日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

NX

2008-09-09 07:36:03 | Weblog
 今年の11月1日から、当院では、完全に新しい機種でのオーダリングシステムとなる。前の週の木曜に、外来に関しての使い方の説明が夕方90分間あったが、今週は、入院に関してのそれが又あることになっているが。
 最新のVISTAで、最新のNXのもので、富士通での200床以下のパーケージソフトで、電子カルテにも移行できるとのこと。200床以上は、FXと言い、既にアチコチで使われているとか。
 で、前の木曜日に実際にチャレンジ。今のがあまりにも問題が多いだけに、スゴク良く感じる。使い易い。右クリックが多いかな。画面も見易いし、操作も、あまり難しくない感じだ。説明の人も親切。
 日本全国、VISTAを使ってのこの手のモノの使用は、まだ、殆どないらしい。しかし、これでも、5年ぐらいしかもたないらしい。その時には、又、新しいのが出るみたいだ。マイクロソフト社では、既に、VISTAの次を用意しているとかいないとか?
 今のパソコン、故障の時、ゴッソリと交換しないといけない。無駄が多い。それに、古いのだと、もう交換部品もない。これでは、電子ゴミが増えるばかりだ。
 目も悪くなるなあ。肩も凝るなあ。あまりいいことではないが、まあ、紙が節約されるのはいいことかな?!
 団塊の世代、時代に何とか、付いて行けてるけど、・・・。

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湯川秀樹・・・

2008-09-08 14:06:29 | Weblog
 9月7日は、日本で初めてノーベル賞をもらった人、湯川秀樹が亡くなった日だ。今までに日本では、文学者の川端康成や大江健三郎、首相の佐藤栄作など、12人がもらっているが、その中でも、この湯川秀樹の功績は、群を抜いていると思う。
 何故なら、戦後に、日本人の多くが自信を失っている時に、独創的な発想で、「中間子理論」を打ち立てたからだ。
 湯川秀樹がノーベル賞を授与されたのは、私が生まれた年の1949年(昭和24年)。小さい時に、湯川秀樹の話を、私の父から何度も聞いた。
 彼は、初めは結婚する気はなかったそうであるが、結婚すればお金のことを心配しなくていいし、好きな物理の研究を思い存分出来ると考えていたようであった。その時見合いをした相手に湯川が思った以上に気に入って、一目惚れって感じで結婚して、婿養子になって、小川の旧姓を湯川に変えている。
 私と同じ、3人男の末っ子。理数系は強かったが、それ以外は出来なくて、大学の道も諦めかけていた。その時の旧制3高のクラスの同級生に、朝永振一郎がいた。
 湯川と朝永とは、正にライバル同士で、物理の成績は、共にずっと100点が続いていた。共に、京都大学の物理学に進む。性格は正反対で、湯川は、やや気性が荒く、朝永は、常に冷静なタイプであった。
 湯川が中間子理論を発表した時には、周りから認められなかったが、朝永だけがそれを高く評価した。で、実際に、その後に中間子の存在が実証され、湯川の中間子理論が正しいと証明された。晩年、湯川は、アインシュタインの影響を受けて、世界の平和運動に加わって活躍している。
 朝永も、湯川のノーベル賞受賞後に独特の考えを打ち出し、今度は、それを湯川が後押しをして、目出度く、日本で2番目のノーベル賞受賞者となっている。
 朝永が先に亡くなってしまって、その時、湯川は、最良の友を失ってとても悲しんでいる。

*私の場合、湯川の話を聞いていて、小さい時、養子にも憧れた時がありましたが・・・?!

