毎日・・・イロイロと移動して現場を見ていると、
庭での手入れ・・・楽しくするケースもありますが、そうではないケースもありますよね・・・・。
時間が無いというわけでもないけど、理想と現実をしっかり考えての「家創り」をしたのか、
そうではないのかで・・その後の暮らしそのものが随分変わりますよね。
新築でもリフォームでも、「そのギャップ」を相談しながら調整しておきたいところ・・・・・。
バランスの設計という部分。
海外旅行で宿泊したホテルの「〇〇のような」というご要望をいただくこともありますが、
それは数日間の「良さ」の体験であり、それがずっと続くことを想定して「どうなのか」を
専門家としっかり相談しておくことが、「暮らしを家に合わせる状態」になるのか、
そうではない「しっくり」とした暮らしになるのかの違いですよ・・・・・。
計画そのものの話しもそうです。
開放的な家がいいと思い、窓も大きくスッキリとしたものを選び・・・でも、
実はイロイロな方向からのぞかれたり、逆に見たくなくても見えたり。
家そのものでコントロールすべき場合もありますし、逆に「屋外」で調整するケースもあります。
外の塀や実例でもある「シンプルモダンのコートハウス」のように、
塀において一番大切な要素は、
プライバシーの確保と侵入者を防ぐ安全な家にすること・・・そして構造的な安全性。
そんなバランスをとることも考えての計画が大切。
ある程度家族のプライバシーを確保しつつ、
見通しもいい外塀にするということを考えれば、
どちらも確保することができるようになります。
逆に、どっちも中途半端になってしまって、
プライバシーを確保できず他人の目が気になってしまうにもかかわらず、
「部外者」の為のスペースだけができてしまっているということにならないためにも、
バランスを取るよう・・・・計画には気をつけたいでね。
建築は、「デザイン」と「機能」の両立が暮らしにそのまま反映されますからね。
暮らしに沿うという大切な部分の設計を置き去りにしないように、
計画したいですね・・・・・住まいづくり。