マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

ジーナス一門の日常 ミラージュ・ファリーナ・ジーナス

2017-11-26 23:44:11 | マクロスキャラクターブログ
11月26日:日曜日。
担当ミラージュ・ファリーナ・ジーナス。

今日は、久しぶりにアテナにあった。
既に結婚している身でありながらも、おばあさまやマリア叔母様のように優秀なパイロットである。
以前は視認する前から撃墜されてしまう事があったが、今の私はあの時の私じゃない。

確実に腕は上達している、いけると思っている。

実際にやって見るとアテナには勝てなかった。
時間は長引いたけど、実際には私はアテナに勝てる程の能力がなかった。

無論そうだろう、私が上達してアテナが伸びないわけがない。
常にアテナは進化しており、若干縮まった結果でしかなかったのだ・・・・

やはり強い・・・
流石マリア叔母様の長女だけはある。

だけど、ここで立ち止まる私ではない。
いつかアテナに勝ちない。
今の私にあるのはそれである。

ハヤテはどうだろうか?
アテナに勝てるだけの技能はあるだろうか?
いやいけるはずだろう。
なんたって叔母様のライバル.ラウラ・べルタリアさんの孫ですから。
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義綱兄さんの川上犬

2017-11-26 23:35:16 | マクロスほのぼのオムニバス
第1次星間大戦時、ゼントラーディ軍第118基幹艦隊.通称ボドル基幹艦隊により人類の9割は消滅した。
無論、人間だけではない。
先人達が作りあげてきた歴史の遺産や資料や地球の自然なども消えた。

自然・・・・無論、数多くの動植物達も含まれており。
かなりの生き物が絶滅する憂き目を見る・・・・・・・

だが

遺伝子情報のデータが旧地球統合軍軍事施設や民間団体に保管されており。
マイクローン装置を使い、様々な動物の復元が行われた。
ニホンオオカミなどの戦前前に絶滅した動物を含めて・・・・・・

だけど、そのまま生き残った生き物もおり・・・
ある程度の個体を回収しクローニングで複製している・・・・

            【西暦2010年12月2日.マクロスシティから離れたアラスカ区】
望月千代と初芽の姉妹は軍の休暇もありマクロスシティの隣であり、行政区はアラスカ区の街に来た。
目的は兄義綱の家に行く事である。
今回政府からある特別な使命を与えられたらしく、義綱からはぜひ来てくれと言って来ている。

望月初芽「兄さんがぜひ来てくれってなんだろう?」

望月千代「さぁね。」

望月初芽「あらっ姉さんは興味ないの?」

望月千代「どうせ義仲と千初の子供自慢と奥さん自慢・・・・分かり切っている事を楽しみにするのも酷だわ。」

望月初芽「あぁぁ・・・・それね、分かる気がする。」

千代は義綱の事だから、奥さん自慢子供自慢だろうと見ていた。
地味な兄は普通のサラリーマンで、家族愛が凄い人。
その反面、家族自慢が多く退屈する・・・・・
まったく一人身である自分達を配慮してくれないかな・・・・と千代は愚痴を吐く
義綱の家に近づくと・・・・

ワンワンワンワンワンワンワンワン

犬の鳴き声が聞こえる。

望月初芽「兄さんの家からじゃない。」

望月義綱「犬でも買ったのかしら?今は復興中で買うのが困難らしいけど。」

鳴き声は義綱の家からである。
千代はまさか義綱が犬を買って自慢かと思うが、今は動物復元中でありペットは困難なはずである。
真偽を確かめるべく家に入ると・・・・

ワンワンワンワンワンワンワンワン

黒っぽい子犬がいる。
なんとも懐かしい感じの犬であり、自分達を好奇心旺盛な目で見る。

望月千代「この子犬は・・・・」

千代は黒っぽい犬を見ると何処かで見た事のあると感じる。

望月奈津「あら千代ちゃんに初芽ちゃんいらっしゃい。」
義綱の妻

望月千代「義姉様お久しぶりです。」

望月初芽「これ・・・・リン・ミンメイの歌のCDです。」

望月奈津「ふふ丁寧にありがとう。」

そんな中、義綱の妻である望月奈津がやってくる。
かなりの美人であり、まさに信州美人とも言うべき人である。
まるで日本画のような人と・・・・・・

望月千代「所で義姉様。」

望月奈津「何?」

望月千代「あの子犬は・・・・・」

望月奈津「ポチね、・・・犬種は川上犬よ。」

望月千代「川上犬!?川上村に住むニホンオオカミの血を引き継いだ柴犬の一種?」

望月奈津「そうよ♪」

千代は奈津に黒っぽい犬の事を質問すると、奈津は川上犬と答える。
川上犬とは日本国長野県佐久郡川上村原産の柴犬の一種である。
ニホンオオカミと交配した伝承があり、猟犬として主に使われていた。
第2次世界大戦時の日本の食糧難が原因で個数は減少し天然記念物を解除されるが。
多くの人々の活動で個数は増え、再び天然記念物に戻っている。
日本全国では300頭程しかいない、貴重な日本犬である。

その貴重な犬である川上犬のポチ、なんで義綱が飼っているのか・・・
そんな事を言おうとする千代だが、最初に声をあげたのは・・・・

望月初芽「なんでうちの兄が貴重な川上犬を飼っているんですか?今年終わった大戦で数は減っているのに・・・」

望月奈津「あぁそれね。」

初芽である。
もっととも警務官と言う軍内部の警官の仕事についており、貴重動物の違法な取引がないか一般の警察と協力する事がある。
軍内部で余計な事をする集団がいるためであり、武力闘争となった場合警察力では対処できないためである。

その貴重な川上犬を飼っているのか、まさか・・・・・軍の一部集団から飼ったのかと
初芽は義綱を疑った。
その疑問に対し・・・・・

望月奈津「統合政府が日本犬復興プロジェクトとして川上犬を飼ってくれて頼まれたのよ。無論、交配するためにお隣さんの高梨さんが雌の川上犬を飼っているのだけど。」

望月初芽「政府のって・・・それ!?」

ワン

統合政府から日本犬復興プロジェクトで飼ってくれと頼まれたと言った。
無論、毎月犬を飼うだけの補助金と保険付きで・・・・
初芽はその事実と兄義綱から言われた事を思い出し驚く・・・・

望月初芽「ねぇねぇ姉さん。」

望月千代「何?」

望月初芽「あの地味な兄さんが政府から重要な仕事を任せられるってどう思う?」

初芽は千代に地味でごく普通な平凡なサラリーマン。
それが政府が進めている日本犬復興プロジェクトの一人に任せられている。

望月千代「別にいいんじゃない、地味が特徴である兄さんに新たな特徴ができて。」

望月初芽「それは酷いわね。」

望月奈津「それはある意味(笑)」

サラッと酷い事を言う千代。
事実なのでここは笑うしかなかった。
千代は言い終えると笑顔でポチの頭をなでる。

望月千代「犬か・・・私も飼いたいな・・・・」

とペットを飼いたい願望が出てきた・・・
その時・・・・・

ワン
カプッ
イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

ポチが突然、千代の指を甘噛みした。
だが、予想以上に力が出たのか千代が痛がる程噛んでしまう。
以降、千代は犬派から猫派になるのであった。
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