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大麻・・・

2008-09-08 08:33:00 | Weblog
 ロシアの力士が、大麻保持で解雇になり、又、現在、検査上にそれが出たとのことで、2人の幕内力士が問題になっている。ロシア国内では、若い人が親しみを深める為に吸うケースがある様で、そんな感じで吸っていたのかなあ??
 日本では、それなりの大麻取締法があるので、それに従うべきで、いつまでも隠し通せないと思う。テトラヒドロカンナビノール検出の検査は、極めて権威のあるモノ。その手続きを問題をするのも、何か無理がある感じだ。本人がやっていないと言うから、それを信じるのが親方として当然だって言う言い方も、不自然だなあ。真実は一つしかない訳だし。それも、ロシアの力士だけだし。
 露鵬には、安谷安男なる弁護士が付いて、今日の朝の「朝ズバッ」に出演していたけど、立場上、苦しい答弁に思えたけど。理事長である北の湖の部屋の白露山が、沈黙を守っていること自体不自然だし、それに、先のやはりロシア力士の解雇にしても、全てロシアの人って言うのも不自然だなあ。聞くところによれば、外国から来ても通訳を付けてくれる訳でもなく、言葉の障害などで寂しい思いをし、そのはけ口として同じ出身のロシア人同志で大麻を気軽な気持ちで吸ったのじゃないのかなあって考える人がいても不思議でない感じだが。
 ところで、アルコールの弊害やニコチンの弊害、多くの問題を抱えているのに、特にタバコの害に関しては、大問題なのに、日本では、その取り組みはまだ後進国って感じだなあ。幸い、やっと禁煙の為の薬が出来、病院でも禁煙外来が出来て、病人として扱われる様になったが。
 大麻に関してはどうなのだろうか。
 WHO(1963年)の発表では、依存性に付いては、以下の如くになっている。
 精神依存性は、ヘロインやコカインやアルコールやタバコが強く、大麻はないとなっている。身体的依存性は、ヘロインが強く、アルコールが中程度で、大麻はないとなっている。耐性獲得に関しても、ヘロインとタバコが強くて、アルコールが中程度で、大麻は弱いとなっている。
 199年のカナダで行われた研究では、大麻の依存症は他の薬物に比べて高くはなく、ヘロインやアルコールやタバコよりも弱いとなっている。
 オランダは、大麻に関しては、極めて寛容になっている。アメリカやイギリスでも、日本人が思っている以上にその経験者が多く、アメリカにしても、州によってその取り締まり方が違う。少量であれば、許可にしている州もあるぐらいだ。医師の処方箋があれば、堂々と使用できる感じだ。
 と言うことは、大麻よりも、アルコールやたばこの方が問題だと言うことかな?アルコールなんて、最悪な時には、たった1回だけの母親の飲酒で、「胎児性アルコール症候群」になってしまうケースもあるのだ(実際に、そんなケースを知っているが)。タバコにしても、タバコを吸った後も、気管支内にまだ残っているので、喫煙直後には赤ちゃんを抱くべきでないとも言われる程になっているけど。
 と言って、法律上、容認する訳にはいかない。ここは、日本だから。しかし、ちょっと再考する必要はありそうだなあ・・・?
 大麻が依存を起こすことの実験的証明は、2000年代に入ってなされている。2001年の大麻常用者12人(ちょっと対照の数が少ないかな?)に大麻摂取を断たせた研究では、全員が食欲が落ち、眠れず、そわそわ・いらいら、攻撃性亢進が見られたが、大麻摂取でそれらは消失したとのこと。(禁断症状発症率は、95%信頼区間で78%以上)。これらのことや他の複数の研究から、大麻常用者は実験的に高率に禁断症状を発症しうると考えられている。
(フリー百科事典ウィキペディアより引用)

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生き方・・・

2008-09-07 13:50:29 | Weblog
 9月5日の民放のテレビで、岩手県一関市在住の藤野静枝(56歳)の腹話術を使っての活動が紹介されていた。14年前から、海外で、ボランティアをしている。渡航費は、全て自費で、活動も全て自費で、お金をもらわない。今までに9カ国で。驚いたのは、全て、その国の言葉で。「ダイちゃん」なる人形を使い、主として、子ども達を対照に。
 最近では、オランダで公演している。それも一人で。子どもが好きだから、自分を試してみたい、自分のしたいことにお金を使いたいと言う。
 学生時代に、既に、岩手県内外の学校や福祉施設、病院等でボランティア公演を行っていた。学生時代に障害児施設で腹話術と出会った藤野さんは、療法としての腹話術の魅力に触れたのだ。
 最近、藤野さんが取り組んでいるのが、入院している子ども達を対象とした臨床公演となっている。
 素晴らしい。
 しっかりとこの世に生きているって感じだなあ。
 私も、頑張ろうかなあ・・・!!

