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昔は、政治家への入試時の依頼が問題になっていたなあ。実際に(ある県立の大学に入る時に)それをした人から聞いた話では、「いや、大学、どこも通らなくて、父親が勝手に頼んだんですよ。それも70万も包んで・・・」と言われていた。国会議員が大学入試などで頼まれると言うことは、それで実際にお互いにメリットが過去にあったからだと思う。ある国会議員の場合には、(選挙前で、自分の票集めとお金で困っていれば、悪いと思っていてももらってしまうことあるのでは・・・?!)合格したら、自分の力でと言い、不合格になっても、成績が余りにも悪くて(他の人が良過ぎて)自分の力がそれを陵駕できなかった何て(親ばかを利用して、その子が合格する様に余り努力もしないで)言っているケースもあったとのこと(共に、証拠を残さない様にしているが、今回の様に、パソコンに記録がしっかりと残っていれば、隠すのは難しいかな?!)。
ペーパー試験にしても、それなりに年限を掛けてミッチリと受験勉強をした人にはかなわない。ペーパー試験とやる気や人間性、殆ど関係ない?!作成された問題が本当に適切かどうか何て、不思議なことに、余り議論されないなあ。今回、試験の時の解答用紙と採点用紙、10年間の保存が義務づけられているのに、直ぐに廃棄されてるなんて、異常そのものだ!
面接試験にしても、客観的に優劣を決めると言うのは、ペーパー試験以上に難しいことだと思う。少なくとも、試験官がその人との利害関係が全くないこと(当たり前だ)。しかも、誰が見ても、それなりに公平になる様に明確にしておくべきだ。
ここで一番問題なのは、真面目に試験に取り組んで、客観的に合格する能力のある人が、不正な人がいる為に落ちているケースだ。そんな優秀な人の場合、臨時採用って感じで、安月給で、来年本採用になるかどうか分からない状態で働くことになる。こんなケースは、公立小中学校の臨時職員だけでなく、公的な多くの箇所でも多いはず!!
いっそ、医師の場合の様に、公立の機関は、全て1~2年間もの臨時職員にして、それから極めて客観的な方法で、本採用にするかどうかを決めてはどうだろうか?そうなれば、有名大学やコネが如何に価値のないものだったかが、はっきりとしてくるだろう。
私の故郷のこの佐伯の惨事が、今後の日本の再起の起爆剤になることを祈っている。膿(ウミ)を完全に出し切って欲しい。そして、これが絶好のいいチャンスだと思って、謙虚に素直に反省して、佐伯市や大分県だけでなく、日本の今後の教育改善のきっかけになる様に頑張って欲しい。(佐伯市や大分県の教育長の早期辞職表明は、当然だと思われますが。塾が沢山あり、昔から教育熱心な土地柄であるが、優秀な先生であれば、辞めないで欲しいとの署名運動が起きるでしょう。アメリカが為し得た様に、庶民の意見が主体になっての教育改革が望まれる。上からの官僚主導型方の教育改革は、もう限界に達している!)
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