対する不満をぶちまけた。
表情は怒りが籠っていた、それを見た時忠は・・・・

正木時忠「でどうしますか?」

と義堯に聞く・・・・・・・・・すると・・・・・・・・・

里見義堯「我々は戦知らずの公方と共に行動せん、公方はどうせ破れるだろう勝つ見込みがない・・・」

正木時忠「となると・・・?」

里見義堯「退路を確保し、公方亡き後・・・・空白地を確保し我が里見の領土拡大とする・・・・」

義堯はこの戦いで義明が死に小弓公方が崩壊する事を予測し。
北条家に領土を確保される前に出来る限りの領地を獲得し、里見家の強化に当たる事を決めた。
勝つ見込みがないのならば、小弓公方のために働かず自家のために戦う。
これが今の戦国のならわしそれが今の義堯の考えである。

里見義堯「時茂・・・」

正木時茂「ハッ・・・」

里見義堯「公方の次男国王丸を保護せよ!」

正木時茂「ハッかしこまりました。」

だけど、次男である国王丸は保護する。
いずれは何か役に立つのだろうと、義堯は保護を時茂に任せた。
その頃・・・・・・

北条氏綱「江戸川か・・・・」

北条氏康「父上どうなされました?」

北条氏綱「いやなんでもない・・・・・・・では行くぞ、氏康・・・」

北条氏康「ハッ・・・・」

北条軍2万の兵が江戸川を渡り始める。
これにより第1次国府台の戦いが幕を開けるのである。
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