 「宮崎県小児科医会会報第14号」の原稿を募集していたので、以下の内容を送った。
 皆さん、こんにちは。昭和55年3月に宮崎医科大学を離れて、当初は時々宮崎での学会に出席していたのですが、この10年間は殆ど出席してなくて、誠に申し訳なく思っています。
 私の場合は、鹿大卒業後、宮崎の県病16カ月→大学2年半から、佐伯の勤務医10年半余→(19床を持っての)開業医8年半余、更には、福岡県大川市の勤務医2年7カ月→大分市の勤務医2年2カ月、そして、1年間全く仕事をせずにアチコチと海外を旅行(時々篠笛・和太鼓の演奏、タイのチェンマイ→ニュージーランドのオークランド→韓国の釜山→バングラデシュのダッカ→マレーシア→インドネシアのバリ島→イタリアのフィレンツェ→カナダのバンクーバーとトロント)し、再び熊本県上天草市立上天草総合病院小児科の勤務医となり(初めのまる1年間は小児科医私1人だったので、娘の結婚式の時以外は、開業医の時の様に1日も休まずに仕事をしましたが)、まる3年間が経ちました。
 来年の5月には、とうとう満60歳となり還暦です。今まで仕事中心の生活でしたが、自分の人生観も、いろんな体験からかなり変わりました。
 来年の4月からは、仕事半分と自分のしたいこと(趣味)半分にすることにしました(幸いなことに、病院にも、も一人の小児科医にも、了解してもらえました)。
 一度限りの人生なので、又、3人の子どももそれなりに巣立っているので、後は、体を壊さない様に、細く仕事を続けながらも、デッカイ夢を抱いて、子どもの様に目を輝かして余生を生き生きと悔いなく送りたいと思っています。
 佐伯市との姉妹都市であるオーストラリアのグラッドストーン市(9年前にも行ってそこで演奏していますが)に来年行く予定にしています。又、佐伯市の友情都市であるハワイのホノルル市にも機会を見て(5年前に、そこでの調印式の時に演奏に行きましたが)行く予定にしています。
 それに、今年の秋に、娘夫婦(娘は、今、カイロプラクターになる為の大学院に通っています)が住んでいるアメリカのアトランタ市に行く予定です。
 以上の3カ所で、日本の「盆踊り太鼓」を披露して、受ければ毎年行ってみようかとも思っています。体力的にも、今から数年間が最後の勝負だと思っています。
 今の職場は、田舎なので、患者さんが少なくて楽です。それに、2人で小児科をしているので昔のことを考えると、天国です。
 今からやりたい世界もはっきりと見つけることが出来て、今は、若者の様に毎日ワクワクした気持ちになっています。
*以下に述べることを本当は書きたかったのだけれども、書けなかった。
 ホントの所、この日本独特の「盆通り」を海外で盛んにして、「世界平和」を願っているのが、私のしたいこと。
 盆踊りは、供養盆踊りなので、亡くなった人もその時に来るし、小さい子どもからお年寄りまで、それに、踊り自体が難しくないので、直ぐに覚えられるし。又、外国の人も気楽に参加できるから。
 で、太鼓打ちは、国際色豊かに子ども中心にと思っている。それ等の子どもの太鼓の指導を自分がしようと思っているのだ。自分がこの世に存在しなくなった後も、自分の弟子が自分の意志を継いで、いつかは、大きなうねりとなって活動してもらえることを祈っているのだが。


