再掲 《和泉・岸和田だんじり彫り物・物語-6》
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今朝の最低気温は午前4時の14.0℃。 最高気温は午後2時の24.0℃。
朝方は雲の多い空でしたが、昼前から青空が広がりました。
今朝は寒かったですねぇ、この秋一番の冷えでした。 風邪を引かないようにしなくっちゃ。
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今朝は妻を歯医者さんに連れて行き、30分ほど付近を散歩しました。
案外早く済んだので妻を家に連れて帰った後、ブロック注射をうちに行って来ました。
夜中に飲む痛み止めの薬を増やしてもらってから、小康状態を保っては入るのですが、
やはり朝は起き上がり難い。 なにより一日中眠い、眠い(笑。
まぁ今日うってもらったから、3日間は快調の…はず(笑。
昼前に帰宅すると、妻がインフルエンザの予約をしておいたと… 接種日は11月5日です。
「岸和田だんじり祭り」 は元禄16年(1703年)と云いますから300年以上も前、
岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を岸和田城の三の丸に
勧請(神仏の来臨を願うこと)して、城下の五穀豊穣を祈願した事が始まりだそうです。
“だんじり祭り” と云えば、何と言っても数々の彫刻が施された “山車(だし)” ですね。
高さ約3.8m、長さ約4m、幅約2.5m、重さ約4トンも有り、総欅(けやき)造りで、
すべて釘を使わずに組み立てられているそうです。
今日も “走る美術工芸品” とも云われている “だんじり” に彫られた彫刻をご覧ください。
【安宅之関(あたかのせき)】 “南加賀商工観光推進協議会・南加賀周遊” 勧進帳より…
源頼朝の怒りを買った源義経一行が、北陸を通って奥州へ逃げる際の加賀国(石川県)の、
安宅の関での物語。 義経一行は武蔵坊弁慶を先頭に山伏の姿で通り抜けようとする。
辿り着いた関で、弁慶は焼失した東大寺再建のための勧進を行っていると言う。
しかし、関守の富樫左衛門の元には既に義経一行が山伏姿であるという情報が届いており、
怪しんだ関守の富樫(とがし)は本物の山伏なら勧進帳を読めるはずと迫る。
もちろん勧進帳など無い。 弁慶は偽の巻物を広げ勧進帳の内容を創作し朗々と読みあげる。
納得した富樫は一旦通行を認めるが、ふと見た強力が義経に似ていると気付き、疑う。
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とっさに弁慶は 「お前のような者がいるから疑われる」 と義経を金剛杖で打ち据える。
その気迫に押され、まさか主人をここまで激しく打つ家来はいないと富樫は関を通す。
関所から離れ、弁慶は大切な主君を打った非礼を心より詫びました。
そして一行は奥州をめざす厳しい旅を続ける。
※ひげは子供の頃(小学生)から講談や浪曲が好きでねぇ(笑。
昭和の時代は土日になったら、お年寄りの為にラジオでやっていましたね。
ひげが退職した時、浪曲全集を買って、毎朝の散歩の時はカセットで聞きながら歩いたものです。
【神功皇后譽田別命平産す】
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神功皇后(170年~269年)は、仲哀天皇の皇后です。
神功皇后は住吉大神の神託により、新羅出兵(三韓征伐)に、臨月のお腹に
誉田別皇子(後の応神天皇)を身篭ったまま、陣頭に立って出兵し平定をしました。
お腹に子供を抱えたまま朝鮮半島に出兵し、その際お腹に石をあててさらしを巻き、
冷やすことによって出産を遅らせたそうです。
その帰路、誉田別皇子(後の応神天皇)を出産したと伝えられている。
泉州に凱旋した際は大阪湾に到着し、誉田別皇子を抱き、海辺を散歩したそうです。
赤子を抱いているのは武内宿禰(たけうち すくね)です。
“宿禰(すくね)” は尊称で “勇猛な、内廷の宿禰” の意味だそうです。
武内宿禰は景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代の各天皇に仕えたという伝説上の忠臣だそうです。
【天兒屋根命神鏡を以って怪異を顕す】
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天児屋根命(あめのこやねのみこと)は天岩戸神話や天孫降臨神話などに登場する
祭祀を司る神様として登場するそうです。
天照大御神が天岩戸にこもられた時に祝詞(のりと)を奏上した神様です。
その美しい祝詞のしらべに天照大御神は 「これまで人が様々なことを申してきたが、
未だこのように美しい言葉を聞いたことはない」 と喜ばれたという。
この事から天児屋根命は祝詞の祖神とされています。
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ですが、いくら検索しても “神鏡を以って怪異を顕す” という記述に出会えません。
まぁ天児屋根命が神鏡をかざして、妖怪を退治したという神話なんでしょうが…。
この後は迫力ある彫り物をご覧ください。
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今日でだんじり関連の日記を終わります。 お付き合いいただき、ありがとうございました。
