日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

子どもに残すモノ・・・

2008-07-07 12:09:40 | Weblog
 子どもに何を残すべきか、・・・先人は教訓めいたことを言っている。財産は3代目でなくなる。子孫に美田を残すな。
 財産家が相続で苦しんでいる例を見てきている。外国と違って、日本では、相続税をガッポリと持っていかれる。
 ある人は、父親が真面目に働いて倒産するのが一番の財産だと言われた。それで行くと、自分なんかは、それに当てはまるかもしれない。幸いに、借金は作らなかったが。
 ユダヤ人の子どもに対しての金銭感覚には、非常に興味をそそられるものがある。ユダヤ人は、自分の子どもの教育には沢山のお金を掛けるが、作り上げた財産に対しては、社会に寄付し、子どもに残そうとしない。ユダヤ人は、子どもに財産を残しても、能力がなければ意味がないし、それを先々確認できないからと言うのが理由らしいが。
 以下に、興味深い話がある。
 ある船に、商人と学者が乗っていた。商人は船に荷物をたくさん載せていたが、学者は何一つない。不思議に思った商人は「あなたは一体何を売って暮らしているのか」と学者に尋ねると、学者は「世界一優れた物」と言った。「世界一優れた物とは何だね?」の問いに、学者は答えなかった。そこで商人は学者が寝ている間に彼の周りを調べてみたが何もない。商人は変なヤツだと学者をあざ笑ったが、暫くして大惨事が起る。乗っていた船が嵐で難破して、商人の荷物が全て海に投げ出されてしまったのだ。やっとの思いで乗船者達は、岸にたどり着いた。そして、学者も商人も町へ向かったが、町では商人はあまり興味を示されず、学者は彼らに大歓迎された。学者の持っていた知識が非常に素晴らしかったからだ。その後、学者は彼が持っていた知識だけで、大変な財産を築き上げてしまった。それを見ていた商人は「あなたの商品はやはり世界一素晴らしい。私の有形財産は一夜にして無くなったが、あなたの無形財産はどんな事があっても一生なくならない!」との言葉を残した。(『ユダヤ人ばかりになぜ、お金が集まってくるのか』伊達一啓著)
 ユダヤ人で世界を動かしている有名人は多い。アインシュタイン、ロックフェラー、マイクロソフト、マクドナルド等。
 私は、知識は財産だと思っている。知識は、パワーだと思っている。それを上手に使って生きることが身に付いた知恵だと思っている。
 見知らぬ土地に行っても、多くの人間がちゃんと生きていける方法・・・それは、相手にとってこちらが危険でないことを悟らせる能力、こちらの思いを伝えることが出来る能力だと思う。その能力で、お腹が空いた、助けてと下さいとコミュニケーションを取ることが出来れば、何とか、やっていけるもの、例え、無一文でも。助けてもらったら、感謝の気持ちがちゃんとその相手に伝えられて、その後、いつか、そんな人がいたら、今度は自分が喜んで助けて上げること、それがホントに身に付いた生きる力だと思います。

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篤姫・・・

2008-07-07 11:01:24 | Weblog
 NHKの大河ドラマの篤姫、視聴率が久し振りに上がっているとのこと。篤姫のことは、平成19年4月25日(水)のNHKの「その時歴史が動いた」で、詳しくあった。
 第13代徳川将軍の正室であった鹿児島の島津家出身の「元璋院篤姫(げんしょういんあつひめ)」の行動が明らかにされていた。
 篤姫は、西郷隆盛から、次の将軍を水戸藩から選ぶ様に工作をと密かに言われていた。第13代の自分の夫である将軍は、政治をする能力はなかったが、それでも、篤姫は、夫を立派に立てて仕えた。夫は直ぐに亡くなってしまう。次の第14代将軍は、紀伊藩から選ばれて、西郷隆盛から指示されていたもくろみが失敗してしまうことになる。が、その第14代将軍と朝廷から選ばれたその正室の和宮の間をしっかりと支えてあげる。
 しかし、14代将軍も、21歳の若さで亡くなり、第15代将軍が即位する。260年続いた徳川家が、時間の経過と共に崩れてしまうのは、明らかな様にも思えた。(故郷の)薩摩軍が攻撃してくるので、江戸城を出る様に周りが篤姫を説得するが、自害用に持参している短刀を自分の首に付けて、島津家でなく徳川家として江戸城を出ることを強く拒み、周りを驚かす。勝海舟と西郷隆盛の力で、血を流すことなく城を明け渡した(無血開城)と言われいるが、その裏には、篤姫の緻密なる工作があった。
 篤姫は、西郷隆盛に、1300字なる捨て身の嘆願書を無血開城の前に送っている。その中で、血を流すことなく事が運ばれるべきだと強く説いている。その内容を見て、西郷隆盛は、無血で、城を相手に開けさせることになる。
 篤姫の平和を愛する気持ちが、男達に、血を流すことなく、戦争をしないで、解決する様にし向けたのである。
 篤姫は、260人の奥女中のその後の結婚や就職などで骨を折り、島津家からの鹿児島に帰る様にとの誘いを断り、徳川家となってからは、故郷に一度も帰ることなく、48歳でその生涯を閉じることとなる。しかし、篤姫は、父からもらった煙を吐く桜島と島津家の家が描かれた一幅(いっぷく)の掛け軸のみ、常に共にして、いつも見ていた。多くの人の世話をして、江戸城を出る時に最後に持っていた所持金は、今のお金にして、わずか6万円(3円)だったとのこと。
 