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狂育・・・

2008-09-07 09:02:59 | Weblog
 大分県の教員採用試験後に、突如、今年だけ首になった若い先生達、周りの人の責任もあり、誠に気の毒だなあと思う。
 合格基準もはっきりと示されていない。今も。狭い教育界の中で全てが処理されようとしている。古い体質をまだ持っているのは、教育界以外にも、いろいろある感じだが・・・。
 今回の責任を辿って行くと、市長や知事に辿り着く。更には、官僚、そして、文部科学省の大臣に。となると、やはり、諦めるしかないのかなあ?コロコロ交代になる大臣と、現場の知らない霞ヶ関の官僚では、いつかいつかで、年金問題と同じ感じになり、期待するのが初めから無理かな。早く、小さな政府、大きな地方になってもらいたいなあ。
 一度の試験で、定年まで、終身雇用・年功序列って感じで、どんなに努力してもしなくてもあまり変わらない感じで終わる今の制度、もう一度、真剣に見直すべきだと思う。上級官吏試験、これって、最も古い体質じゃやないのかなあ。
 その職業に就いて、一生懸命にして行く中で、本物に近付いていけるケースが大部分だと思う。その為の研修制度。医師にしても、裁判官や弁護士にしても、そうだ。教員だって、それがあっていいと思う。全て、臨時教員的な身分にして、それから、一般人を入れた客観的な判断で、正式な教員に選ばれる制度を取ったらどうだろうか。ストレートに教育学部を来ている人以外に、一般人もしばしば教壇に立つべきだと思う。学校での親御さんの参観は、常に出来る様にするべきだと思う。
 教員にも生き甲斐があり、そして、生徒にとってもとても楽しい学校であれば、少なくとも、今よりは問題は少なくなるはず。
 今の様に、受験一辺倒の学校であったり、親と教師の間に溝があって、帰っても塾に行っている何て、教育ではなく、子どもと共に育つ共育でもなく、子どもの心に響く響育でもなく、狂った狂育って感じだ。
 自分の大学の時の同級生(女性)で、在学中に、辞めたい辞めたいとしきりに言っていた人がいた。ここまで(専門3年)来たんだから、頑張ったらと、周りが説得していた。で、留年し、やっと国家試験に合格した。初めはそんなボロボロの彼女だったが、最近遭った時には、別人の様に生き生きして、今が一番幸せって感じで言われていた。今は、関東で子ども大好きな小児科医としてバンバン働いているのだ。在学中に同級生の女性が7名いたが、その中で、自分が見た感じでは、今では一番輝いて見えるかな。
 10年経つと、したことの意味が半分になると言う考え方がある。入学した時の価値が、10年後には、半分に、20年後には、更に半分に、60歳過ぎの定年の時には、16分の1でしかないのだ。
 人間は、変わりうるモノ。たった一度の試験だけで、全てが決められは、ホントに困りますネ。敗者復活戦、再チャレンジ、これも、生きる上での醍醐味でしょうか。