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朝方は雲の多い空でしたが、昼前から青空が広がりました。
今朝は寒かったですねぇ、この秋一番の冷えでした。 風邪を引かないようにしなくっちゃ。
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案外早く済んだので妻を家に連れて帰った後、ブロック注射をうちに行って来ました。
夜中に飲む痛み止めの薬を増やしてもらってから、小康状態を保っては入るのですが、
やはり朝は起き上がり難い。 なにより一日中眠い、眠い(笑。
まぁ今日うってもらったから、3日間は快調の…はず(笑。
昼前に帰宅すると、妻がインフルエンザの予約をしておいたと… 接種日は11月5日です。
「岸和田だんじり祭り」 は元禄16年(1703年)と云いますから300年以上も前、
岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を岸和田城の三の丸に
勧請(神仏の来臨を願うこと)して、城下の五穀豊穣を祈願した事が始まりだそうです。
“だんじり祭り” と云えば、何と言っても数々の彫刻が施された “山車(だし)” ですね。
高さ約3.8m、長さ約4m、幅約2.5m、重さ約4トンも有り、総欅(けやき)造りで、
すべて釘を使わずに組み立てられているそうです。
今日も “走る美術工芸品” とも云われている “だんじり” に彫られた彫刻をご覧ください。
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源頼朝の怒りを買った源義経一行が、北陸を通って奥州へ逃げる際の加賀国(石川県)の、
安宅の関での物語。 義経一行は武蔵坊弁慶を先頭に山伏の姿で通り抜けようとする。
辿り着いた関で、弁慶は焼失した東大寺再建のための勧進を行っていると言う。
しかし、関守の富樫左衛門の元には既に義経一行が山伏姿であるという情報が届いており、
怪しんだ関守の富樫(とがし)は本物の山伏なら勧進帳を読めるはずと迫る。
もちろん勧進帳など無い。 弁慶は偽の巻物を広げ勧進帳の内容を創作し朗々と読みあげる。
納得した富樫は一旦通行を認めるが、ふと見た強力が義経に似ていると気付き、疑う。
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とっさに弁慶は 「お前のような者がいるから疑われる」 と義経を金剛杖で打ち据える。
その気迫に押され、まさか主人をここまで激しく打つ家来はいないと富樫は関を通す。
関所から離れ、弁慶は大切な主君を打った非礼を心より詫びました。
そして一行は奥州をめざす厳しい旅を続ける。
※ひげは子供の頃(小学生)から講談や浪曲が好きでねぇ(笑。
昭和の時代は土日になったら、お年寄りの為にラジオでやっていましたね。
ひげが退職した時、浪曲全集を買って、毎朝の散歩の時はカセットで聞きながら歩いたものです。
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神功皇后(170年~269年)は、仲哀天皇の皇后です。
神功皇后は住吉大神の神託により、新羅出兵(三韓征伐)に、臨月のお腹に
誉田別皇子(後の応神天皇)を身篭ったまま、陣頭に立って出兵し平定をしました。
お腹に子供を抱えたまま朝鮮半島に出兵し、その際お腹に石をあててさらしを巻き、
冷やすことによって出産を遅らせたそうです。
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その帰路、誉田別皇子(後の応神天皇)を出産したと伝えられている。
泉州に凱旋した際は大阪湾に到着し、誉田別皇子を抱き、海辺を散歩したそうです。
赤子を抱いているのは武内宿禰(たけうち すくね)です。
“宿禰(すくね)” は尊称で “勇猛な、内廷の宿禰” の意味だそうです。
武内宿禰は景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代の各天皇に仕えたという伝説上の忠臣だそうです。
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天児屋根命(あめのこやねのみこと)は天岩戸神話や天孫降臨神話などに登場する
祭祀を司る神様として登場するそうです。
天照大御神が天岩戸にこもられた時に祝詞(のりと)を奏上した神様です。
その美しい祝詞のしらべに天照大御神は 「これまで人が様々なことを申してきたが、
未だこのように美しい言葉を聞いたことはない」 と喜ばれたという。
この事から天児屋根命は祝詞の祖神とされています。
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ですが、いくら検索しても “神鏡を以って怪異を顕す” という記述に出会えません。
まぁ天児屋根命が神鏡をかざして、妖怪を退治したという神話なんでしょうが…。
この後は迫力ある彫り物をご覧ください。
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今日でだんじり関連の日記を終わります。 お付き合いいただき、ありがとうございました。