被災地の方々を思って,子どもたちも「先生!節電しなきゃ!教室の電気消して!」と。
自分たちにできるなにかを,1年生なりに考えてくれています。
その気持ちがうれしいです。
さて
先生の「最近忙しすぎる」
実は,その忙しさは最近のことに限ったことではなく,先生の調子の問題なのかもしれませんね。
仕事の何かがうまくいっていなくて,全体の歯車が狂ってきている。
もしくは,仕事でないプライベートがうまくいっていなくて,仕事に支障をきたしている。
そんなときもあります。
先生の「スランプ」とでもいいましょうか。
そんなときは,その原因が何かも分からないまま,精神的にも追い詰められてしまいます。
イライラもします。
目の前の子どもにぶつけてしまったりすることだってあるでしょう。
子どもはいつもと変わらないのに,なにか子どもの様子が気に食わず,いつもならそんなに怒鳴らないことなのに,大声を上げてしまったり…
そんな状況を脱するために,早く調子を戻さなくちゃいけませんね。
方法の一つとして
簡単な仕事からパンパン済ませていく!
というのがあります。
たくさんの仕事を担っている先生。
今日もやらなくちゃいけないことが山積みです。
「仕事に優先順位をつける」とは,仕事術として王道ですが,ここではこれは置いときます。
優先順位に従って,重要な仕事をしようとしたって,うまくいきません。
先生はスランプなんですから。
だとすれば,簡単な仕事からやっていきましょう。
さほど頭も使わず,時間も使わない,簡単な仕事です。
ちょっとした設営や,事務的なこと,荷物の整理など…
そんな仕事は,スランプの先生でも簡単に片づけることができます。
そうしていくつも仕事をこなしてくうちに,調子づいてくるものです。
勢いが出てきて,重要な仕事だって手をつけられるようになります。
同時に,「10個もやらなくちゃいけないことがある…」という,いつまでも頭から消えなかった重圧が,簡単な方からいくつもこなしているので,「おぉ,もうあと5個になったぞ…」と,軽くなります。
すると気分も晴れます。
早急にしなくちゃいけない重要事項はまた別ですが,自分を調子づけるために簡単なことからやっちゃいましょう。