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高校生クイズ

2008-09-06 10:23:36 | Weblog
 昨日、19時から2時間半近く、「第28回高校生クイズ」があった。1県1校って感じで、全国から超エリート校50が3人ずつのペアーで出場していた。 
 熊本県は、公立高校の熊本高校が出ていて(熊高は、公立高校では、国立の医学部合格者数は、全国トップ?とか)、熊本日日新聞には、「熊本からは熊高1年チームが難問に挑む!」なんて載っていたが。
 で、熊高(くまたか)の成績は、初めの50問中19問解けて、50の中では、18位。1年生で素晴らしい成績と思いますけど。
 で、その問題たるや、正に、難問で、パズル的色彩も強い。1位の奈良の東大寺学園高校でも、50問中38問しか解けていない。
 が、中には、小学生(11歳)の時に、漢字検定1級に合格している人もいて、漢字の問題に関してはメッチャ強い感じで、海鼠・海豹・海驢を、なまこ・あざらし・あしかと読めているのには、ホント感心しました(5/50が正解)。又、学校の授業が暇なのでと言って、フランス語2級に合格している高校生や、有名高校の中には、奈良の(京大合格数全国1の)東大寺学園高校の様に、校則や宿題もない自由な校風の高校もあることを知り、嬉しくなりました(私の知る限りでは、校則が、県立の福岡の修猷館高校や熊本の熊本高校にもないはずだが・・・)。
 問題も、かなり詳細に聞いてくるので、それなりの対策が必要な感じで、3人で分担して、それぞれの得意分野の担当を区分けして挑戦している感じだ。例えば、最後の2チームに残って決勝戦となった東京の開成高校では、学年1位の頭脳のリーダーに、エコノミクス甲子園優勝者とクイズ研究部部長の3人で組んでいた。リーダーは、円周率を150まで言えるとのこと。昨年優勝校の鹿児島ラ・サールは、ベスト8位にも残れなかったが、88ある星座の問題で、このチームだけ、オリオン座・アンドロメダ座・ぎょうしゃ座の3つを当てていたが、その担当の人をちゃんとあらかじめ一人決めていたと言われていた。
 1936年ベルリン五輪女子200m平泳ぎで、日本人女性として初めて金メダルをもたらした「前畑秀子」、この時の状況を説明するアナウンサーの状況が教科書に載っていて、今でも、思い出せるが、問題は、その時の銀メダル選手は誰か?との質問で、答えは、ドイツの「マルタ・ゲネンゲル」で、50チームの内3チームもがちゃんと解答していた(スゴイなあ!)。
 映画のタイトルにも詳しい。文学作品にも詳しい。凄いなあ・・・!
 「厚さ1mmの紙を30回半分に折りたたんでいったとすると計算上どのくらいの厚さになるか?」なる質問で、2の30乗となるが、2の10乗が1024なので、1024×1024×1024となり、それをKmに直せばいい。が、言われてみればそうだが、それを短時間で解答まで持って行って正確に書くとなると、やはり、それなりに訓練がいる感じだ。(2/50が正解)答えの1074Kmの距離とは、東京とソウル間(1150Km)程にもなるとのこと。
 上位8チームの闘いでは、アメリカの州50や、星座88や、元素の名前、円周率などでのラリーがあった。
 円周率を覚えて何になるのかと言う人がいるが、じゃあ、100mを速く走って何になるのかと言われると、躊躇してしまうかな。
 その覚え方だが、いろんな方法があると思う。私は、今でも、100まで、間違いなく言える。しかし、私の場合、私なりの方法で、両手指を使って覚えている。それと、リズムで覚えている。これをすれば、やる気さえあれば、誰でも覚えられる!!と思っている。
 その具体的な方法を言うと、右手親指の先を右手の小指の付け根に当て、3と入れていく。で、3141までは、小指に入れ込む。最後の1は、小指の指先になる。5926は、薬指となる。5358が中指、9793が人差し指、親指は、くびれが2つしかないので、一つ目と二つ目の関節の間にかってに一つ作って、右手の人差し指で、2384と入れる。次に、左手に移って、右手と同じ感じでしていく。つまり、左手の親指で左手の小指の付け根から6264と入れて行く。で、リズムで、一気に、3.141592、6535897932、3846264、338327950、2884、1971693、993って感じで何度も(誰もいない時に大きな声で体を動かしながら楽しく)言って覚えていく。やる気になれば、ホントにホント、誰でも、1週間もあれば出来ます!!励ましてくれる人や驚いてくれる人が傍にいると、もっといいでしょう。
 アメリカの州にしても、ごちゃごちゃした感じのカリブ海や中央アメリカやオセアニアの島々やアフリカの国の名前にしても、この指の覚え方で覚えれば、誰でも簡単に覚えらると思っています。例え50歳以上であっても。しかし、高校生の様にラリー形式で速く答えるとなると、それなりの訓練が必要で、とても難しいと思います。
 円周率は、余り役立たないが、都道府県別に人口の多い順に1から47まで言え、だいたいの数まで覚えていると、全国何処の県の人とでも、その数でちょっとした会話が出来るかな(最近順位が変わったのは、兵庫県が北海道よりも多くなったのと、愛媛県が長崎県よりも多くなったのと、それに、30位が沖縄県、31位が滋賀県、32位が岩手県、33位が大分県、34位が山形県、35位が石川県、36位が宮崎県となっているが・・・)が?それに、政令指定都市(横浜市→大阪市→名古屋市→札幌市→神戸市→京都市→福岡市→川崎市→さいたま市→広島市→仙台市→北九州市→千葉市→堺市→新潟市→浜松市→静岡市、人口も大体覚えていると、そこの出身の人に会った時には、楽しい会話まで生まれますヨ)、更には、世界の国別人口(21位フランス、22位イギリス、23位イタリアとなっているが・・・)、1~40まで、覚える気になりさえすれば、これも年齢に関係なく、覚えられます!問題は、強いやる気の維持です!正に、継続は力なりです。グッスリよく眠ることも大切です。体を動かし、上手に気分転換をし、遊び感覚で楽しく出来れば最高です。何事も、好きな人にはかないませんから。
 私の場合、手を使っての覚え方、これを看護学校での免疫学にも生化学にも、利用しています。(例えば、解糖系とTCA回路を覚えるのに、ブドウ糖を右の小指の付け根から始めて、ブドウ糖→ブドウ糖6-P→フルクトース6-P→フルクトース1、6-2p→→→クエン酸→イソクエン酸→→オキザロ酢酸って感じで、20の化学名があっと言う間でないですが、何とか、やる気さえあれば、覚えらるでしょうか・・・?!、一つ抜けると、かって指に入れ込んだ感覚と違った違和感が感じられて、間違いに気が付きます。)
 早押しクイズとなると、全く別の次元で、最後まで質問文を聞かなくて、素早く答えて競争を争うことになる。
 「ひらがな表記の日本の市で最も北にあるのは、・・・」とここまでしか言っていないのに、最後の「は」の語尾が上がっているか下がっているかで、次の内容を予想して、「うるま市」と答えて、正解になっている。で、実際の質問文の続きは、「・・・青森県の「むつ市」、では、最も南にあるのは、沖縄県の何市?」となっている。
 「名前に「ギニア」と付く4つの・・・」までで、「赤道ギニア」「ギニア」「ギニアビサウ」」「パプアニューギニア」と答えるのかと思っていたら、「パプアニューギニア」だけ答えている。で、次の続きの質問の内容は、「・・・国の内、アフリカ大陸にない唯一の国はどこ?」となっていた。スゴイなあ。
 「日本にある29の国立公園のうち・・・」で、押してしまって、カタカナの入った名前を言って間違っていたが、その後の質問内容が、「・・・唯一名前にひらがなが使われているのは、熊本県と大分県にまたがる何国立公園?」の質問だった。答えは、「阿蘇くじゅう国立公園」だったが、こうなると、もう、運もあるかなあって感じだ。
 最後に4チームが残り、難問対決に入った。
 「1~90までの数字から5つを引いて、小さい順に発表するくじがある。連続した数字が現れる引き方は何通りあるか?」との質問を、大道芸人かつ数学者のピーター・フランクルが出題して、20分間で2チームが正解。それも、ピーター・フランクルが2時間も要して、やっと解けているのに。スゴイ!
 又、FBIのインストラクターが、FBIの問題を出し、それも、通訳なくて、英語力以外に論理的な前頭葉を使っての能力も必要と思われるのに、2チームが正解している。スゴイ!
 決勝では、開成高校には、100人以上の、東海高校には、40人以上の熱烈な応援団が付いていて、スゴイ盛り上がりになっていた。
 破れた(27年間、東大合格者数全国1位の)開成のリーダーが、「チームメイトが頑張ってくれたのに、応援してもらったのに、申し訳ない」って感じで涙を流しながら言われていた。(イヤー、素晴らしかったです。感動ありがとう!!)
 勝った(医学部合格者数全国1の)東海のチームの3人も、「二人と一緒にここまでこれて良かった!」「楽しかった、一生のいい思い出となります!」「力を合わせれば出来るんだと思いました。ありがとうございました。」など言われた。
 新聞に、「今夜、偏差値バトルで最強頭脳日本一が決定」何て書かれていましたが、それはちとマスコミは書き過ぎだなあと思いました。しかし、脳に記憶したものからクイズに対応してすばやく出せる能力のスゴサは、誰もが認める所でしょう。それに、3人の専門分野分担のチームワーク、素晴らしかったと思います。(パチパチ)


