今日は午後からの予定に少し変更があり、
吉野のアトリエにいます・・・・・。
お声をかけていただいたり、ネットから相談をいただいたり・・・・・SNSなどを通じて
cafeの計画でご縁を頂いたり・・・・。
沢山のご縁を頂きながら「建築」というカテゴリーのなかで「人と人・・・家族のつながり」や、
「ご近所・・・・地域のつながり」・・・・「人の集まる場所」
「知る場所」・「気付く場所」・・・「役目のある場所」
を「設計」という表現でつくりだしています。
その家族やその住まい手さん・・・・オーナーや建て主により、
建てる場所、必要となる建築の内容によりその構成、要素、ロケーション・・・・・ランドスケープデザイン。
関係するすべてが変わってきますよ。
そして家としての役目も基本があり、その延長があり・・・・・求めるべき内容も。
今回の住宅は出来るだけ直線的な表現を取り入れつつ
低い姿勢と開いた空間をつくり「住処」でありながらも「人を表現する空間」でもあり・・・・・。
客人が集う家として「ひととなり」を表現することが課題になるような計画。
屋外と屋内の関係と「場所の意味」を深く・・・・広く考えつつ、
「本質」を見落とさないように「繰り返して」いますよ・・・・・プランのありかたを。
吉野のアトリエで静かな気持ちで・・・考える仕事。
日曜日・・・・今日の奈良吉野は風が冷たく寒いですが・・・少し晴れ。
暖かくしておでかけくださいね。
さて・・・・・皆さんはどんな日曜を過ごしているのでしょうか。
お掃除や収納の見直しをされている方もいるのでは・・・・・。
住まいづくりで収納を考える事もありますし、住みながら暮らしに合わせて収納の
中身も変わりますよね・・・・・。
様々な価値観の中で住まいと一緒に収納についても考えておきたいところです。
そして「スペース」があればそれで収納が充実するのかというと、そうではないという事。
そこをしっかりと「押さえておきたい」ですよね。
奥行きの深すぎる収納は奥にしまったものが手前のもので見えなくなって、
死蔵品のように「使われずにスペースをつかってしまう」ケースにもなりますよ。
ある程度は「目的物」を考えつつ「必要な収納」を計画する事が大事。
LDK・・・・リビングスペースにも。
なかなかLDKに収納を設けるという「考え方」はないかもしれません。
理想の中には「含まれないもの」として打ち合わせや相談中も「会話」には出ることは少ないです。
でもイロイロ会話をしていると・・・・住まい手さんにとっての「収納」の必要性として
見えてくるんですよね・・・LDKに収納が必要なケース。
なにも「壁」に造りだけの収納ではなくて、
「椅子」や「テーブル」・・・・家具を利用しての収納もありますし、
階段を利用した収納や「立体的工夫」で設ける事もできますよ・・・・・。
実際「階段」を工夫して「LDK」に収納を設けた事例もありますし、
それがものすごく「生きる」収納となっているケースもあります。
居場所を設計する収納の工夫が、暮らしを変えますよ・・・・・。
理想と実際の暮らしとその「間」をしっかり考えたいですよね。