住まい手さんと打ち合わせを進めながら・・・イロイロ「ヒント」を探ったり、
会話の中から「必要な部分」に気付いたり・・・・・。
単純に「間取り」を考えるだけではなくて、「何が大事なのか」を広げたり、
まとめる事は住まいづくりでは「大切な部分」。
現在プラン進行中の「住まいの設計」・・・・。
(仮称)光の路とポップのある店舗併用住宅新築工事。
キッチンスペースと寛ぐ場所との「関係性」に特徴のある家。
実際に工事に進むまではイロイロな面での意識の共有は大切で、
雰囲気を伝えるための「室内パース」を作成中・・・・。
全体的には「明るい」雰囲気なのですが、「フォーカルポイント」も考えつつ。
奥様がこだわっている「部分」の造り付けの家具。
照明も埋め込み、天井と壁の両方に細工を・・・・・・。
その場所でしか出来ない事を表現していく段階。
雰囲気が作り出す「効果」がありますから。
そんな家族に必要となる「効果」を考えつつ、デザインを表現中ですよ。
光を受けて一日の流れにそって表情を多彩に変化しつつ、「時間を楽しむ事」が出来るように。
考える仕事・・・・進めていますよ。
今日は朝からイロイロと移動しながらの打ち合わせで・・・夕方になり、
吉野のアトリエに戻ってきました。
収納関係の打ち合わせもあったのですが、
単純に広いスペースがあれば収納がしやすいとは限りませんからね。
内容に沿った「カタチ」で計画したいですよね。
例えば、壁全体をクローゼットとして使うケースがあります・・・寝室などで・・・・。
寝室に大型のクローゼットを設けた場合は、
当然ですが、衣類の収納には大変便利になります・・・・・。
でも壁面全体をクローゼットとした場合は、
その前には開閉の関係でベッドなどが置けなくなるので、
家具との位置関係を考えたうえで計画しないと大変です・・・・・。
扉を例えば引き戸にした場合であれば、
前に家具を置いてしまうと、物が出せなくなりますし、
引き出しなどを設けていたとしても、
引き出しから物が出せないようになりますよね・・・・・。
「出し入れのスペース」が必要だという事。
住まいづくりで新築・建て替え・リフォーム・・・どんな計画であっても、
実際の物の出し入れと家具のレイアウトは打ち合わせが必要ですよ・・・・。
置き方によって「活用の方法」は変わりますからね。
奥行きがあればウォークイン・クローゼットで、
解決はしますよね・・・・・。
扉の部分が少なくて済むので・・・・・・。
その辺りも、空間の使い方と整理の知恵ですよ。
昨日は、建築家ユニット「奈良7人の建築家」の定例会議・・・・・。
メンバーと一緒にイロイロ・・・・可能性を広げる話しをしながら、デザインの話しなども・・・・・・。
沢山の価値観のなかからそのデザインが生まれる理由なども話しながら、
可能性を見つける打ち合わせ。
雰囲気がつくりだす可能性もありますよね。