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思い込み・・・

2008-09-05 10:24:55 | Weblog
 中国人は嫌い、韓国人は嫌い、イスラム教とは嫌いって感じで言われる日本人、少なからずいるかな。
 私は、国としての中国や韓国は、確かにちと問題があると思います。日本に来ていた韓国の人(大学生)が、「日本に来るまで、日本を誤解していた。日本で学んでいる韓国人(大学生)、皆、同じ様に思っている。日本人にすまなかったと。又、韓国での日本に関する説明書に、日本人は建前と本音が違うと書かれていたので、よけいに、変な風に初めに思ってしまう・・・」と言われていた。
 しかし、個人的に付き合うと、そんな偏見は、吹っ飛びます。トロントに行った時に、語学学校で一番親しくしていたのは、コンピューターを専門にしている韓国の青年だった。お茶の関係で韓国の東側にある浦項(ポハン)市と言う所に行って、ホームステイした時に、とてもよく歓迎され、今でもありありと思い出すことが出来る。韓国の真ん中にある清州市に行って演奏した時にも、とてもよくしてもらった。いろんな人と一緒に食事をして、韓国の人がもてなすことに一生懸命であることを知った。釜山に、3週間程行って、ハングルを勉強に行った時も、韓国人と親しくなり、いい思い出が出来ている。
 中国の人とは、(福岡県にいた時も今の熊本でも)中医学を教わり、ホントに大変有り難く思っている。個人的には、皆、基本は同じだと思っているし、私には中国人や韓国人に対しての偏見は持っていない。が、実際に中国に行った人の話だと、特に、トイレ事情などを耳にして、都会はいいが、地方には、あまり行きたい気になれないが。
 イスラム教徒とは、親しくしていた人が多いし、いまも親しく付き合っている。日本のマスコミの敵視する報道にいつも怒りを覚えている。キリスト教徒にしても、キリスト原理主義的な行動をとる国もあるではないか。チベットの仏教徒にしても、テロめいたことを起こしている。それを、イスラム教徒だけ敵視するのはおかしいと思っている。イスラム原理主義の行き過ぎた行動には、大半のイスラム教徒自体が、困っているのだ。
 ダッカの人(9割がイスラム教徒)や多くのイスラム教徒のインドネシア人と接してきて、イスラム教徒に対しての偏見はない。
 やはり、国単位の交渉でなく、民間での草の根外交が、もっともっと積極的に行われるべきだと思っている。
 実際に、その人に接して、経験するしかない。その国の商売人や夜の仕事をする人ばかりを見て、判断するべきではないと思う。
 田舎に行けば、どの国の人も、優しいし、相手を思いやる気持ちは同じ様な気がするけど・・・?!
 川辺ダムのことで、熊本県が騒いでいるけど、現地の人の多くは、反対している。上に行けば行くほど、現地の実態を知らないだけに、ダム建設の方向に動いている現象と何か似ている感じがしているけど。