 今回、篤姫が、嫁に行ったからには、薩摩の人間でなく徳川の人間であるべきだと言うことに気が付いて、それを将軍(夫)に言う場面があった。・・・そうだなあ、何かあれば、実家に帰る女性も時々いるが、これは、いい見せ場だったと思う。婿養子に行った人も、そんな感じになるべきなのかなあ?!

*家内は、鹿児島出身の武士の家系の長女ですが、私にとっては、篤姫的存在?!


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ジュリー・・・

2008-07-07 08:20:25 | Weblog
 6月25日、満60歳の還暦を迎えた沢田研二が、渋谷C.C.Lemonホールを皮切りに、2008年のコンサートツアー『還暦だぞ!!ROCK'N ROLL MARCH』をスタートさせた。その会場にて、沢田研二自ら、大阪・東京両ドームで還暦を記念したコンサートを行うことを発表した。『人間60年・ジュリー祭り』と題して行われるドームコンサートは、休憩を挿む約5時間に及ぶライブになるという。
 6月25日にスタートしたコンサートツアー『還暦だぞ!!ROCK'N ROLL MARCH』では、約2時間50分、ヒット曲20曲を含む全32曲を熱唱。ほぼ歌いっぱなしにもかかわらず、まったく衰えることのない美声に、ファンは酔いしれた。会場の興奮が最高潮に達したアンコール曲の直前、ステージ上の本人の口から、「正月に、やりたいと言っていた東京ドームと京セラドーム大阪でのコンサートが正式に決まりました!」と大阪・東京両ドームでのコンサートが発表された。その瞬間、割れんばかりの拍手と歓喜に会場全体が包まれ、ファンからは「ジュリーおめでとう!」コールが乱れとんだ。還暦の誕生日でもある同日、沢田研二自らが行ったこの発表は、ファンにとっては最高のプレゼントとなった。
 『還暦だぞ!!ROCK'N ROLL MARCH』ツアーは、渋谷C.C.Lemonホール、大阪フェスティバルホールを含む全国40か所で開催した後、このツアーの到達点であり、2008年のメインイベントとなる『人間60年・ジュリー祭り』を、11月29日(土)京セラドーム大阪、12月3日(水) 東京ドームにて行う。「還暦」という人生の節目を迎え、さらに走り続ける稀代のスーパースター“ジュリー”の活躍に、2008年は片時も目が離せない。
(以上は、インターネットから引用)

 ムーッ、沢田研二と言えば、ザ・タイガーズの中心的なメンバーで、フリーになっても、活躍をずっと続けていた。自分も、ザ・タイガーズの歌、昔はよく聴き入っていたかなあ。「花の首飾り」とか良かったなあ。そんな彼が、何と還暦にもなり、まだ健在で、還暦ツアーと題して精力的に歌いまくって周りを魅了し続ける何て、凄いなあ。自分もそんな年に(来年還暦)なってしまっているのか。
 自分も、60歳で一応区切りをつけて、自分なりに(無理をすることなく、楽しみながら)マイペースで余生を全うすることにしていますが。
http://julieindome.jp/

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