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放 言・・・

2008-09-04 08:55:31 | Weblog
アメリカでは、オバマ氏が民主党の大統領候補として選ばれるのに、延々と時間が掛けられている。他の候補と討論を交わしながら、ゆっくりと選ばれている感じだ。その期間が長いだけに、他の候補者との違いや自分のしたいことが多くの人に納得してもらえるかな。副大統領の選出でも、今回、マケイン側で問題が起きて、共和党が少し慌てているかな。
 で、大統領がそんな感じで選ばれて、4年×2回=8年で終わりとなる。アメリカだけでなく、先進国は、皆、そんな感じだ。アメリカの初代のワシントンから今のブッシュまでの名前を空で言えるアメリカの子ども達は多いだろう。
 しかし、日本ではどうだろうか?政治家のトップの内閣総理大臣が、1カ月以内で簡単に決められ、1年前後でコロコロと交代していれば、覚えられませーん!日本の場合、首相だけでなく、大臣にしてもコロコロどころではない。政治家は官僚の悪口を言うが、自分の胸に手を当ててよーく考えて欲しい。総理大臣だけでなく、大臣でも、5年以上もした人、戦後に何人いましたか?石の上にも3年で、それがホントに花が咲くにはその倍の年限が必要なはず。
 官僚の頭の硬さは、既に、多くの人の知る所だ。多くのことが、ペーパー試験とコネや学閥などで選ばれてきている。その体質が、地方に行き(都道府県の知事の半分は、官僚出身)、同じ体質になっている。
 大分県の教員採用問題にしても、合格基準がまだ公にされてない。半年で試験問題を灰にした責任を教育長が取ろうとしない。正直者が馬鹿を見る感じで(自己申告では、他に誰も不正をした者が出なかったとして)、そして、いきなり、今年採用の20名が首。
 実際に、佐伯に帰って話を聞いてみると、(親心から不祥事を起こして、親に問題があって)採用された教師は、とてもとても子ども達にも親御さんにも人気があって、惜しまれているとか。
 年に一度の受験勉強を強いられてのペーパー試験中心の選び方が、もう、時代遅れなのだ。それに何故気が付かないのか!選ぶ面接の試験官にも、(今から行われようとしている民間人の裁判員の様に)民間人が選ばれるべきだと思う。教育界を、教育者だけで固めることこと、正に、官僚的発想と思う。
 政治家の世界も、正に、その場だけの官僚的体質になっている。選挙の前になると、野党から深刻な問題を突きつけられているが、それもおかしい話だ。普段にも、しかるべき問題を討論して行って欲しいものだ。年金の問題なんて、ずっとずっと前から、医師不足の問題にしても、ずっとずっと前から言われていることじゃなかったのか。
 多くの政党が、大義名分式に国民の為にと常に言っているが、実際は、政党の為、選挙対策の為に、国民を無視した感じで政治が動いているかな。
 しがらみのない人を選び、しがらみのない人に頑張って欲しい。
 日本では、東国原さんみたいな人のグループ、どうして出来ないのかなあ?
 今の厚生労働省の舛添要一氏、私は孤軍奮闘って感じでとてもよく頑張っている政治家だと思っていますが。
 小池百合子氏が、防衛省の事務次官を首にした力、今改めて考えるに、スゴイことをやってくれたんだなあと思いますけど。

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平井コーチ・・・

2008-09-03 12:55:23 | Weblog
 昨日の夜のNHKのプロフェショナル仕事の流儀で、北島を育てた平井伯昌(のりまさ)(45歳)氏が出ていた。
 彼は、元々は、水泳の選手だった。しかし、彼自身の水泳の成績は伸びず、早稲田大学時代に、水泳選手を断念してマネージャになることを勧められた。初めは少し抵抗があったようであったが、人を教えて育てることの面白さをそこで知ったようだ。
 子どもの水泳教室のコーチをし、その時に、目を輝かせている北島に目を付け、それから彼の指導を徹底的にすることになっている。
 平井コーチ自身も、選手と一緒に、試行錯誤している。
 「コーチは、いろいろ言わなくて、ポイントだけを言うべし!」
 「ハードなトレーニングに耐えさせて、自信を付けさせる。」
 「コーチは、選手の一歩前を歩く。」
 シドニーオリンピックでは、予選の時に、北島に、「軽めで泳いでもいい。」とアドバイスしてしまった。それで、決勝戦に出れなく、失敗している。その時、平井コーチは、素直に北島に、俺のせいだと言って詫びている。
 その翌年の世界選手権では、平井自身の欲が北島へのプレッシャーになった感じで、100mが4位で終わったが、200mでは、「自分のレースをしよう、結果は後から付いてくる!」とアドバイスをし、初めて3位に入り、メダルを手にしている。
 精神的なことが如何に大切かを、平井コーチは、実践でいやと言う程、学んできている。前回のアテネでの100mと200mの金メダル後の周囲からのプレッシャーに北島と一緒に苦しんできている。王者のみが知る苦しさだ。
 選手に嘘を言わない、悪い時は悪いと言う。その理由として、嘘を言うと信頼がなくなるからだと言う。
 実際のデータに基づいて、北島を指導している。ストロークが少なくても、決してタイムは落ちないことを試合前に北島に説明し、彼もそれに納得して、より少ないストローク数で好成績を上げることとなっている。
 北島の体の故障にも悩んできている。北島の悩みは、即、平井コーチの悩みとなる。正に二人三脚。北島は、実によく平井コーチの指導に素直に付いて行っている。今回の北京五輪でも、100mの金メダルを取った時、平井コーチに元に行った時、その金メダルを直ぐに平井コーチの首に掛けている。
 100mの決勝での直前の平井コーチの北島へのアドバイスは、「勇気を持って、ゆっくり行け!」であり、金メダルを取って、北島が平井コーチに初めに言った言葉は、「先生、読み通りです!」だった。
 平井コーチは、勝因で一番大切なことは、選手自らの強い「忍耐心」と「克己心」だと言われた。
 教育は、やはり、その人自身の元々のDNAのモノ以外に、やはり、環境が大切で、その環境で一番大切のは、やはりいい指導者の存在だと思う。特に、スポーツの世界では。

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自分の目で確認!!

2008-09-03 09:47:26 | Weblog
 朝、退院診察のベビーの診察をした(当院では、主として自分が、生直後と退院時にしている)。で、「仙骨部陥凹」がはっきりとあったので、そのことに付いて親に説明した。で、いつもの様に母子手帳を広げていたので、それに自分の名前をサインし、観察の欄に、仙骨部陥凹(+)と書いた。
 その後、その病棟で別のベビーのまとめを書いている途中で、母子の係のナースが、「先生、すみません、さっきの母子手帳が別の人でした!」と言われた。ペコペコナースが誤るので、きつく言う訳にはいかず(こちらも確認してなかったので)、次に持ってきた母子手帳に、又、自分のサインをして、仙骨部陥凹(+)と書き込んだ。で、「ちゃんと名前を確認していないといけないね!」と言って、それでホットした感じになった。
 で、まとめの続きを書いていると、今度は、助産師が、「先生、スミマセン、又間違っていました!」と言って、決まり悪そうに言う。今度は、母子手帳の名前を自分がしっかりと確認して記載。
 朝で、せかせかしていると、確認を怠ってしまう。このまる3年間余、こんなことは、一度もなかっただけに、やはり、慣れは怖いなあと思いました。

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